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『鳴かぬなら、殺してしまえ、ホトトギス』 by織田信長
『鳴かぬなら、鳴かせてみせよう、ホトトギス』 by豊臣秀吉
『鳴かぬなら、鳴くまで待とう、ホトトギス』 by徳川家康
戦国時代を生き抜いた武将達の性格が、この漫画にも
如実にあらわれとりますなぁ~。
自分はどのキャラに当てはまるか読み進んで
みましたが、どれにも当てはまる気が・・・(笑)
ならば、ここで一句。
『鳴かぬなら、鳴く子を探そう、ホトトギス』 byウガンダ
字余り(笑)
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しばらく真面目な展開が続いたと思いきや、たまに真顔で凄い動きを入れてくるので楽しい。
それにしても、どんどん歴史の掘り下げが深くなり、さながら『風雲児たち』の如くなりつつありますな。
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2014 4/25読了。近所のTSUTAYAで購入。
なかなか進まぬ豊徳合体/続く普請で大名たちもだいぶ弱ってきている。その中で、いまいち将軍として心配な秀忠の指南役に宗匠が着いて・・・という巻。
最後、清正がえらいことをやるわけだが、そういえばここ数話ずっとお腹を気にしてたな・・・と思ってWikipediaで史実を確認してうおっとなったり。これは厳しい。
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信長、秀吉、家康に仕え、利休から師事を受けた実在の人物・古田織部を題材にした本作。
今巻では関が原の後、普請で大名をしぼり、朝廷への圧力を増す徳川と、その裏で豊徳合体に動く織部たちが描かれます。
今巻で印象深かったのは、家康が秀忠の姿勢を見て、
「このままでは第二の石田三成になりかねん」と危惧するシーン。
かつての家康も、秀忠のように、石頭で数奇を介さなかったんですよね。
でも、明智光秀の死によって、家康は清濁併せ呑む「したたかさ」を手に入れた。
そのおかげで、秀吉の天下で生き延び、関が原で勝利することができた。
家康と秀忠の考え方の食い違いは、家康が作中を通して考え方を大きく変えていったことを再認識させられます。
また、今巻のラストシーンで家康が
「もはや邪魔者一切を滅ぼす乱世ではない!」と叫ぶところも、
そんな家康の変化を象徴しているようで心に残りました。
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やはり天下人は、清濁併せ飲む器がなくてはなぁと、アソビが無い優等生の秀忠を見て思いつつ…、これが最終巻じゃ無かったのね。
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豊徳合体と同時に、公武合体も成し遂げなければならない古田織部。そんな中でも、三線に心震わせたりしてるのが、らしいといえばらしいですが業が深いといえば、ね。
江戸初期の公武合体で思い出すのは「花と火の帝」。この少しあとの時代の話。絶筆がここまで悔やまれる小説は、個人的に他にはないです。
豊徳合体も公武合体も、合体という名の吸収・隷属を防がんとするための思惑。
結末は知っているだけに、どのように抗っていくのか。その渦中での「へうげ」ぶりが、常に期待させてくれます。
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茶会で茶釜を花入に利用したシーンが描かれた。茶の湯の道具とは、使う人、見る人の心が入るものであるから本来ジャンルに分けられるものではない。