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表紙買いしてみた本
『日記の書き方』について教えてくれる本
高校生くらいで出会いたかった
久しぶりにちゃんと日記書いてみるか…と思った
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子ども向けの本なのか、易しくて、柔らかい表現でのことばづかいで、海の中の生き物が会話をしながら進めていく物語になっています。
主人公のタコジローの気持ちは痛いほど理解ができて、共感ポイントがたくさんありました。
頭の中にある思いや考えを整理して、言葉として口にするまでの工程が噛み砕いて描かれていて、大人になった今でも、なるほどそう考えればいいのか。と発見ばかりでした。
自分自身が思春期の時にこんな素敵な本に出会えていたら‥と思いました。
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書いて整理することって自分を理解するのにとても大事、ということを子どもでも理解できるような平易な文章で物語に出来ていてすごい。
ついこの前、ステップアップへのチャレンジを控えている後輩に、私自身が伝えられる表現でアドバイスを送ったけど、私が言いたかったのはこういうことだったな。表現は子どもに伝えるために調整されているけど、大人にとってもちゃんと理解し自分のものにしておくべき内容。
小学生にもわかるように、ってよく言われるものの、実際に表現しようとするととても難しいもの。小学生までではなくとも、相手と同じ目線で伝えるべきことを伝えられるようになりたいと思いました。
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児童向けのコーナーに置かれていたので敬遠していましたが、ジブリ映画は老若男女問わず、評価されてるしな…と自分に言い聞かせて、購入。
結果、たくさんの気づきを与えてくれた名著でした。
読みながら感じたのは、自分との向き合い方って、学校では教えてくれないから、私を含めて大人でも出来ていない人ってけっこういるかもと思いました。
私がこの本の評価を★5にしたのは、日記を書くことの意義や、書き方のコツがわかるからとかではなくて、「自分を知る」ことの大切さに気づかせてくれたからです。
自分を知ることは、向き合いたくないことも突き詰めて考えないといけないから疲れるし、面倒です。
でも、自分を知らないと、自分を信じられず、自分を好きになることも出来ず、寂しい、辛い、誰もわかってくれないという気持ちに陥ってしまうと思います。
私も本書を読んで、日記をつけ始めました。
誰かに私を理解してもらうのは大変だと思いますので、まずは私が私を理解することから始めてみます。
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感想
孤立する。交流を断つことではない。自分の想いを記号化することで他人と交流する端緒とする。相手を知るためには自分を知ることから。
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古賀さん新刊『さみしい夜にはペンを持て』をようやく読めた。上質なテキストの絵本、といった読後感。生きる上でのもやもやを言葉にすること、思考に形を与えること、それを自分を含む人と共有すること。生きることが冒険なら、言葉にして、文章を書くことはその針路になる。
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今まで読んだ本の中で一番最速で読んでしまった、これからも読み直したい愛読本
なんで書くんだろう、書きたい気持ちになるんだろうと思い続けていた答えが見つかった気持ち
この感想を書けていることもこの本のお陰なのかもしれない
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学生の頃の自分に読んでほしい一冊。表紙も挿絵もかわいい。私は読書感想文が苦手だったので、ヤドカリおじさんの言うことが沁みた。早速日記帳買ってこようと思う。
・考えるとは「答え」を出そうとすること
・自分だけのダンジョンを冒険=自分を知る
・ことばの色鉛筆を増やす
・全体より細部を見つめる
・愚痴や悪口は過去形にする
・「書くもの」の日記が「読むもの」になる
・悩みごとをふたつに分けて考える
どんなに考えても答えが出ないもの=心配事
いまの自分にできることがひとつでもある=考え事
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【書くとき『手を動かすこと』が面倒くさいんじゃない。『頭を動かすこと』が面倒くさいんだ。】
書くことは面倒くさいと思っていたが、何が面倒くさいのか深く考えたことがなかった。だから何となく書くことが億劫になり、結果として考えないことが当たり前になっていった。考えること=書くことだ。とにかく考えろ自分。
【『へんなこと』を書かないようにことばを選ばなければいけないと思っている。】
→上手く書こう、表現しよう。この時点で本当の自分のことばじゃない。思いつくだけ考え、気持ちを選びぬく。それが考えるということ。消しゴム機能で消し込めるのだから考えぬくことに臆病になるな自分。
【自分にとって最大の謎は『自分』。その謎を解くために日記とペンを持つ。】
→日記は出来事を書くことじゃない。考えぬいき自分を書くことだ。そうすれば自分が好きになる…かも。
私は自分が嫌いだ。でも何故嫌いか何となく分かったような気がする。何故なら自分を理解出来ていないから。
理解しようとしていなかったからだ。
【スローモーションのカメラであの時を眺めて、スローモーションのビデオであの時を映す。】
→なるほど。何気ないことでも細かい描写まで表現する事で何気ない事が色彩豊かな出来事に変わる。
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挿し絵が沢山で、漢字も少なめなので、
対象年齢は低めなのかなと思ったけど、
内容はしっかりしていて色々と考えさせられました。
日記を読むために書くというのは自分にはなかった視点でした!
何回でも読み返したくなる本です。
ただ何で海の世界をモチーフにしたのかは謎でした。笑
そのせいで引用する文献が「泳げメロス」や「吾輩はウニである」などに変更されてて内容も分かりづらくなってる気がしました。
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「さみしい夜にはペンを持て」
思わず口にしたくなるような、漫画の登場人物のセリフのような、とても素敵なタイトルに惹かれてこの本を手に取りました。
書くことで自分と向き合うをテーマに、主人公タコジローの物語として誰でも読みやすい形式の小説型自己啓発本です。
とても感動した、と言葉にするのは簡単ですが、そこからさらに一歩踏み込んで、自分の生活の中でも書くことを始めてみよう、そう思える本でした。
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映画を観ているような感覚だった。それに、タコジローが日記を書く度に俯瞰して物事を考えられるようになった気がする。ちょっとね。
こうやって感想を残すのも日記を書くことに似ているなと思った。忘れた頃にここに戻って来てもいいね
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ぼくと夏休みの日記を、バージョンアップさせる日記の話。
この話を読むと日記が書きたくなると私は思った。
ストーリーとしては王道だけれど、書くということに苦手意識を持っている人、何かしらの悩みがある人、イライラしている人には手に取って欲しい一冊。
書くことは素晴らしい。
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書いていた事があったから、読み返してみよう。
日記はかなり前に少しだけ書き続けていた事があった。高校の同級生が小さい時から続けていて、いつもみんなとの思い出を誰よりも詳しく楽しく覚えていて、それが羨ましくて、何かのきっかけでその事を思い出して、大人になってから真似して書いていた。
でもやっぱりなかなか続けられる物ではなくて、何日か続いていつのまにか忘れて、たまに思い出して書き出して、また忘れて。それでも良かったのかなと、この本を読んで思った。
自分の事を好きになるために書いたわけではなくて、人には言えない思いが多かった気がしていたから、せめて書いてみようと思っていた。思い返せばずっと日記に興味があるんだなー自分はと気付いた。
これもまたきっかけだから、また書き始めてみようかな。読み返すのが楽しみになるのかな。自分の事が少しだけ好きになれるかな。少し期待しながら、まず今日書いてみよう。
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さみしい夜にはペンを持て
古賀史健
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タコのタコジローがヤドカリのおじさんと出会い、日記の書き方を通して言葉の大切さや自分との向き合い方を教えてもらう。
日記の書き方は、その日にあったことをただ書くのではなく、その時の気持ちなんかをスローモーションで書くとか、その時に感じた「すごい」や「きれい」と似たものを探すとか、ネガティブな気持ちは過去形にする、などを教えてくれるんだけど、タコジローがおじさんに色々教わって心がちょっとだけ強くなり成長していく過程が良かった。
以前は日記を書いていたけど捨ててしまって...また、10年後の自分という読者のために?書いてみようと思った。
2023/08/27 読了(図書館)