イングランド銀行公式 経済がよくわかる10章 みんなのレビュー

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投稿者：道標　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

一般向けの入門レベルの本なので、経済学の基礎を英日バイリンガルで学ぶのに適していると思います。

以下の、英語の原書、英語のAudio Book、日本語訳の3点セットがお勧めです。
Can’t We Just Print More Money?: Economics in Ten Simple Questions
[Kindle/Paperback版; Amazon Audible (audio book) 版)]
イングランド銀行公式 経済がよくわかる10章 (邦訳)

私自身は、まず日本語版の太字部分だけ軽く目を通してから、Amazon Audible版（英語）で一通り聴いて、必要に応じて英語版を見にいく感じで進めました。

英文テキストを見ながら英語音声を聴きたい人は、複数の端末を使うと便利かと思います。スマホでAudible版を流しながら、タブレットで英文テキストを開けば、同時に両方を操作できるので、ラクかと思います。
iPadを使っている人は、Split Viewで、Audibleと英文テキストを並べるとちょうど良い感じになります。

内容的には、7章のWhat actually is money?
10章のCan’t we just print more money?　
の2章が興味深かったです。
前者は、お金に関する基礎的なことを扱っています。
後者は、バブル崩壊後の日本のことにも言及しています。

「内容が簡単すぎる」という人には、寧ろ、英日バイリンガルで学び直すのにお勧めしたいです。
人によっては、「英語多読多聴の一環」くらいのイメージでも良いかも知れません。

ちなみに、英語の原書、英語のAudio Book、日本語訳の3点セットが揃っている経済学系の有名な本と言えば Nudgeですよね。

あと、ビジネスにおけるイノベーションに興味があれば、
Innovating with Impact
Ted Ladd and Alessandro Lanteri
も面白いかも知れません。
3点セットは揃っていませんが。

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投稿者：かずさん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

経済学と言うと難しい数式や専門用語が多く避けたいと思っている一人だったが、新聞やネットでも日々の経済活動が取り上げられ政府は多くの個人に投資を勧めてきている現在で最も基礎的な部分を理解できないかと思っていた。本書は経済学の基礎的部分を実際に生じた事実を例に取り上げながら一般人に解りやすく書いている。９章の経済危機と10章の０金利政策の部分は特に集中して読めた。普段のなにげない生活行動にも大いに経済が関わっている重要性を感じさせられた。