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今回も心温まるお話がいっぱい。
先代の事や良子との思い出などもとても良かった。
まだまだ続いて欲しい。
そして、早く続きが読みたい。
硯さんみたいな店主がいる文房具店があれば行ってみたい。
どこかにあるといいのに、四宝堂文房具店。
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今回も、実際に出会いたい素敵な大人たちがたくさん登場。
“名刺“の会長とレストラン支配人、“栞“の旅館女将、“色鉛筆“のトミーと硯の祖父たち。硯も祖父の心意気を引き継いでいるのだろう。
“名刺“登川さんのその後も良い。『銀座の総務』良いなぁ。
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先日、1巻を読んで、そのままの゙勢いで2巻を手に取りました。
今作も、
単語帳
ハサミ
名刺
栞
色鉛筆
と5つの作品が収められていました。
前巻同様で心温まる物語でした。
ただ、1巻2巻と続けて読んだ私は、少し残念な思いもしています。
続けて読むと1巻からの流れできているので、結末までの文章の形が1巻と同じスタイルなのだろうと、勝手に思っていました。そのスタイルが1巻とは違っていて少しがっかりしました。(四方堂に行って話を聴いてもらい、二階で書き物をする。という流れが好きだったのです)
それでも物語は、家族の話だったり、学校での話。職場での話。どれも心が優しくなる物語でした。
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銀座の文具店「四宝堂」の店主 宝田硯 を中心とした物語の第2弾
『単語帳』では娘の結婚を控えた父親の話 父親と娘の絆は単語帳に…
『ハサミ』では職業体験実習を受け入れて…
『名刺』 定年を迎えた会社員・登川が入社からを回顧して…
『栞』 幼馴染みとの旅行に行ったのだが…
『色鉛筆』 米国のデザイナーが「四宝堂」を訪れ…
以上 5つのエピソードが収録されている
【涙腺崩壊ポイント (私はここで涙が流れた)】
『栞』 P234
硯が幼馴染みの良子と旅行に行く 天候が悪化したために急遽変えることにする
その電車の中 良子が硯との出会いからを振り返る中で 小4の授業参観の一幕
硯が一番に手を上げ詩を発表する タイトルは『友だち』
友だちがいなかったから 知らなかった楽しさを 友だちができたから知ってしまった
この気持ちって どれだけの人が実感できるのだろうか?
ここで涙が溢れてしまった
『名刺』 P193
定年を迎え最後の出勤日を過ごし ひっそりと帰路につく登川さん
道すがらに入社から回顧する
と 会社でも利用していた文具店・四宝堂に立ち寄ることになる
店内を巡り 銀座を見渡せる踊り場を通り 2階へ行くと見知った面々が出迎えてくれる
雨の降りだした銀座の夜景を観ながら思い出に耽るってどんな感じなんだろう?
ここでウルウルとしてしまった
『ハサミ』
クラスでの関係性に悩む晴菜が職業体験実習に文具店・四宝堂を選択する
一緒に実習するのは三橋くん サッカー部のエースで女子人気もある
二人には 課題として催事売り場の商品選びと展示・ポップを任せられる
文房具をゆっくりと眺めながら吟味するのってなかなかできないよね
ここでは涙ではないけれど ほっこり・しっとりって感じでした
エピソードが お客様を中心に展開されるため 年齢・性別・職業etc.と設定が固定されないのは広がりがあって面白さがあり 硯と良子の関係性と今後が楽しみのもなってきています
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Amazonの紹介より
感動の声、続々。待望のシリーズ第2弾!
銀座の文房具店「四宝堂」は絵葉書や便せんなど、思わず誰かにプレゼントしたくなる文房具を豊富に取り揃える、知る人ぞ知る名店だ。
店主を務めるのは、どこかミステリアスな青年・宝田硯。硯のもとには、今日も様々な悩みを抱えたお客が訪れる――。
クラスメイトにいじられ浮いていると悩む少女に、定年を迎え一人寂しく退職していくサラリーマンなど。モヤモヤを抱えた人々の心が、あたたかな店主の言葉でじんわり解きほぐされていく。
いつまでも涙が止まらない、感動の物語第2弾。喫茶店『ほゝづゑ』の看板娘・幼馴染みの良子と硯の出会いのエピソードも収録!
人生において、お世話になっている文房具。それぞれの思い出に文房具エピソードが上手く溶けこんでいて、じんわりと感動やほっこりした気持ちになりました。
こうして読んでいると、色んな人生の場面で文房具を使っていたことに感慨深いものが込み上げてきました。
普段は百円ショップといった比較的安価などうでもいい(失礼)文房具を買うのですが、たまにお高いものを試すと、やっぱり違うなといつも思ってしまいます。
手に馴染み、高いものを買うからこそ、愛着がわく。この作品では、実際に発売されている商品を紹介されていて、思わずネットで調べたくなってしまいます。
決して安いというわけではありませんが、人生の大事な場面だからこそ、ちょっとは良いものを買ってみたいなと読んでいて思いました。
でも、安い商品でも、長く使えば愛着が湧いてきます。物を大切に扱うことが大事であることを感じました。
また、物語の舞台である「四宝堂」のような施設もぜひ行ってみたいなと思いました。
「四宝堂」に来る客のエピソードは、どれも魅力的で面白かったですが、それだけでなく、幼馴染との出会いや主人公の過去のエピソードも描かれています。
登場人物の背景を知ることで、色んな発見もできたので、物語にグッと深みが増しました。
文房具好きな人もそうですが、あまり文房具に興味のなかった人も、この作品を読むことで、再認識するのでは!?と思うくらい、人と文房具が寄り添っていて、温かな気持ちになれました。
ぜひ、第3弾も期待したいです。
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単語帳…展開は読めたのに涙がにじみました、やられた〜
栞…良子さんがんばれ!硯さん、にぶいー
色鉛筆…途中で出てきた鉛筆削り、欲しくなってネット検索しちゃいました
今回も優しくほんわかした物語でした、疲れた心にしみました
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素敵なお話でした……。
雰囲気がすごく好き。
いいなぁ。あんな文房具屋、どこかにホントに無いかなぁ。。
是非行ってみたい。
くさくさした心が癒されるお話だった。
是非、もう少し続いて欲しいです。
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【あらすじ】
結婚を控えた娘から届いた一通の封書の中には、単語帳と特急列車のチケットが入っていた。
単語帳に記された娘からの指示通り、特急列車で妻と東京に向かった私を待っていたものは———。(「単語帳」より)
銀座の老舗文房具店「四宝堂」を訪れる客と店主との交流を描いた連作短編集第2弾。
【感想】
1冊目も素敵な物語ばかりでしたが、2冊目はさらに素敵でした。
店主である硯(けん)ちゃんや良子さんに愛着も湧いてきたせいもあるかもしれませんが、物語の中に横たわる優しさに今回もじんわりと心が温かくなりました。
寄り添うってこういうことなんだ、と改めて気付かせてくれるお話ばかりです。
文房具好きな方、ちょっと心が疲れているので癒されたいという方にぜひ、読んでいただきたい作品です。
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シリーズ二作目。
一作目よりこちらの方がさらによかった。
特に「単語帳」「名詞」「色鉛筆」が好きだった。
恐らく、主人公の信念や生き様が強く感じられるものが好みなんだと思う。
そういう想いにしっかり応えている硯さんもやっぱりいい。
それと、硯さんの
「とんでもないことでございます。」という正しい日本語も人柄が滲み出ていて、読む度にいいなと思った。
シリーズがさらに続きますように。
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☆4.5
シリーズ第2弾
どのお話も感動的なものばかりで、ほろりとさせてもらいながらの読了でした。
硯と良子のこれからも気になるので…第3弾が出てくれることを期待しながら待ちたいと思います❁⃘*.゚
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10/15~16
Kindleで読んだ。
銀座の文房具店「四宝堂」の店主は、どこかミステリアスな青年・宝田硯。硯のもとには、今日も様々な悩みを抱えたお客が訪れる――。クラスで浮いていると悩む少女に、定年を迎え一人寂しく退職していくサラリーマンなど。モヤモヤを抱えた人々の心が、あたたかな店主の言葉でじんわり解きほぐされていく。
シリーズ2作目。
全部すごく良かったなぁ。
1話目から泣かせにきてる…。
結婚する娘からのメッセージ。
カードメモでどんどん綴じていけるのがいいね。
いろいろな文房具が出てくるから勉強になる。
“鉛筆削り専門のメーカー”があるなんて知らなかった。
HP覗いてみたら面白かった!コスメ専用鉛筆削りとか。
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「ハサミ」は中学生の爽やかなお話でほほえましく読んだ。2人ともそのまま素直に育って欲しい。
「名刺」もいい話なんだろうけど、やっぱり当時の働き方は無理があったんだな、と思わせる。今だとアウトだろう。
中でも「色鉛筆」が一番好き。確かに昔、色鉛筆に『はだいろ』って色の名前があって、当時は何も不思議にも思ってなかった。
誰に対しても紳士な態度の硯さんに好感がわく。
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1に続き、
人と人の繋がりだけど、顔も知らない人たちが四宝堂で素敵な繋がりを持ち、文房具たちに思いを込めなおして話を進めていく。
しかも、立地が「銀座」。文房具のことだけでなく、人との繋がりですら、薄くなっていそうな場所なのに、硯さんと良子さんがいることで、温かい世界になっている。
こんな、文房具店に出会いたい。
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2巻が発売されたと知り、即買いした。
全話好きだけど、琴美さんの両親への単語帳での粋な計らいに私は感動した。
3巻が待ち遠しい。
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どの話も上品で、騒々しい日常とは少しかけ離れ過ぎている。まぁ、物語の世界だからそれがよいのかもしれない。文房具の豆知識を得られる。
このお店に流れる時間のような日々を送りたいものだ。