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投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
もがきテレビ業界の裏側的な部分も少しだけですが見ることが出来たような感覚になることが出来て、おもしろい。
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たりなくてよかった。
死んでも良い、と思える瞬間に出会えるのは本当に羨ましいな。今死んでもいい、って思える瞬間のために生きたい。
俺も興味があるのは結局人なんだよな。
テレビへの絶望というか、企画から考えて、人をはめる、っていう主流の作り方への違和感はここにあったのか。もう少し、自分の中での言語化は欲しいものだけど。
テレビマンでもライブからやっていく、ていうことができるんだな。ライブじゃなくてもDVDとか。稀有な人。
山ちゃんの対談のが1ページ多かったですよ!
おめでとうございます!
所々山ちゃんの熱々の原液をぶっかけられるところがあって何回も爆笑してしまった笑
たりないふたり解散に対して山ちゃんの
「いやまだだよ!」にめちゃくちゃ勇気もらいました。僕も頑張ります。
憧れは絶望と共存している
めちゃくちゃ身につまされたし、
熱くなったし、嗚咽するほど泣いてしまったし、
感銘もめちゃくちゃ受けたし、共感もしたんだけど、どうしてもテレビ局員は制作会社社員と立場、給料が段違いだからな、とか、だから趣味の一環なんてことが出来たんだよな、とか考えてしまう自分がクソキモいです。本当にどうしようもないクズ。
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「たりないふたり」は、「たりないさんにん」でもあった
面白かった。安島さんの本を読めてよかった。
自分が大学時代に出会ってから、10年以上ここまで楽しませてくれたユニット「たりないふたり」を作り出してくれた安島さんもまた「たりない」側の人だった。
山里さん若林さんよりも5歳ほど年上の著者がどのように、「たりない」側の人間として、マチズモ的価値観の強いテレビ業界で戦ってきたのかが真摯に書かれていた。もちろん、「たりないふたり」というドラマ化もされた伝説的なユニットが如何に生まれたのかという背景部分が十分に記されていながら、一人の男性のテレビ奮闘記が克明に描かれていた。
山里さん、若林さんがもがき苦しむ姿に気づき、二人をつなげる事が出来たのは他ならぬ著者が同じような傷を持っている人だったからなのだと、本書を通じて初めて知ることが出来た。
本を書くかどうかを相談した若林さんからのメッセージとして、本書を書き上げる事は【明日のテレビマン】へのメッセージとして意味のあることだから背中を押されたことを書かれているが、
一人の人間が、自らの「やりたい事」「できる事」「やらなければいけない事」の間で悩み苦しみながらも仕事に向き合ってきたのかが存分に書かれている本書は世の中で働く【すべての社会人】にとって参考になる内容であった。
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「たりないふたり」なんていう漫才ユニットがあったんだ。山ちゃんとオードリー若林さんの当時くすぶっていた二人のコンビ。どんなやりとりがなされていたのか知りたい
#でも、たりなくてよかった
#安島隆
23/9/8出版
#読書好きな人と繋がりたい
#読書
#本好き
#読みたい本
https://amzn.to/3PdK3oq
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たりないふたりって漫才なんだけど、なんというか人間の深層をえぐり出して、さらけだすユニットなんだよね。
その素材はかなり生臭いし、照れ臭いけれど、誰もが形は違えど持っている。それをネタにして笑いに昇華させるという。かなり離れ業。ちなみにあちこちオードリーも形は違えど構成としては同じことをしていると思っている(だから好き)
実はテレビの放送は後追いで見て、初めて見たのは「明日のたりないふたり」をリアルタイム見たんだけれどなんか、すごく見ていて疲れてしまったのを覚えている。後に背景を知って納得。
ともあれ、なんかヒリヒリして泣ける本でした。
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若林さんや山里さんがM-1で広く知られるようになってから、名実ともにトップ芸人となった現在までの歴史を、観客目線でなく伴奏者目線で語った物語という感じがしてとても面白かったです。
半ば自虐のように「たりない」という看板を掲げたお笑いが、たくさんの人の笑いと共感を呼び、ふたりの半生を描いたドラマ化までされていくさまは、ほんとに「事実は小説よりも奇なり」を体現しているな、と感動しました。
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山ちゃんと若様のことのラジオを聞いてるなり、ドラマを見たなり、本を読んだりしたので、ちょっとおもしろい本だと思いました。
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たりないふたりサーガ ファンブック、と言うには良すぎてまたポロポロ泣かされてしまった。
安島さんすぐ泣くネタはよく聞いたけど、そら泣くわと感情移入してしまった。
明日のたりないふたりまで見た人なら読んだ方が良いです。山ちゃんの前向きなコメントも嬉しい。公園でダラっと漫才たまにやってくれたらいいなあ
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「憧れ」って、 その人になれないという「絶望」と共存していると思うけれど、その二つの隙間が一番がんばれるポイントなんですよ。そこで諦めず、 食らいつこうっていう努力はしていました。 自分の憧れにちょっとでも触れていれば、そ の瞬間だけは憧れたものになれているかもしれない、という狭間です。
内容はまあまあ、たりない二人の裏側がしれたのはおもしろかった!
しかし、こんなに内面まで踏み込めるものなのかというか、とんでもない量のコミュニケーション重ねたんやろうなーっていうね。安島さん、めちゃめちゃ頭良い人なんやろうな。
こういうものづくりの仕方、憧れるな・・・
最後の二人それぞれとの対談面白かった!
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オードリー若林×南キャン山里による「たりないふたり」の産みの親である安島さんがテレビ業界に入ってからのアレやコレやをまとめた本。
この本を一言で表すと「エモ!!」です。体育会系のテレビ業界の中でニッチな人柄(人とは違う)でそれでももがいてきた思いはどう考えても「エモ」さが段違い。
そして彼も何かの運命に突き動かされている人ですね。天才と天才を掛け合わせて世に解き放つ天才。癖の強すぎる食材をこれほどうまく調理するとは。
だが、情熱はある安島編もぜひ作って欲しいです
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「たりないふたり」ファンならば一読してもいい本かなと思う。特に若林さんと安島さんの対談を読むだけでも価値があると思う。
安島さんを含めた最近名を聞くテレビの裏方さんたちはみんな演者を大事にしているなと思う。成立させようともがき、粘り、人を動かす。
そんな人たちが演者さんからの信頼を勝ち取り、より大きな面白い企画を成立させていくのだろうなと思った。
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ただ、正直言うとこの本は少し物足りない。何か奥歯にものが挟まったような、過程と結果がつながっていない、そんな感じがした。
「たりないふたり」はほぼドキュメンタリーであり、みながラジオや配信、テレビなどで知っていることを裏方目線で補足したものであまり新鮮味がなく、それ以外の部分もぼんやりとしか見えない、本自体は面白いのだが、何か腹落ちしない感じが残った。