紙の本
今回のラストは衝撃
2023/10/10 10:33
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投稿者:弥生丸 - この投稿者のレビュー一覧を見る
毎年楽しみにしている爽香シリーズ。
今回は堀口豊画伯の遺言メッセージから始まり、老い仕度というものを感じる。
続いて同窓会のパーティーが出てくる。中年以降の同窓会は、人生の明暗がはっきり浮かび上がる場だと思う。「今、何してるの?」この問いを投げかけられるのがつらい場合もある。
そして冤罪疑惑。校長に昇進する恩師河村布子を通して爽香に事件が舞い込む。地方の黒い権力者も関わり、サスペンスへと展開。
今回のラストは衝撃。今から次回作が気になる。
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相変わらず、登場人物が多すぎて収拾つかない感があるけど、一応きれいに終わった、かな?
最後、瞳の友達が刺されてしまったけど大丈夫だろうか。。。
衣子がM学院の校長に!
そして同時に、かつての知人から、「娘の無実を晴らしてほしい」という依頼が、衣子→爽香へ。
明男は人助けをしたら殺人の嫌疑をかけられたりとか、ハラハラした。
小さな町の汚職というか、ブラックボックス?
ある意味今どきなネタかも。
ナイフを振り回してるところをスマホで撮って、SNSに拡散、とかも現代的。
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読者と同じペースで年齢を重ねるヒロイン爽香も、もう50歳!
確認したら初登場が15歳だから35年も続いてるのか。
本業のはずの仕事よりも、周囲の人に頼られて動き回る方が忙しいw
周囲にも、爽香に似た人が集まるようでw
日下の件は、どうなることかと思ったわ。「副業」を持ち掛けられたところでヤバイ感じがしたし。
それにしても、あの刑事。心底ろくでもない。でも、あの人たちのリアクションに笑ってしまった。うん、赤川作品はこうでなくっちゃね。
シリーズの続きも楽しみ。
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おーっ!とうとう50歳か!いつまで続くんだろうね。
安直に読める安直なお話、こういうのが年に1冊くらいあって良い。
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杉原爽香50才
毎年、出版の度に1才、登場人物たちが歳を重ねていく
今回は、恩師の布子の友人の子供の免罪を晴らすことに
自分よりも少し年上ですが、ほぼ同世代ということで、毎年読めることを楽しみにしています
今回は亭主にも危険が及び、人を殺した過去が周りに知れ渡ることにもなるが
歳を重ねるということは、それたけ登場人物たちも鬼籍に入る人もふえるということ
赤川次郎さんにも、シリーズが無事に続くように元気でいてもらいたいものです