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投稿者:紫苑 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ひとりひとりに人生があって、それはそれぞれ全く違うもの。抱えているものも置かれた環境も、良くも悪くもその人だけが感じるもの。その中でそれぞれが出会うべくタイミングにそれぞれの出逢いがある。それがどんなものでも、どんなに些細なものでもそれが何かのきっかけになることがあるんだと気づくことができる作品。自分の人生にもきっとそんな出逢いがいつかきっとあることを信じて。
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過去に出版された作品のセレクト集。
その点が残念ですが、良作の集まりなのでうるっときます。
電車など人の多いところで読むのは要注意です。
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森浩美さんの作品を読んだのは、本書が初めてです。
いつものように本屋さんで物色していると、
家族だからこそ、伝わらないこともある。
という帯の文面が目に入りました。
なるほど、一理あるなと思って手に取り、更に読んでみると、
「家族」シリーズ、待望のベスト版!!
全64作ある家族をテーマに描いた感涙作から7作を厳選。
と書いてあり、これはちょっと読んでみようと、そのままレジに向かいました。
収録されている7作品を読むと、いろいろな家族(夫婦、母と息子、父と娘、姉妹など)の関係が描かれており、どの作品からもほろりとさせられましたが、母と息子(子供から大人まで)の関係が最も多く、私が好きな作品もそうでした。
とりわけ、
「ママ、みーつけた」
「最後のお便り」
の2作品にはやられました。
やはり、母への想いは(理屈ではなく)命あるものの本能なのでしょうか。
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読んだ後に心がほわっとします。
一つ一つの短編の文量が少なく、手軽に読めますが、通勤電車で読むのはおすすめしません。
人前で涙目になりたくない人は、こそっと独りの時に読みましょう。
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所々泣きそうになりながら読んでいました。
家族の温かさが伝わり、
父と母に"ありがとう"と伝えようと思う。
そんな小説だと思います。