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ブリッジウォーターアソシエイツの創業者がまとめた世界予測の本。予測と言っても根拠なく未来を予想するのではなく、過去の歴史を振り返り教訓とすることで、未来をあゆむための方策、対策を考えて備えることが大事だとある。
未来は予測不可能であるが、歴史は繰り返されるどの前提で分析されており、納得出来ることが多かった。今後を生きる上で1番大事だと思ったのは、全ての通貨は切り下げられるか死んでいくと言うこと。円通貨ベースで資産総額を評価することがどれだけ意味があるのか?を考えさせられた。
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国の隆盛と衰退を経済史から紐解く
資本主義(株式会社と証券取引所)を生み出したオランダ帝国、産業革命からの大英帝国、第二次世界大戦からアメリカ帝国、そして百年国恥を経た中国へ
歴史のビックサイクルからこの先を見通す
「なぜフランスではなくイギリスが覇権をとったか」は大変興味深い。このまま中国が次の覇権国塚になるのか、それとも別の勢力が待ったをかけるのか。ただ台湾は「一つの中国」=レッドラインと思われるし、資源獲得という昔からある典型的な戦争の火種として南シナ海の覇権問題から、このままだと遅かれ早かれ米中の戦争に至るというのが歴史のサイクルから見たメインシナリオであることは恐ろしい。
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ひたすら過去と今のステレオタイプ的状況の延長線上に未来を置くやり方。新鮮味はない。日本の記述みると薄っぺらいので、全編がその程度のレベルなのではないかと思う。ハズレになるのではないか?
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レビューはブログにて
https://ameblo.jp/w92-3/entry-12850863989.html
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「水晶玉の言う通りに生きる人は、粉々に砕けたガラスを食べる運命にある」
人口の増える速さ、技術の進歩、は加速している。これからの100年は過去100年と同じ速さでは進まない。
過去を元に推定するのは総じて妥当だが、かならずサプライズはある。将来は予測できない。
AIと量子コンピュータでブレークスルーが生まれる余地がある。しかし個々の株価がどうなるか、はわからない。優良企業でも、高く買えば損をする、そうでない企業でも安く買えば儲かる。
イノベーションの数は、アメリカが一番だが、中国が休診している。
最大のリスクは貨幣の価値。アメリカは債務不履行にはならないが、貨幣価値は下落する。
今後10年でも、短いサイクルはあるが、タイミングは正確に測れない。