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投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
お笑い芸人を目指す中学生の女の子。なんだかんだで出会いに恵まれているなーと思います。本人もがんばっているけどね。でも出会いとか運とかは欲しいし大きいと思う。
この作者らしいお話でよかった。
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どちらかというと少年少女向け。
中二の女子が(地域は大阪方面)漫才コンビを
転校生のアイドル志望の子と組むという話。
天然キャラと思っていた相手が、
暗く重い家の事情があったり
言い合いをして別れた小学時代の漫才コンビとの再会。
時代を反映しながらも、心温まる青春ストーリー。
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中学二年生5月に転入してきた千佳瑠璃莉(ちかるりり)。一昔前のアイドルのような格好と天然な言動のるりりに、水口まどかは、ピンときた。お笑いの相方はるりりしかいない!と。
まどかはお笑いの相方を探していた。以前の相方キエ蔵は、きっちり漫才すぎて合わなくなって、コンビ解散してしまったのだ。
でもるりりは、かわいくて、天然で、ツッコミどころ満載で、まどかの理想の相手だ。
るりりは、本当はアイドル志望だったのだが、自分の好きな路線は昭和82年のアイドル。でもオーディションでは写真審査で落ちてしまう。顏も歌も、それだけで売れるほどではないと自覚している。
お笑いのことは知らないけど、芸能活動したいのは本気だ。
「るりりと水口さん」コンビが誕生した。
トントン拍子、ばかりとはいかないが、お互いをより知ることで、コンビ愛を深めつつ、意外にシビアな家庭環境や現実とも戦いつつ、成長していく。
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まどかのクラスに、とんでもないファッションで現れた転校生るりり。本気で芸人をめざしているまどかは、昭和アイドル好き、天然キャラの個性的なるりりを相方に!と思い声をかけます。コンビとして活動をはじめた二人の前に、ケンカ別れしてしまったまどかの元相方キエ蔵が、弟とコンビを組み再びライバルとして現れ…。
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漫才ネタだけにテンポのよい中学生女子の成長物語。けっこうシビアな現実を、少年少女の前向きな力ではじき飛ばしそうな勢いが感じられる。良識ある大人の存在が児童書ならではの安心感を与える。
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漫才師を目指す中学生の話。お笑いを小説にするって難しいけど、すごく成功している、というほどでもない。
ネタだけで言えば、魚住直子の『大盛りワックス虫ボトル』の方が面白かった。
主人公の相方がいつも昭和のアイドルファッションでキメているのだが、貧困家庭なのに、どうやって調達したのだろうと思った。
YouTubeはともかく、中学生がテレビに出演する場合、親の許可は要らないのか?というところも気になった。
ハッピーエンドではあるが、売れるお笑い芸人になるというのは、頑張りだけじゃどうにもならないからなあ。その辺の挫折は子ども向けだからなくてもいいという判断なのだろうけと、だったら中学生にわざわざ読ませなくてもいいかとも思う。令丈ヒロ子のメインターゲットの小学生にはいいと思うが。