投稿元:
レビューを見る
NHK朝の連ドラヴギウギの脚本家が書いた小説という事で読んでみたけど、何だかヴギウギの今後が心配になりました。やはり小説家とは違うのだなぁと反省しました。
投稿元:
レビューを見る
タイトルからイメージする以上に、自慰行為の性描写が多くて肌に合わなかったし、最後までしたいとか、しないとかの話だった印象。
はじめの方は夫が気持ち悪すぎて妻に同情的に読んでいたけど、段々妻の方もどうなの?というシーンが増えてきて、お似合いの夫婦だなとしか。しかし夫の気持ち悪さは計り知れず、最終的には悍ましさすら感じた。ここまでの気持ち悪い性描写が必要だったとは思えないくらい話も浅くて、ただただしんどい300ページ弱。
複数の書店で面出しされてたから期待してしまったけど残念な結果でした。
投稿元:
レビューを見る
読み始めから終わりまで、夫の言動や心理にイライラさせられっぱなしになってしまった。
何だか、情けなさというか、気持ち悪さまで感じてしまった一冊。
ダメ夫に妻が愛想をつかしてしまう気持ちがよく分かる。
妻との話し合いの場でも、どうやって相手を丸め込もうか、とか、このセリフはウマい、とか様々な打算があり、そういう一つ一つの描写にうんざりしてしまった。(妻にも打算はあったけれど、それがかき消されるくらい夫がどうにもならない)
一言で言ってしまえば、グダグダな夫婦関係でした。
投稿元:
レビューを見る
祝!朝ドラ「ブギウギ」脚本作品。ラス前放送の(125話)スズ子が羽鳥善一に引退の本当の理由を告げる故由には、125話分を溜めた大鍋をひっくり返すが如く納得させられました。そんな見事な脚本を書く作家と、この愛すべきクズ小説の著者がどうにも重ならない。
その愛すべきクズ小説については、夫婦と子供1人の3人家族という小さなフィールドのフィクション。脚本家が主人公なので自身の身を削るかの如くなかなか踏み込んではいるものの、全てがささいなことの積み重ねでくだらないが、それが生々しくもあり、主人公の器の小さな男の心理状態が如実に表現されています。そしてその男は微笑ましい程情けなくセコい。そのセコい男と結婚したが故、恐妻と化した妻との家庭内での心理戦や会話もリアルで笑えます。
しかしながら「それでも俺は、妻としたい」と今作はかなり類似しているので流石に辟易してしまいました。