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本の内容を簡潔に言えば、若手を変えるのではなく上司が変わろう、その方が生産的だね!である。
新卒の約30%が3年以内に離職する時代に、若手に戸惑う上司は多い。
個人的には「若手は..」と一括りにしたくなく、いつの時代も上司が抱える悩みだとは思っているが、
・不便がない。想像力が働かなくなる、想像できなくなる。
・回答がすぐ手に入る。やり方よりも正解や方向性おしえてほしい。
・SNSは即フィードバックがある。褒めや称賛はすぐにほしい。肯定されたり、小さいコミュニティで仲間が欲しい
・1億総突込み時代。周囲の目を気にする。個人で褒められたくない、みんなで褒められたい。みんなのまえで褒められたくない
・匿名性がたかく、意見は言えるがみんなの前では発表したくない。
以前とは違う環境があるのだから、違う習慣をもっていることは間違いない。
「自分の世代と違う」→「自分たちと違う教育をしていくほうが良い」
メモ
・リアクションが薄い、やる気を表面に出すことが苦手
→そんなもんだと思え。声をかけつづけろ。
・出世欲がない。でも貢献欲や承認欲求ははある
→いつも助かってるよ、役立ってるよと伝える。
・言葉を表面的にとらえやすい
→伝え方を気をつけろ。
・「大丈夫です!」は「よくわからないけど、とりあえずやってます」と同義
→進捗をすぐフィードバックしろ。具体的サポート内容と時間の約束もしておけ。
・「肯定」と「承認」の指導
→「できないこと」ではなく「できたこと」に着目する。
・そんなことまで教えてないといけないの
→言語化力と説明力をきたえて、「そんなこと」まで教える。
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今時の若手の性格と対処法がとてもよくまとめられています。若手の中には生意気な者もいると思いますが、それに対するリアクション方法もなかなか良かったです。一度は読んだ方がいいかもしれません。
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自分の失敗より他人への迷惑を気にする傾向にあり、自分が質問することで大勢の人の時間を奪うことを負担に思うらしい。
あえて自分で考えさせるのではなく惜しみなく回答を説明すること。
生まれた頃から環境が違うため考え方が異なるのは必然、そういうものだと捉えて上が歩み寄り、肯定と承認で具体的に説明すること。
何となくは把握してたつもりだが、なかなか衝撃的だった。
61冊目読了。