紙の本
おひとりさまより施設介護の課題
2024/01/07 08:51
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とらとら - この投稿者のレビュー一覧を見る
内容としては、おひとりさまの老後よりも、施設介護の課題に、より焦点が当たっている。戦略、戦術、戦闘のレベルの違いを謳っているけど、本書では、戦闘レベルで起きている現実を主にあきらかにしているという感じ。そこから、戦術・戦略レベルでの対応が必要なんだ、という気づきを引き出してはいるけど、では、どうするかというところまではまだたどり着いていない。
介護保険が生まれてからの成果や意義にもふれてはいるけど、全体としては施設介護、介護従事者のことを憂えるトーンが多くて、ちょっと気持ちが落ちる。
投稿元:
レビューを見る
#「おひとりさまの老後」が危ない!
#上野千鶴子
#髙口光子
23/10/17出版
https://amzn.to/3tye4It
●なぜ気になったか
今後の日本の介護が気になる。第三章「生産性」に潰される現場の努力、第四章 介護崩壊の危機、漠然とした不安を具体的な不安とすべく読みたい
●読了感想
読んで、「在宅ひとり死できたらいいな」から、「在宅ひとり死するぞ!」という気持ちになった。好きな自宅で、脳内麻薬のエンドルフィンをいっぱい出し、微笑み顔で死を迎える準備をしていこう
#読書好きな人と繋がりたい
#読書
#本好き
投稿元:
レビューを見る
介護現場での実態がよくわかった。この二人は前から好きな人だったので、どのような話の展開になるかと思ったが、確信をつきながら話が展開されている。
尊厳死、安楽死と死のことばかりを考えるのではなく、その前の生き様、尊敬生を応援することは非常に感銘を受けた。
投稿元:
レビューを見る
ほぼ「解雇」への質問疑問や当時の状況説明だったが お二人の熱意は良く伝わった 現場からの「発信」の大切さも
投稿元:
レビューを見る
対談形式で介護現場の実態をつまびらかにしている一冊
現場の実態と、「上の人」や政府の考え方の乖離がよく分かる
およそどこの職場でも見られるこうした乖離だが、こと介護現場においては、その幅が非常に大きいように感じられた
やはり現場と、経営層あるいは政治層とでは、そもそもの思考性がまるで異なる
与えられた環境の中で創意工夫することで、現状打破を試みる取り組みも、場合によっては自ら、あるいは所属する環境を苦しめることにもなる
そんな考え方を学べた