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脳科学は興味深い
そして、知ることで感情に振りまわられにくくなれたらなつて思った。
幸せ物質ドーパミンやオキシトシンを出すだけじゃなく、それを抑えようとする物質も出されていて、幸せそうだけど、犯罪に手を出したり、
いつも幸せそうでふわふわした印象の人はその可能性があるっていうのに、
私の周りにも、ミズ天真爛漫と名付けた思い当たる人がいて、なんだかストンと落ちた。
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2024.4.5読了
悩んでるときに救われる言葉や考え方がいくつもあった。その根拠が脳科学というのが説得力を感じた。
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かなりボリュームありの本でした。一つのテーマに1ページで解説。どこから読んでもよい内容でした。
思った印象は、自分が時々感じるネガティブなイメージは人間が生存するために組み込まれた脳の考え方によるものであること。自分だけではないんだ、という感想。
筆者が度々述べているのは、自分が選んだ答えを正解にして生きていく、ということ。そのように考えることが幸せにつながるんだと。
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内容は脳科学なので面白かった。
ただ本が分厚く重いので、持って読むと手が痛くなるし、持ち運びにも不向き。
そのため、なかなか読み進めるのに時間がかかった。
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大ボリュームでしたが、
一つの項目が1頁に書かれていて
さくさくと読めました。
色々と
そうかーと思う頁はありました。
一つあげるなら
127頁の『成人までに約14万8000回、否定的な言葉を聞かされる』のところ。
人間には自分の自己イメージに合致することにしか同意しない、という性質があるので
自分のポジティブな面をつねに意識すると、他人の言動に惑わされることなく、人は変わっていけるということになる。
人の言葉を追認しちゃうから、傷つくのだと。
最終頁の
人は植物じゃないんだから
置かれた場所で咲かなくったっていいんじゃないのー
という意見、
ちょっと笑ったけど
成る程なぁと思いました。
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脳科学者の中野信子氏が脳科学の観点から人間関係、恋愛、社会、人間そのものについて考察やアドバイスをまとめたもの。何か人生で悩んだ際に精神科医の診療を受けるかのように手に取ってみても良いかもしれません。
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人間は感情の生き物であり、ネガティブな感情も起こしてしまう。でもそんなネガティブな感情から目を逸さず、はっきりと自覚できれば、それだけで生きるのが楽になる。←この本はそんな事を教えてくれます。
① 人の悪口を言うと、自分の脳を痛めてしまう。
② 努力できるかどうかは、「生まれつきの才能」でほぼ決まっている。
③ 自分より幸せそうな人を妬む、他人を羨んでしまうのは、人間として普通のこと。
④ 努力が報われないのはら「正しい努力をしていないから。
ご
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中野さんらしい考え方。最後の置かれた場所で先なさいの文では、そうであり、そうでないと言う両方の部分を知りました。
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優しくて品のある文章が心地よかった。
科学的な根拠から人間って良くも悪くもこんなもんですよ。その中でどういう選択をしてどういう人生を送ってもいいんですよ。
それを誰でもないあなたが選択することが何より重要なんですよ。ってメッセージを優しく伝えてくれる。
科学だけの話ではなく、世界は沢山の事象で溢れているけどそれをどう解釈するかは個人の自由であり、ポジティブに受け取る事もネガティブに受け取る事もその人に委ねられている。
その中で研究し、観測した事象を社会で生きる人たちがより良く、生きやすくなる為のメッセージの根拠として扱っているところに中野さんの美しい人間性を感じた。
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仕事で理不尽なことが多々あって、とてももやもやしていた時に助けを求めるように本屋さんで出会った本。
家で息子に理不尽なことを話して「どうしたらいいと思う?ほら、この本買っちゃった」と話したら、
「中野信子さんの本、たくさん本棚にあるよね、読んだんだよね?」と言われてしまった。
たしかに、頭で分かっていても、なかなか気持ちをおさめられないし、読んだその時とまた違う問題だから新たな気づきが欲しくて!
やっぱり読んでよかった。
改めて多くの気づきと納得。
心を整えるのにとてもよかったです。
客観的に自分をみて、もやもやの正体もわかったし。
もやもやしちゃうのは仕方ないけど、振り回されて自分が疲れないようにしよう。
「自分の感情をコントロールする能力は、あらゆるシーンでプラスに働くものです。もやもやしてしまうのはあたりまえで、そんな自分を知るということは、今後の成長につながります。」
「自分の生き方に満足できるかどうかは、達成した総量の問題ではなく、以前の自分からどれだけよくなったかが、大きなポイントになるのです。」
もやもやを少しずつでも克服したり、考えたり気持ちを切り替える1日1日が、昨日より成長してる気がして、生きるっておもしろいって感じています。
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中野さんや脳科学に関する本は何冊か読んでいるので新しいものはなかったけれど1ページ単位でサクサク読めるので気楽に読める良さがある。
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読みやすい!
何項目か心に留めておきたいものがあったが、わりとサラッとしている。もっと深いものが読みたかった。
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生き延びること自体がひとつの達成
貢がせる女の常套句は「みんながプレゼントくれたのよ」バンドワゴン効果 みんながやってるなら自分もやらないとまずい
楽観主義とは「やればできる」と自分の力を信じること
「幸せになるためになにかをする。」状態が人として健康な状態ではないか。
「迷える」ということはそれだけ自分の可能性が残されているともとらえられる。
「できるかもしれない。」と脳を騙す。できると思ったらできる。
ただ悲観的になるのではなく「でもこれを乗り越えたら、またひとつ貴重な学びが得られる」自分でわざわざ不安を強めるのではなく不安を感じているのを認めながらも、それを受け止める思考の習慣を持つ
選んだものを「正解」にして進む
ひとはなんのために生きているのか?
生きているのに理由はない。ただ行きているだけ。生きる意味が与えられていないからあとから自分でどんな意味づけをすることも許されている。「生きる意味は楽しむことにある」「死ぬ瞬間に、生まれてきてよかったと思うために生きている」など好きなように決めていい。正解は自分が決める
今いる環境が「自分に合わない」と感じたとき、場所を変えて見ることも積極的に考えてみてほしい。置かれた場所で咲く必要はない。自分の足でどこへでも歩いてゆけるのだから。
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面白かった。
きっと著者はかなり生きづらかったのだろう。
表現はマイルドだが、本書からは思考停止できて生きている羊のような人間に対する軽蔑や怨恨、諦観を感じる。
優しくて品のある理路整然とした明瞭な文体の裏に猛毒が仕込まれているようで、小気味が良い。
恐らく著者はわかる人にはわかるような書き方をしている。
ものすごく頭の良い人なんだろう。
そんな非常に知能の高い人物が猿並みの人間たちに囲まれて異常者扱いされることは筆舌に尽くしがたい屈辱だったことだろう。
「おかしいのはお前らだろうが」と
男女論のところはちょっとバイアスがかかりすぎなんじゃないかとも感じたが、著者の年齢を考慮すると、そういう時代だったのかもしれない。
はっきり言ってこの世の中は、あまり頭がよろしくない方が気楽に楽しめる。
しかし、彼らは頭の良い人間が苦悩の末に達する穏やかな幸せの境地には、今世では到達できないだろう。
現代社会に生きづらさを覚える人間にとって、物事の見方を変えてくれるヒント集のようになっている本書は、きっと多くの人の人生を明るくしてくれるだろう。
綺麗な薔薇には棘がある。