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女性版シャーロック・ホームズ待望の2冊目。
半電脳の顧問探偵シャーリーと元軍医のジョーの二人が主人公。今作はジョーの叔母の結婚とその夫であるバスカヴィル氏の一族にまつわる魔犬伝説に隠された秘密と連続殺人との意外なつながりを二人が追っていくというもの。
現代物の読みやすいミステリで、作中にはiPhoneもドローンも出てくる。シャーロック・ホームズが現代にいたら…と想像するだけでも興味深く、男女が逆転している点で独特の面白さもある。
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シャーロックホームズは子供の頃きっと読んでいるに違いないんだけど、元ネタになっている話は全然記憶にない。なのでどの辺が高殿円オリジナルなのかは分かりませんが、(古い時代に町ぐるみで蓄えられた秘匿財宝とか)とっても好きなストーリーでした。
ドローンや電脳家政婦も登場しますが、雰囲気はとってもクラシックな(コナン・ドイルの時代っぽい)英国の風景が浮かびます。おシャレ。
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前作『シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱』でも二人の関係性にクスッとして、ほっこりニヤニヤしたのを今でも覚えています。
今作はどうなるの?と思いながら、読んでみましたが…
・二人の関係性の変化
・有名ミステリーをどうこねくりまわしてくるか
を軽々とクリアしていました…!
予想外の角度から切り込まれていてワクワクしてときめく。
おいおい!そうくるのか!面白いじゃないか!と思わず、興奮。
高殿円さん…とても良いです。
とはいえ、3巻目まで買う必要ある…?と事件解決後、あと数ページで読み終わる頃になって気になった私。
ですが、見事に3巻も読まなきゃー!!と思わせる展開がありました。
いや、もうジョーって何者?と思わず目がカッと開いちゃいました。
次も読ませていただきます…!
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大分前に購入して、読みかけて少し時間を置いて読み終えた本。そして感想を書くのにさらに時間をおいたので、少し細部があやふやになってますが…
おばさんのマーライオンでゲットした理想の旦那様という出だしが面白かった。後、結構探偵さんが良い人だった。なんだか相棒さんの過去は不穏な感じですが、その辺りは今後語られるのかな。
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今回はバスカヴィルの魔犬のパスティーシュ。
叔母さんと仲良かったっけ?と思いながらもグングン読み進められ
エンディングまでのスピード感はさすが。
緋色の憂鬱ほどの驚きは無かったが、安定のおもしろさだった。
読後はアフタヌーンティー欲がでてくる(笑)