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先に申しておきますと、信次郎贔屓が甚だしいので評価に曇りがあるかもしれませんがこの作品が面白いのは間違いないです。
弥勒シリーズも12作目。
今回は結構ストレートに遠野屋に被害が及ぶ事件が勃発。積荷が消えたり奉公人が襲われたり。最初はバラバラだと思われたことが最終的には一つのところに、というのはいつもの流れなんですが、今回は一纏めにするのにだいぶと信次郎が先回りをしたな、という印象。安楽椅子探偵が結構前に出てきた。それも実は訳あってっぽいのが最後の最後で匂わされます。
信次郎と遠野屋の絡みが多いってだけで、星4以上確定。さらに今回は信次郎の出番が多い!素敵!信次郎がキレ良すぎて遠野屋がすこしぼやけてしまうくらい。だから思ったんです。信次郎がもっと欲しい、くらいの出番が信次郎と遠野屋両方輝くのでは、と。ひいては作品の魅力が増すのでは、と。
そう思うと星4くらいな気もしますがそこは贔屓筋がやっぱり出番が多いのは嬉しいので、星5とさせていただきます。
2024.5.14
77