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星10!
当事者の人、ご家族、医療関係者、そして多くの人に読んでいただきたい。病気への理解が広がりますように。
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弱井先生のような、精神科医の中でもIQが高く学歴もあり、人間としての魅力にも溢れている。
そして患者に寄り添う。
ときには優しく手を差し伸べたり、差し伸べるだけが優しさではないと知っての見守りだったり。
そのような精神科医には、現在の精神科医療においてお会いできる機会はかなり少ないと感じる(個人的に)
なので、読んだ感想としては
『弱井先生のような医者がもっと増えてほしい!』と切実に思いました。
作品として、絵も柔らかいタッチで読みやすいし、とてもわかりやすく描かれています。
また現代の精神科医療において、ポピュラーな疾患を取り扱っているので、非医療者でも『名前は聞いたことあるけど、こんな病気だったんだ』と理解につながりやすいと思います。
もちろん、すべてが作中のようにうまくいくケースではありませんが、少しでも精神科への偏見が少なくなるように、病んだ方が自分を責めなくていいように。
この作品を読んで、病気や障害を正しく知る手助けにしていただきたい!という願いも込めて☆5をつけさせていただきました。
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第97回アワヒニビブリオバトル「災害」2ゲーム目で紹介された本です。オンライン開催。
2023.3.11
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精神科医・弱井の活躍する医療ミステリー。
パニック障害、うつ病、発達障害。
日本の精神病患者は、アメリカと比べて驚くほど少ない。しかし、自殺率は先進国の中でも最悪レベル。
なぜか、精神科は特別な所という思い込みが、つい足を遠のかせてしまう...
『僕は、この国で、もっと精神病患者が増えればいいと思っています。』
今まで知らなかったことや思い込みが多く、いろいろ勉強になります。