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面白いのに、何度読み返しても最後まで読めない。長編は慣れているはずなのに・・・なぜか体力がなくなってしまう。
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魅力的な主人公はもちろん、未来を見透かすような著者の先見の明や思考の力に圧倒されます。
本当に筒井康隆は素敵ですv
ぐいぐい物語りに飲み込まれてゆき、現実と夢との狭間が揺らぎます。
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夢をモニタリングして治療ができる研究施設で発生する、陰謀と予想外の副産物による混乱を描いたサイコサスペンス。
夢の描写が夢っぽくてドキドキ。
少しエグイけど、何が夢で現実か、自己の境界線の崩壊が身近に感じれた。
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ある日、装着するだけで他人と夢を共有できる道具、「DCミニ」が何者かに奪われた!
精神医療総研究所につとめるセイコ・セラピスト千葉敦子は、犯人から奪い返すため、夢探偵・パプリカとなって、犯人を追う。
やがて犯人たちとの激しい争奪戦がはじまるが…。
―――
だいぶ長いですが、おもしろいです。
筒井先生の文のスタイルが好き。
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一気に読んでしまった。面白かったー。
前半の夢探偵部分も面白かったけれど、後半の
展開は圧巻。夢の現実化は楽しそうで、不条理さを考えるとやっぱり怖い。
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映画版を見る前、若しくは見た後に読むと映画では判り難かった部分がわかり面白いのではと思います。個人的には映画の方には能勢龍夫が登場しないのが残念です。
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映画化されるとのことで、読んでみました。
予告編で映像を見たところ、その色彩感覚具合にちょっと興味があったので。原作はどんなものだろうと。
実は筒井氏の本は初めて。
あまりベストセラー作家は食指が伸びないのでw
ストーリーはやや専門性に偏ってる気がします。
「夢と現実の現実的交錯」という話なんだけれども、その辺りへの突入の仕方が、あまりにも唐突。
また、これは後書きにも書かれていたけれど、パプリカ嬢のキャラクター像が、かなり「男性寄り」w
男性の願望そのものを具現化した、男性の「夢」でありすぎる。だから、私が読んでも、もやもやして、「こんなの(´д`;)女子的にありえねぇ」
というわけで、あまり魅力的なキャラクターが存在しない・・・かな。(陣内と玖珂の二人くらいか)
この対比が狙いなのであれば、その狙いにまんまと引っかかってしまったわけですがwうん。
とりあえず、その辺り念頭に、もう一度読んだら、また別の感想を得られるかもしれません。
しかし、どうせなら、もっともっと狂ってほしかったかな。
情事の描写も無駄にヤラシイんだけど、妙に淡々としてるっていうか、冷めてるっていうかw
あと、文章が私好みじゃなかった。
これは個人的な好みの問題デス。
けれども、映像は見てみたいなと思いましたw
あ、あと疲れてる時に読むのはオススメしないかもデス(´・ω・`)
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第一部は、主人公千葉敦子のサイコセラピストとしての説明。第二部はサイコセラピストとして、他人の夢とシンクロする睡眠治療器CDミニをめぐる争奪戦。夢と現実の狭間で繰り広げられる。さすが筒井康隆。読み手をぐんぐんストーリーの中にひっぱってゆく。
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この作品を手に取ったきっかけは映画化されたことで平積みされていて、好きな作家の川上弘美さんが解説を書いていたからです。
もともと、富豪刑事とか面白い作品を書いてるのは知っていたけれど。
どんな食べ方をしても、たいそうおいしい小説であることは、はっきりと保証しておこう。
存分にそのおいしさを味わっていただきたいものである。
と書かれていたので、どんなものか試しに読んでみました。
文字通りに貪るように読んでしまった。止められなかった。
かなりエンターテイメント性の強い作品でした。
次回はゆっくり読み進めていきたいですね。
夢や精神病理学といった観点から見ても面白いと思います。
この作品は、かなり男性的な作品の部類に入るんじゃないかな。
第一部はちょっと理系的な説明は分からない部分もありました。
あとは第二部の途中から夢と現実が認識しづらくなりました。
ただ、専門的な部分は深く理解できなくても問題ないと思います。
結構、夢とか心とかの専門的な知識が必要かもしれないですね。
哲学とか好きな人にはかなりオススメできる作品です。
ただし、女性は賛否がはっきり分かれると思います。
主人公のパプリカは男性の夢や理想を具現化した存在なので。
機会があれば、映画も見てみようかな。
実写ではなく、アニメしかできない作品だと思います。
たまにはこういった娯楽性の強い作品を読んでみるのもいいですね。
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難しいちゃぁ難しいし、よく分からないといえば分からない…でも、なんかすごいし、考えた作者もすごい、嫌いじゃないけど、きっとあまり理解できていないんじゃないかと思ってしまいます。
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購入者:中山(2007.7.30)返却(2007.8.13)この作品は映画化されており(アニメです)先に映画を見て原作を読みました。内容は他人の夢に入り、精神病の治療をするセラピストの話で、現実と夢が入り混じり敵と対決するSF大作です。僕は映画を先に見たのですごく入りやすかったです。原作と映画はまた世界観が違うので見比べてください。また、他人の夢に入って事件を解決する系の映画としては、ザ・セル(ジェニファーロペス主演)や悪夢探偵(松田龍平主演)等もあるのであわせてどうぞ。
貸出:石丸(08・02・26)
最後はおかしな展開になりますが、夢治療、夢と現実の交錯など、設定が本当にありそうな感じで非常に面白いと思いました。
返却(08/06/10)
貸出:山口 返却:(2008.12.16)
このようなジャンルの本はあまり読んだことがなかったので、新鮮なかんじがしました。
貸出:山本資(2009.5.7)返却:(2009.5.12)
もともと医学的なフィクションがとても好きだったので面白く読めました。ただ終盤SFちっくになってしまったのが残念です。
が面白いです
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夢と現実との境の描写がどっちかわかんなくなるのが凄いと思う。
それより棚の一番右下は何故埋まらないんだ?もう次の棚いってるのに笑。
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まず映画を見て、設定はすごく面白いのに物足りなさを感じたのでこれはよくある映像化による説明不足やストーリーの要所のみをダイジェストっぽくしたアレなのかなあと思い原作を読みました。
そこはやはり流石筒井康隆というか、面白くないはずはないんだぜ。
世界観等の面白さだけではく、夢による心理分析のあれこれとか、 大変興味深く読めました。
後半にかけての夢と現実が入り混じる表現はすばらしく、引き込まれました。
でもまあ大筋のストーリーは先読みできるかんじなので星は4つで。
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破天荒な物語。夢探偵なる少女が出てきて、精神病患者を治療する。その治療機器を悪用しようとする奴等との戦いのお話。後半は、夢と現実がごっちゃになって、読者にもなにがなんだか、という感じに。さすが筒井先生、複雑怪奇で緻密な展開!アニメでDVDも出ているらしいです。
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2007.10.11。読んだのはハードカバーの方ですが、画像出ないので文庫版で登録。映画で興味を持ったので原作を手に取ったんですが・・・うーん、一部はおもしろかったけど二部はぐるぐるしててどろどろにかき回したまま終わっちゃった感じ。結局どうなったの?的な曖昧さが夢と現実が混同している不可解な状況を表しているのかもしれませんが、もやもやが残ったまま終了でなんだかなーって気分です。個人的に映画の方がさっぱりわかりやすくて好き。映画でのマスター達の意外な活躍は本当にカッコよかった!