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七瀬三部作第二弾。1979年、私は中学生。NHK少年ドラマシリーズで「七瀬ふたたび」を観て、その内容と主演の多岐川裕美にすっかり魅せられてしまいました。主題歌も好きで、ヒヤシンスを「風信子」と表記することを学びました。
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3部作の2作目。長編。3部作の中で私が最も面白いと感じた作品で、ドラマや漫画化がなされている。ストーリーは1作目と打って変わって主人公が完全に正義キャラっぽくなっている。様々な超能力者が現れ、組織と戦う。終わり方が良い。
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「七瀬三部作」の2作目。
七瀬が様々な超能力者と出会い。
超能力者と相反する組織との戦いを描いた作品。
しょーじき、面白い。スリル満点。
筒井康隆の面白いところは、
超能力者の心理をうまく描いたことと、
なにより七瀬の「心が見える」という設定を使って、
人の心のドロドロした部分を絶妙に再現した所だと思う。
実生活でちょうど色々なことが重なったこともアリ、
小説を通して自分の心を見ているような気分になりました。
俺が生まれる前にこんな名作があったなんて。
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火田七瀬三部作の2作目。
超能力をもった人たちの苦しみと悲しさがなんともいえない。従来の超能力ものとは受けるイメージがかなり違い最初に読んだときの衝撃が忘れなれない。
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家族八景の続編。3部シリーズの2作目。昔ドラマでやってましたね、これ。ということで、個人的には懐かしい。
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おもしろかったぁ。これドラマあって見たと思うんですが。筒井さんはショートショートもいっぱい読んだ気がします。兄のですけど(笑)
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七瀬3部作の第2部。第1部「家族八景」、第3部「エディプスの恋人」と共に必読。他人の思考を読み取るということが如何なるものか、この作品で思い知る。ページをめくる手が止まらない。次の日朝早くから仕事の方、決して読み始めてはいけません。活字中毒にご用心。
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筒井康隆にのめり込むきっかけになった本。後から読んだ七瀬シリーズの「家族八景」、「エディプスの恋人」全部違ったベクトルから楽しませてくれるkど、これが一番エンターテイメント作品だと思う。七瀬と他の超能力者との絡みがグッとくる。闘う女性は美しい!
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七瀬シリーズ三部作の二作目。「超能力者=マイノリティ」の孤独や排斥感が、前作よりも更に色濃く出ている。
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小学生の時に姉の本棚から拝借して読んで、「あたしも神になりたい!!!」と感動とともに思った本をずっと探しておりました。
これだったかなぁ・・・と不安なまま購入してみたら、これじゃありませんでした〜残念。
でもこの本も一緒に拝借した覚えがあります・・・
どうやら七瀬三部作と言われる『エディプスの恋人』と『家族八景』のうちの、『エディプス〜』があたしの探していた本らしい。
筒井康隆さんって元々SF作家だったのね。
そういえば、
時をかける少女も筒井さんの作品だったわね。
小学生の時に原田知世さんが主演でドラマやってて、ドラマは面白くなかったけど、原作は面白かった。
でね、『七瀬ふたたび』もSF。
七瀬がかっこいいのよ。
でもね、やっぱり超能力者っていう使命というか運命に翻弄されてしまってて。
「人の心が読めたら良いな」って思うけど、本当に聞こえたら、あたし精神が持たないわ。
作中には超能力者同士の淡い恋心も描かれていて、切ない。
20年ぶりに読んでみたけど、やっぱり良い作品。
調べてみたら、1979年には多岐川裕美さん、1995年には水野真紀さん主演でドラマ化もされてました。
時が経っても色あせない、すごい作品。
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筒井長編では珍しく(?)、終局が破綻していない作品。スピード感が前作よりある(もっとも前作「家族八景」はオムニバスだけど)
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七瀬シリーズ『家族八景』に続く2作目。
正直微妙。インフレが激しくてついていけないんです。敵組織が軽すぎないかなぁ。後味の悪さも意図的なものだとは思うんだけど、個人的にバッドエンドが好きじゃない。
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初めて読んだのは高校生の頃、読書感想文で仕方なくって感じだったんだけど、当時衝撃を受けました。小説って面白いんだ!って。
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「家族八景」の続き。
家政婦をやめた七瀬のその後の人生といったところ。
七瀬と、七瀬以外の様々な超能力を持った人たちの人間模様が非常に面白いです。
「時をかける少女」ファンとしてはタイムトラベラーである藤子の存在が嬉しかったなあ。タイム・リープと平行世界の関係を綴った箇所もいかにも筒井らしくて良かった。
後味の非常に悪い作品ですが、むしろそういうのが好きな方には大変おすすめ
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エスパー少女七瀬三部作のまん中、なのだけれど、なぜか最初に出会ったのがこれだった。全部読み終えた今も、私にとっては一番好きな作品。たぶん、七瀬が初めて「家族」というものを得て、だからこその「酷」な部分と、わずかな希望を軸に話しが進んでいくからだと思う。1番目と3番目はなんか、家族っていうのがグロテスクにしか見えないんだよなー。私の読み込み不足かも知れないけど。でも、三部作を通して、超能力がゆえの深い絶望は変わらず、胸にぐいぐいと踏み込んできます。