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うーん…。「えっ、何で!?」って思う部分がいっぱい。何で超能力者は消されないといけないの?って部分の説明がもう少し欲しかった。面白かったけど。
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純粋に面白い。
一気に読ませる。飽きさせない。
これは家族八景とは違った形の面白さ。
七瀬と出会う能力者の仲間、次第に浮かび上がる組織の影。
そして迎える結末。
あまりにも大きすぎる敵と、
超能力という切り札を持つ少数の者。
こんな風にして世の中は成り立っていくのかな、不思議と現実味を感じて怖い。
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七瀬三部作で最も好きな作品です。
二作目ということで七瀬自体のキャラクターも固まり、さらにノリオ、恒夫、ヘンリーなどの生き生きとしたキャラクターの登場で鮮やかな物語になっています。
感情表現が巧みで、エスパーであることに苦悩し、戦う彼らには感情移入してしまいます。
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えー、家族八景から引き続きテレパス七瀬さんのお話。今度は七瀬さんが他の超能力者と出会いながら物語が進んでいくというお話ですが、なんですかね、自分で自分を美女だと認識しているっていうのは、読んでいてなんかいい気がしないのが不思議(笑)。テレパスということを隠しているという割には大胆な行動の数々。面白いんですが、ちょっと無理のある展開。とはいえ、後半はそれにもまして無理のある怒とうの展開の末唐突な結末。うーん、さすがは筒井康隆というところなんですかね。まあ、この後シリーズ最終作でどのような落ちをつけるか見ものですね。
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テレビドラマは、純情派って感じだったけど、
こちらは、ハードボイルドさえ感じる。
七瀬たん、カコイイ!
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「家族八景」に登場した七瀬がまた主人公として登場。七瀬は他人の心を読むことができるのだが、その力を悟られるのを恐れて、汽車に乗って旅に出る。
そこで同じ能力を持つ子どもに出会う。二人は危険を予知するのだが、どうやってそれから逃れるのか…??
その後も次々と、様々な「力」を持った人に出会う。時間を移動できたり、念力が使えたり…など。
だが悪の組織に彼ら超能力者たちは狙われて……??!
「読心術」をもつ主人公ってだけでも面白いし、さらにいろんな超能力者が出てくるたびに、ワクワクしたなー。ストーリーそのものより、もしこんな超能力をもったら…??って色々想像できて、楽しい。いろんな力をもつ人が集まって、1人じゃできないことも可能になるっていうのは、大きな魅力だよね。
時間を移動できる力って興味深かったなー。ここでもまた「多元的宇宙」が出てきたね。
冒頭で七瀬が乗る汽車=熊の木本線(「おれに関する噂」に収録されている話)ではないか?と解説を読むまでまったく気づけなかったけど、言われてみれば…うん、驚いた。
ラストが悲しかったな…。
パプリカや七瀬シリーズを読んでいて感じたのは、筒井作品の女主人公って「美人で頭も良い」子が多い気がする。というか筒井作品に出てくる女って、うんとおちょくられるか、デキ女か、ちょっと極端じゃないかな??才色兼備の主人公=作者の憧れ?
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図書館。
七瀬シリーズ第2作。タイトルが秀逸。
これで終わりとびっくりしていたら、もう1作あると知ってホッとした。
時系列は謎だけど。
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家族八景で登場した七瀬が活躍する第2作です.前作で家政婦
を辞めることを決意した七瀬が,今度はいつのまにやら超能力
者を根絶しようとする組織と戦うことに・・・.という話.
七瀬以外の超能力者も登場してきます.超能力者の苦悩が描か
れていたりと,前作はその他一般的な人が描かれていたので,
ちょっと反対側の視点が描かれている感じです.
2009.07.24(Fri)読了
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三部作の一作目。
表紙が気に入らなくて読む気がしないのがちょっと。
面白かったです。読みやすいです。
ストーリーに引き込まれます。
本当に超能力者って居るのかな…
迫害や差別など、深いところも考えさせられる作品でした。
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超能力者・火田七瀬シリーズ2作目。
超能力者に敵対する組織なんかが出てきて大変。
ラスト泣いちゃう。
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読んだのいつだっけなあ。小学生かなあ。
すごく切なかったし、意味の分からない敵たちが怖かった。
意味の分からない敵が怖いと言えば、伊坂幸太郎のモダンタイムスやゴールデンスランバーもそんなだった。
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ドラマ化の前にちょうど図書館にあったので読んでみました。初の筒井康隆。後半しか観ていないアニメの「時をかける少女」のイメージしかないです。NHKでやるし、超能力で悪と戦うエスパー魔美みたいな感じを想像してたらあらあらあら!これをNHKでやるのと思ってしまうような暗さでビックリしました。てか、男性の心の中が100%エロってどうよ?とても憂鬱です。あと、とにかく女性を強い存在(そして尊い)として書かれているのが苦手ですねー(僻みですが)でも、何だかんだでオチが無理矢理なハッピーエンドで無かったり、先が気になるストーリー展開、タイムトラベルの問題点とか面白かったです。
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『家族八景』の終りに、家政婦として流浪する生活に終止符を打つ決心をした七瀬のその後。親類が住む町へ向かう列車に揺られるシーンから始まります。『七瀬ふたたび』も、『家族八景』同様、短篇の連作ですが、‘人とエスパーとの闘い’が全体を包む大きなテーマになっています。
七瀬と同じESPを持つテレパスの子供や、未来予知力、テレキシネス、時空移動という、様々な超能力を密かに持つ‘友’との出会いが重なる。みな、自分の普通じゃない力の意味-自分の存在の意味をどこかで探りながら生きているエスパーたち。そんな彼らの存在に気付き、抹殺しようとする人が、大きな組織を操り、彼らを追い詰める。エスパーたちはお互いの力を合わせて対抗を試みるが、非道に仕掛けられる‘狩り’で、七瀬は仲間を一人ずつうしなっていく…
現実を超えたストーリーの中、最後に残るのは人間的な心の叫び。仲間を敬い、愛し、支えあいながら生きること、それだけが七瀬の望みだと、誰もが望むべきことだと感じます。‘人vsエスパー’が、この物語上の構図だけれど、本当のところは権力者と被権力者の現実の在り方みたいに見えてしまうところが恐ろしい。この物語の結末からは、小さな存在に生きる望みなどなし!と宣言されているように思われてなりません…
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超能力者の七瀬が同じ超能力者たちと出会う、超能力者を消そうとする敵と闘う。家族八景の続編。うまく言えないがとりあえず、とても面白い。家族八景より軽く、早く読み進められるけど、扱っているテーマは差別など重いものなのでそこがまたいい。前作よりハラハラするような場面は多くなっているように感じた。主人公の七瀬の恋愛などの展開も楽しく読めると思う。登場人物がどんどん成長していくのも面白いところなので、前作と合わせて読めべきであると思う。
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七瀬たんシリーズ第二弾!
~エスパー大集合の巻~
恒夫かわいいよ恒夫。
3部作の中でたぶんいちばん読みやすい。スピード感があるのでさっと乗っていける感じ。
いやー恒夫がkwysすぎる。