投稿元:
レビューを見る
すごく苦手だ。
1作目は新鮮でそれはそれで楽しめたんだけどなあ。
絶対的な悪がいて、主人公は善で、人類の未来を守るために悪を倒すことを決意する、というわけなんだけど、全然感情移入できない。
それが独善的に感じられて鼻についちゃってしかたない。
ストーリーもものすごくご都合主義というか。
週刊少年ジャンプで漫画化したらうけるだろうと思う。
投稿元:
レビューを見る
七瀬三部作が破 キャバ嬢 ナナセサン 大集合 警察 異分子は許さない社会 もっと言うと同質化が前提の社会 最近のNHKの毒がなさ過ぎた
投稿元:
レビューを見る
(2008.12.01読了)
NHKテレビドラマを見ながら読み始めました。「七瀬ふたたび」の「ふたたび」が気になりながら読んだのですが、解説を読んで納得しました。火田七瀬を主人公にした本が、「家族八景」「七瀬ふたたび」「エディプスの恋人」と三作あるのだそうで、「七瀬ふたたび」は、その2作目でした。1作目を読んでいなくても、十分楽しめました。
テレビドラマとだいぶストーリーが違います。七瀬の父親とか、研究者仲間とか、超能力研究者とかは全然出てきませんでした。
火田七瀬は、人の心を読むことができる超能力者です。普通の人に、超能力者であることがばれると、排斥されてしまうので、ばれないように努めています。
男性が七瀬を見ると、頭の中で七瀬を裸にし、好きなように事に及ぼうとするのが、七瀬には読み取れます。男というのは、そういうものなので、しょうがないのですが、女性作家に是非、男性版七瀬を書いて、いい男を女性が見る時の様子を読み取ってくれないかと思います。
七瀬は、いろんな超能力者と出会います。仲間になる人もいるし、敵になる人もいるし、で、結構ハードな本です。結構人が死にます。
未来が見えてしまう人、透視のできる人、時間を戻せる人、手を触れずに物を動かせる人、様々です。
結末は、悲しいものです。
それにしても七瀬の敵は、誰だったのでしょうか?よくわかりませんでした。
いずれの日にか、「家族八景」と「エディプスの恋人」を読んでみましょう。
(2008年12月2日・記)
投稿元:
レビューを見る
うーん…。「えっ、何で!?」って思う部分がいっぱい。何で超能力者は消されないといけないの?って部分の説明がもう少し欲しかった。面白かったけど。
投稿元:
レビューを見る
純粋に面白い。
一気に読ませる。飽きさせない。
これは家族八景とは違った形の面白さ。
七瀬と出会う能力者の仲間、次第に浮かび上がる組織の影。
そして迎える結末。
あまりにも大きすぎる敵と、
超能力という切り札を持つ少数の者。
こんな風にして世の中は成り立っていくのかな、不思議と現実味を感じて怖い。
投稿元:
レビューを見る
七瀬三部作で最も好きな作品です。
二作目ということで七瀬自体のキャラクターも固まり、さらにノリオ、恒夫、ヘンリーなどの生き生きとしたキャラクターの登場で鮮やかな物語になっています。
感情表現が巧みで、エスパーであることに苦悩し、戦う彼らには感情移入してしまいます。
投稿元:
レビューを見る
えー、家族八景から引き続きテレパス七瀬さんのお話。今度は七瀬さんが他の超能力者と出会いながら物語が進んでいくというお話ですが、なんですかね、自分で自分を美女だと認識しているっていうのは、読んでいてなんかいい気がしないのが不思議(笑)。テレパスということを隠しているという割には大胆な行動の数々。面白いんですが、ちょっと無理のある展開。とはいえ、後半はそれにもまして無理のある怒とうの展開の末唐突な結末。うーん、さすがは筒井康隆というところなんですかね。まあ、この後シリーズ最終作でどのような落ちをつけるか見ものですね。
投稿元:
レビューを見る
テレビドラマは、純情派って感じだったけど、
こちらは、ハードボイルドさえ感じる。
七瀬たん、カコイイ!
投稿元:
レビューを見る
「家族八景」に登場した七瀬がまた主人公として登場。七瀬は他人の心を読むことができるのだが、その力を悟られるのを恐れて、汽車に乗って旅に出る。
そこで同じ能力を持つ子どもに出会う。二人は危険を予知するのだが、どうやってそれから逃れるのか…??
その後も次々と、様々な「力」を持った人に出会う。時間を移動できたり、念力が使えたり…など。
だが悪の組織に彼ら超能力者たちは狙われて……??!
「読心術」をもつ主人公ってだけでも面白いし、さらにいろんな超能力者が出てくるたびに、ワクワクしたなー。ストーリーそのものより、もしこんな超能力をもったら…??って色々想像できて、楽しい。いろんな力をもつ人が集まって、1人じゃできないことも可能になるっていうのは、大きな魅力だよね。
時間を移動できる力って興味深かったなー。ここでもまた「多元的宇宙」が出てきたね。
冒頭で七瀬が乗る汽車=熊の木本線(「おれに関する噂」に収録されている話)ではないか?と解説を読むまでまったく気づけなかったけど、言われてみれば…うん、驚いた。
ラストが悲しかったな…。
パプリカや七瀬シリーズを読んでいて感じたのは、筒井作品の女主人公って「美人で頭も良い」子が多い気がする。というか筒井作品に出てくる女って、うんとおちょくられるか、デキ女か、ちょっと極端じゃないかな??才色兼備の主人公=作者の憧れ?
投稿元:
レビューを見る
図書館。
七瀬シリーズ第2作。タイトルが秀逸。
これで終わりとびっくりしていたら、もう1作あると知ってホッとした。
時系列は謎だけど。
投稿元:
レビューを見る
家族八景で登場した七瀬が活躍する第2作です.前作で家政婦
を辞めることを決意した七瀬が,今度はいつのまにやら超能力
者を根絶しようとする組織と戦うことに・・・.という話.
七瀬以外の超能力者も登場してきます.超能力者の苦悩が描か
れていたりと,前作はその他一般的な人が描かれていたので,
ちょっと反対側の視点が描かれている感じです.
2009.07.24(Fri)読了
投稿元:
レビューを見る
三部作の一作目。
表紙が気に入らなくて読む気がしないのがちょっと。
面白かったです。読みやすいです。
ストーリーに引き込まれます。
本当に超能力者って居るのかな…
迫害や差別など、深いところも考えさせられる作品でした。
投稿元:
レビューを見る
超能力者・火田七瀬シリーズ2作目。
超能力者に敵対する組織なんかが出てきて大変。
ラスト泣いちゃう。
投稿元:
レビューを見る
読んだのいつだっけなあ。小学生かなあ。
すごく切なかったし、意味の分からない敵たちが怖かった。
意味の分からない敵が怖いと言えば、伊坂幸太郎のモダンタイムスやゴールデンスランバーもそんなだった。
投稿元:
レビューを見る
ドラマ化の前にちょうど図書館にあったので読んでみました。初の筒井康隆。後半しか観ていないアニメの「時をかける少女」のイメージしかないです。NHKでやるし、超能力で悪と戦うエスパー魔美みたいな感じを想像してたらあらあらあら!これをNHKでやるのと思ってしまうような暗さでビックリしました。てか、男性の心の中が100%エロってどうよ?とても憂鬱です。あと、とにかく女性を強い存在(そして尊い)として書かれているのが苦手ですねー(僻みですが)でも、何だかんだでオチが無理矢理なハッピーエンドで無かったり、先が気になるストーリー展開、タイムトラベルの問題点とか面白かったです。