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この本を読むと自分の中の悪い自分が出てくるような気がする。
そして、その悪い自分がニヤリとする。
デトックスされた様な気分に最後は落ち着く。
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なんとまぁ、原田マハ自身も、こんな思いをしたことがあるのだろうか、こんな経験があったのだろうかと、色々と考え込んでしまう。
室生寺に行ってみたくなった。
釈迦如来坐像を見てみたい。
土門拳の写真も見てみたい。
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初めてノワール小説を読んだ。ミステリー作品が好きな自分には正直いまいちだった。人間の闇と作品を繋げる要因としての官能的な描写が多かったことを覚えている。最後のゴッホの節について、どの視点で何を見ているのかよく分からなかった。再読あり。
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久々の原田作品、ワクワクして手にしたが、ガッカリ。学級委員の高校生が精一杯背伸びして、大人の世界書いてみた、みたいな痛々しさ。初出みて理解。デビューまもない頃の作品だったんだ。なんか騙された感残った。絵画ミステリ–期待してます。
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原田マハさんの著作の評価は、だいたい高いので、この作品がなぜ低いのか読んでみようと思いました。
著者お得意の美術、特に絵画を中心に置いた作品は、著者の絵画作品、絵画の作者への理解が深いので、全て成功してきたと思います。
そんな中今回は表題にあるように、作品というより、人間の裏側や、腹黒い面に焦点を当てて物語が描かれていました。主題は悪くないと思いますが、読み進めて気持ちが乗らないというか、理解し難い面が多くて、今回は納得できる作品でありませんでした。残念ですが、こういう時もあるでしょう。
これも読んでみなければわからないと今回は諦め、次回作品に期待したいと思います。
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どろっとした読み心地の短編集。
意欲作ってことなのかな?
やっぱりこうアートに真っすぐみたいなのが好きだなとは思ってしまう。
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愛と性かな。本当はこうじゃないんだって思っても現実は目の前にいる誰かと逃れられない関係が続いてしまうって事を短編で綴られている本だと思います。なかなか良かったと思います。
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六つの短編集。個人的にエロティックな描写がにがてなので、好きにはなれない一冊だったが、表層ではわからない深い部分を抉り出すような物語だった。
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山田詠美さんの本かな、と思いました。原田さんの作品で読み飛ばしたいと思ったのはこの本が初めてです。ちょっとびっくり(・・;)
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え!?
最初の「深海魚」を読んで、間違えて借りたと思って、原田マハの名前を再確認した、笑
それくらい私の中の原田マハの作品とは異なっていた。
私が悪いのだけど、あらすじを一切確認することなく、黒い絵というタイトルと原田マハというだけで、間違いなく面白いだろうと思って借りた。(表紙の絵も不穏な感じでわるくない)
そして、黒い絵=岸部露伴ルーブルへ行くのイメージだったので、絵にまつわるダークなエピソード(曰く付きの絵とか後ろ暗い歴史的背景の絵とか)なのかと思って読んでしまった。
最初だけかと思ったら、次の「楽園の破片」と「指」もこれじゃない!!と思って読むのを止めた。
そこでみんなどう思っているのと感想を見たら、後半がちょっと違うようなので、続きを読んでみた。
「キアーラ」はまぁま。「オフィーリア」は嫌いじゃない。「向日葵奇譚」はわりと好きな話だったので、せめて掲載の順番が違ったら、こういう作品も書くんだなぁで終わったのかもしれない。
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原田マハさん初読みです。6つの短編集。いきなり官能小説ぽいのが続いたので、3篇ぐらいでギブアップ気味だったのですが、途中でやめるのは主義ではないのでとりあえず読み続けました。後半のオフィリアと向日葵奇譚は江戸川乱歩の作品を彷彿させるようなといっても語りとか内容は全然違うのですが、薄ら寒い感覚を醸し出すような世界観の作品で面白かったです。他の方の感想を読むと、この本自体が通常の原田さんの作品とは異質の作品らしいのでそのうち原田さんの代表的な作品を読んで見ようと思います。
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勝手にゴヤの話だと思い込み読み始めました。おや?なんだこれ?どこに黒い絵が出てくるの?と読み進めて最後の章、やっと原田マハさんっぽい物が読めました。
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「生きるぼくら」を読んだ後に読みました。原田マハさんの引き出しの多さにビックリです。
物事に強く眩しく光を照らせば、深くて暗い影が出来ます。マハさんの明るく前向きになれる小説があるのは、深くて暗い影のある陰があるからなんだなと感じました。
共感できるところもあり、人間の影の部分に光を当てた小説でした。
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ちょっと衝撃的な短編集でした。原田マハさん、こういうのも書くんだー。ちょっと最初のお話は刺激が強い。でも最後はやっぱりゴッホ!!『たゆたえども沈まず』を思い出しました。
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画のお話だ、よね。
いつもの期待からか…。
テイストが、違ってました。
冒険された?
行間もあってか、文字が大きく。
あっという間に読了ですが。
後味が、なんとも。
…らしくない。
短編集なので。
どんどんと慣れながら『黒さ』にも。
が、テーマかな。