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史実を絡ませながら創作するこの作者のスタイルに,ぐいぐいと引き込まれ,一気に読破してしまった。「忍者観」というのだろうか・・・。忍者をどうとらえ,どう読み解くか・・・。難しく考えずとも,面白い!!のは間違いない。
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伊賀の忍び達は、給料が良いかどうかで物事を判断してるところは興味深かったけど、やっぱり伊勢の武士の方が読んでて面白いなあ。
義理人情とかに弱い。
だから大膳みたいなのが好きだな〜平兵衛とかもいいな〜
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是非映画化!
でも日本人監督ではなくて、300の監督、ザック・スナイダーでお願いします!
もうすぐエンジェルウォーズが公開するね!
圧倒的なスピードと迫力・疾走感!
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この作者の作品は呼んでいるとその情景を頭の中で思い描きやすいです。マンガみたいな小説で、さくっと読めます。
最近のマンガとかに出てくる忍者とはまた違った、どこかリアリティのある忍者が印象的です。
無門かっけぇ
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史実とフィクションの融合が本当にうまい。のぼうの城もよかったけどこっちのほうが好きだなぁ。忍者と武士の戦いの迫力は痛快でした。
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超人だらけの戦国時代を強引にぎゅっと纏めた感じ
三国無双みたいな感じ。
戦闘シーンより、心の読み合い、心理戦をもっと観たかった
けどだいぶ好き
とにかく無門は超人
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テーマが忍者だと、どうしても「梟の城」と比べてしまいます。向こうの木猿がとても魅力的だっただけに、お国が少し残念でした。
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最初は、主人公は登場しない。しかも、登場時はどちらかというと敵役っぽく、感情移入できないキャラだった。最初は誰が主人公かもわからなかった。忍びの世界で珍しく人の感情を持つ男に思いを重ねてしまう。しかし、彼の弟を死にいたらしめる非常な男こそが、この物語の主人公なのだ。忍びの国という独特の世界が、読み手を物語の中に引きずり込む。
私は、グイグイ引きずり込まれた。(^◇^)
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戦国の世、忠義や名誉のために戦う武士たちを横目に、まったく異なる道理にしたがって戦ばたらきをする男たちがいた。伊賀の忍びたち。ただ金と欲得のためにわざをみがき、日々戦に明け暮れる彼らは、卑怯者とのそしりを歯牙にもかけず、ときに裏切り、だまし討ち、肉親同士でも殺し合い……。
そんな中、とりわけて伊賀者らしい男がいた。名は無門。ずばぬけた身体能力とわざをもち、怖いもの知らずとしか思えないこの男には、ただひとつの弱みがあった。一目ぼれしてさらってきた女、お国にだけは、まるきり頭があがらない。育ちのいいお国は、無門のもってくる稼ぎくらいではとても満足がいかず、もっと稼いでこないことには、家に上げさえてもくれない。(その家はもともと無門の家のはずなのだけれど)本来は怠け者で、あまり積極的に働く気もしない無門だが、お国を家に置いてからは、せっせと稼いでこねばならなくなる。
やがて、伊賀者と織田家とのあいだにはりめぐらされた謀略が、かつてない壮絶な戦をまき起こすが……
のぼうの城のときにも思ったけれど、まさしく極上のエンターテイメント。盛り上がる展開、ダイナミックな戦闘、なによりキャラクターの魅力!
さまざまな事情があいまって織田家について働くことになった武者・大膳との対決に話が向かっていくのだけれど、大膳がまたすごく魅力的なんです。名を知られた武将で、いかにも武者然とした堂々たる戦いぶりの、気持ちのいい人物で、無門とは対照的。そのふたりの対決が熱い。
非道をもって知られる伊賀に生まれ育ち、とりたてて疑問も持たないまま、金のためにいくらでも人を殺してきた無門が、物語の最後に、どうかわるのかということ。そこも読みどころ。
面白かったです。
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史実的描写や感情移入しにくいキャラクター達に最初なかなかその世界に入り込め切れずにいたけど、最後はさすが、頁をめくる早さが変わっていくのがわかる。
頁をめくると一緒に忍や侍達が魅力的になっていく。
無門、かっちょいいです。
文吾、あんま好きでないです。
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「のぼうの城」より面白かった。自分は好きだな。
戦のシーンは読んでいてゾクゾクする。この作家はそんなシーンを想像させる書き方が上手い。話が進んでいく中で忍者独特のドライな感じがある反面、無門の人間臭い所が何とも言えないバランスで味を加えている。
戦を中心に描かれているが、人間ドラマの部分もあり最後の方の無門とお国のシーンがちょっと切ない気持ちがした。
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2011年04月 04/020
和田竜さんの2作目。織田信雄による伊賀攻めを描いた作品。
忍者ものながらリアリティがあり、ストーリーにはミステリーちっくに積み重ねれられたものがありました。気分がのらなくて、序盤は読むのに時間がかかりましたが、後半は一気読み。
ラストの橋のシーンもステキ。
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「のぼうの城」の作者が忍者をネタにして書いた、というだけで、既にある程度の面白さは保障されている感じ。
文庫本を買いました。
忍者、やっぱり面白い。
存在自体が限りなくフィクションっぽいから、かな。
織田信長が天下統一に向けての足がかりを固めつつあった頃。
伊賀の隣国伊勢に婿入をしていた次男信雄が、謀反を起こし伊勢を織田家の勢力下に治めようとしていた。
そこから物語は始まる。
信長は「虎狼(ころう)の族(やから)が潜む秘蔵の国」伊賀には手出しをするな、と言う。
しかし、信雄は――そして、伊賀を束ねる十二家評定衆者たちの思惑は。
史実をベースにしつつ娯楽性十分な物語はテンポ良く進み、最後まで一気に読ませます。
物語の中心となる忍びの超人無門(むもん)、武士の日置大膳(へきたいぜん)あたりの人物像が魅力的。
でも、実は、信雄の存在がポイントかも。
特別な父を持った息子の複雑な心情がよく描かれていて、その弱さを含めた人間くささが、ともすると単なる娯楽活劇で終わりそうなところにリアリティを与えていたりするのです。
面白かったけど、私の中の忍者モノNo.1「梟の城」には及ばず、かな。
解説を児玉清さんが書いてます。
普段、解説ってあまり読まないのだけれど、今回は読もう。(合掌)
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史実をベースとしたエンターテイメントものという感じである。読み物ととしては面白く忍術の創造性は面白い。
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するする~と読めてしまった.
随所に解説?や引用文が入ってくるので,
歴史通でなくてもたのしめました.
キャラクターも魅力的です.