紙の本
電車で読んで、降りる駅がどうでもよくなる本
2023/06/04 06:51
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:KeiM - この投稿者のレビュー一覧を見る
筋の通ったしゃきしゃき系のキャリアウーマンと、空気は読まない効率第一な無礼男のラブストーリー。
ふたりの勢いの良さがいい。
犬猿の仲、本音はとってもトゲトゲした物言いな会話(とその裏の考え)、田舎にやってきたニューヨーカー、
電車で読んでいて、本当に乗り越しごめんになりそうな本。
だって2人+1の世界にあっという間にスリップさせてくれるんだから。
こういうロマンスが読みたかった!
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本屋で目に留まり、表紙とあらすじを見て購入。
主人公文芸エージェントをしてるというのも気になった。
ロマンス小説を読むのは初めて。
最悪な出会いから始まるラブコメ。
掛け合いやジョークに慣れずにちょっと戸惑うが、そこがいかにもアメリカらしいなと思う。
妹への愛、本への愛、仕事への愛、ニューヨークへの愛に溢れた主人公ノーラのことをどんどん好きになった。
特に姉妹のお互いを想う気持ちが素敵だった。
ハーピーエンドで終わると分かりつつも、恋愛模様や姉妹愛に嬉しくなったり、悲しくなったりして、初めて読むロマンス小説はとっても楽しめた。
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読了後、まるでロマンス映画(洋画)を観たような感覚!!旅行のときに持って行って読みたい本No.1かも。というかそうすべきだった....
最初はノーラとリビーの独特な表現やユーモアに戸惑ったけど、途中からはそれすらも面白くなってた。本に関する表現等がこれでもか、というくらい使われてて、本好きにはたまらない.....
チャーリーは私の推しFictional character になりそう
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主な登場人物が全員、本が好きという小説。主人公は、ニューヨークで活躍する文芸エージェント。最愛の妹が第三子を妊娠中。出産で大変になる前に、二人で旅行しようと誘われる。旅行先の田舎町での1ヶ月。仕事中毒の姉を心配する妹が用意したチェックリスト。まごうかたなきロマンス小説で、ラブシーンが多すぎる気がするけれど、ヒネリが聞いた会話が面白い。本好きに悪人はいないよね、って、気分になる。