投稿元:
レビューを見る
全部自力だとわからなかった!けど面白かった!音声の強弱が激しかったのでもう少し波がないとありがたいなと思いました。
セミはなんでセミだったんだろう?最後の男性は死ぬほどだったのか?セミナーの方の枕に叫ぶのが分からなかった。
歌が耳から離れません。メロディも声も歌い方も好きでした!!
投稿元:
レビューを見る
Amazonの紹介より
あなたの「耳が」推理する。「音」が導く真相に驚愕する。
読者を1ページ目から未知の世界へ連れて行く。
謎が「きこえて」くる。
衝撃が、あなたの耳に直接届く。
物語×音声。小説を立体的に体感する、まったく新しい「謎解き」の新体験型エンタメ、誕生!
突然死んでしまったシンガーソングライターが残した「デモテープ」。
家庭に問題を抱える少女の家の「生活音」。
言えない過去を抱えた二人の男の「秘密の会話」。
夫婦仲に悩む女性が親友に託した「最後の証拠」。
古い納屋から見つかったレコーダーに残されていた「カセットテープ」。
私たちの生活に欠かせない「音」。
すべての謎を解く鍵は、ここにある。
「いけない」や「N」など最近は、斬新な手法で提供するのが印象的な道尾さん。今回は音声ということで、「いけない」では各エピソードの最後に写真が添付されていました。その代わりに音声が含まれているQRコードが添付されていると思ってください。アクセスすると、Youtubeの限定公開にアクセスすることができ、真相が明らかになります。
ただし、最後のエピソードでは、音声だけでなく、動画も見ないと楽しめないので、ご注意を。
最初は気づかなかったですが、回を重ねるごとに聞いてみると、ジワジワとくる衝撃がたまらなかったです。
文字だけの小説とは違い、「音」があることで、物語に立体感や深みが増して楽しめました。
小説内での世界観の奥行きやそれぞれの人物の声などがあることで、写真とは違った「声」の響きや音声を聞いている時の立ち位置といった違った視点として楽しめたので、今後もこのような小説があってもいいなと思いました。
こういった趣向は、どうしても「いけない」と比較してしまうのですが、「いけない」よりは比較的わかりやすかったなと思いました。ただ、どちらの作品も、公式の答えが載っているわけではないので、答え合わせの際は、他の方のネタバレレビューを見るしかありません。
それにしても、どのエピソードも最後の音声ファイルには驚きでした。自分ではこう思っていた発想が、音声ファイルを聴くことで、ガラリと変わるものもあったので、衝撃が楽しかったです。
どのエピソードも甲乙つけ難いと思うほど面白いエピソードばかりで、真相は読者にしかわからないようになっているので、それぞれの登場人物の今後が気になります。
投稿元:
レビューを見る
音声を使うことによる面白さを一番感じたのは、その特性を最大限活かしていた「にんげん玉」だったが、タイトルの意味がどうしても分からず未だにモヤついている。
仕掛けが一番好きだったのは、最後の「死者の耳」。一見反則のようにも思えるが、使えるものは全て使ってやろうといういじらしさ。
音声はYouTubeで聞くので、今全国でどのぐらいの人がこの物語を体験したのかが再生数から直接分かるのが新鮮。
投稿元:
レビューを見る
音声を聞きながら謎解きをするのがとても新体験で楽しかった!
道尾秀介さん監修の謎解きゲーム【ディテクティブX】が好きな人にも特におすすめです!
投稿元:
レビューを見る
短編集だとわからず、第2話読み初めて気づきました笑
文章だけでなく音声等を聞いて結末を読者に委ねさせる作品
とっても楽しかったー
投稿元:
レビューを見る
本文中に登場する「2次元コード」を読み取り音声を再生して、真相を推理するという新しい試みの「体験型ミステリー」
興味半分、冷やかし半分で、手に取り、読み始めて見たところ・・・
期待値が高かった分だけちょっぴり残念って感じでした。
読解力が足りないのでしょう
不完全燃焼って感じの作品が目立ちました。
そんな中にあっても、第三作目の『セミ』良かったと思いました。
投稿元:
レビューを見る
おもしろかった!最高のエンタメです。QRコードでyoutubeに繋がるという新しい楽しみ方でした。
どれもなんとも哀しい話がベースでしたが、セミは哀しさの中に温かさが混ざってよかった。
図書館でリクエストしたので、またまた新品を読めました。ありがたやー!
投稿元:
レビューを見る
音を使った体験型ミステリに惹かれて購入。
第一話を読んで思ってたのも違う、、と思ったんだけど、第二話目が想像通りドンピシャの内容でおぉっと感動。だから第二話が1番好みかな。三話は道尾さんらしい気持ち悪さが根底に流れているテイストでちょっと苦手だった。第四話はビビり散らかした。耳に残る感じ。すごい怖かった。
第五話は1番謎解きっぽさを感じがしたかな。でも、最後の音声はちょっと反則というか、違うんじゃないかな?と思う。私は最初イヤホンで音だけ聞いてたから気づかなくて、レビューサイト読んでから知って慌てて聞き直したから。気づいてない人もいるんじゃないかな?
総じておもしろい。新しい叙述トリックって感じ。
投稿元:
レビューを見る
最後だけは音声じゃなくて見るだったのがちょこっと残念だったけど衝撃が凄かった。
個人的にセミが好みでした。思いを飛び越えてずっと仲良くいてくれええ。
毎回イヤホンするのが面倒で骨伝導イヤホンを付けっぱなしにして読んでました。
投稿元:
レビューを見る
冒頭と終盤、もしくは終盤だけにQRコードがあって、それも全部聞かないと話の全容が分からない。体験型ミステリーが最近増えてくれているので、読みながら人物像をイメージしながら想像を膨らませる以外でも楽しいのに、更にエンターテインメントが増えてわくわくしながら読んだ。
だけど読者にもある程度の推理力とかが必要で、「答えはわかったけどどうしてこうなったのか?」に到達できない人もいるかもしれない。
でも「意味がわかると怖い話」程ではないし、細かい描写のお陰で拾えるから、よく読めばなんとなく・・・ってなるから、同じ話2回3回読んでも味がある。
シンプルに怖ってなったのが「きこえる」。歌好き。
一番好きな話は「セミ」。
セミーーー!!お前親友な、一生親友な!
セミーーー!!
文字のトリックですっかり騙された「にんげん玉」。
あぁ、成程ってなった「ハリガネムシ」
「死者の耳」は、音声だけに集中したらいけない。目を瞑って聞かずに、その静止画もちゃんと見ておかないと手がかりを見逃す。
結論:この本楽しい。
投稿元:
レビューを見る
確かに、耳で聴かないとこれは何だか分からない小説のまま終わってしまう。最後のQRコードで、全てが分かる…はずなのだが、考える力が足りないし、推理する時間も惜しい(推理するより早く次の本が読みたい)ため、考察サイトを頼った(泣)。
道尾さんの最近の小説は「いけない」と言い、読む人を選ぶなぁ。
どれも少し怖い結末である。私が気に入ったのは「セミ」。唯一救いのある話だった。ひとつのテープだけが知っている事実。聴く人が聴けば同じ会話でも全く違う意味合いを持つ。泣きながら車に乗り込んできたセミが、本当は両親にちゃんと愛されていることを知ることは出来たのだろうか。
最後の短編は、"聴く"だけでは意味が分からない。"見る"ことも必要だ。私はこれに気付かず、画面を注視していなかったため、サッパリだった(言い訳)。明らかに怪しい飯田が、この後きっちり捕まることを願う。(殺人教唆くらいにはなるのではと思う。)
投稿元:
レビューを見る
結構積置きしてた作品。
読み始めると一気読み。
作者独特の意味深な文章が推理欲をくすぐる。
内容自体がしっかりしてるので単にどんでん返し作品とは違う。
『聞こえる』
これは文章だけだと解らなかった。
少し強引か。
『にんげん玉』
これは読んでて大体解った。
音源で納得。
『セミ』
これもちょっと強引。
『ハリガネムシ』
これは読んで代替解った。
最後にボリュームアップした声で超納得!
『死者の耳』
これも少し強引か。
まだ気づいてない箇所がある気がする。
結果結構面白かったし、作者の才能に感銘した。
投稿元:
レビューを見る
【ぜひ他の人の考察も知りたい!】
音を使うという新しい小説の形であるものの、音である必要性があったりなかったり。
あと音を使うならYouTubeのように広告が入るサイト以外を使ってほしかった。
本の内容としては世にも奇妙な物語的な感じ。
まだ作者によるネタバレ公表前だから、私が気づき切れていないが故の感想もあるだろうけど、以下がエピソードごとの感想
【エピソード① 歌手のやつ】
殺されたはずの女の子はの声はどこからしてるの?録音なのだとしたら、どうやってしたの?頭の中から声がしてるって言う非現実的な話?であれば少しがっかり
【エピソード② 先生のやつ】
数学教師を指す先生と、講師を指す先生をどちらも「先生」と表記し、
発言者がどちらかを分かりづらくするという話はそんなに新しみがないかも。
音声はなくても良いのでは?
【エピソード③ セミのやつ】
昔の録音を再生して流れている会話を、今目の前で行われている会話だとセミが勘違いするってことよね。
セミが純粋で素直で単純で好き
【エピソード④ 寄生虫のやつ】
女子生徒が盗聴のUSBを差し込んだ時に、「キムチ」って言ったのは「気持ち悪い」って言いかけようとしてて、最初から盗聴に気づいていたってこと?
でもどうやって気づいたの?
誰が寄生虫なのか?的な最後投げかけは、自分が得たい未来を得るために、塾講師を意のままに動かした女子生徒が寄生虫ってことなんかな?
ボートを見つけた先生が女子生徒に協力して遺体処理をしたんだと思うけど、男子生徒は何者?ただの勘の良い男子生徒であり、ストーリーの本筋に絡まない存在なの?
【エピソード⑤ 画家のやつ】
特にモヤモヤもなければ、感動もないといったよくある世にも奇妙な物語のエピソードって感じ
投稿元:
レビューを見る
さすが道尾秀介というところ。
音声を聞いて物語が180度変わる。
個人的には2話目のにんげん玉が好みかな。
投稿元:
レビューを見る
斬新なアイデアだけど、音声があることで本を読む時の脳内音声だけでなくてちゃんとこのシーンって、ここで聞こえてる音ってこんな感じなんだなってちゃんと想像できるようになってるし、具現化されてて楽しかった
音声を聴くことって行為で得られる要素や強みをしっかり持ってた
「聞こえる」
最後の音声でヒェっとなりました
1番最初のやつからそうきたかって感じがすごかった
主人公がかわいそうになってもうた....
「にんげん玉」
いつミスリードの錯覚が行われてたんだよぉ!!!!
鮮やかすぎてほんとに気づかなかった
もう一度すり替えポイントを探す旅に出ます
「セミ」
ミステリー系だとよく見かけるタイプのお話だと思ったけど、子供達なりに抱える重い感情がわかりやすかったし、遺書でどうしてそんなこと書いたんだろうって気になってた部分があったけど音声聴いて納得してしっかりあぁ.....って感情になった
「ハリガネムシ」
音声を聴くってことの強みを使ってホラー感出してきた
盗聴するってこんな感じなんやな......
しっかりこの本のテーマと合ったいい作品でした
特段ゾクゾクした
前の4話と動画が同じテイストのサムネだったから完全に油断してた
急に来た驚きがすごかったのと、だからか....!!って納得感とで身体がゾクゾクした
締めによかった