紙の本
ギンキラギンに生きているか
2022/09/21 22:57
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投稿者:ぺるびあな - この投稿者のレビュー一覧を見る
言葉を生業とする著者ならではの生きた言葉、セリフ。それに釣られて、とにかく読み進めたくてしょうがない。
次第に、これまでの自分の何かしらの思い出とリンクして感情を揺さぶられ続ける。必然的に過去から現在までの自分との対話を余儀なくされる。たくさんの疑問符を突きつけられて、同時にこれからの在り方についても問われた気がした。
この本を読んだ今、これをきっかけと思うか思わないか、そしてそのきっかけで動くか動かないか。
読み終わる頃には、ポンポン持って応援を私にくれる人達がいる気がする。今日から小さな事で良いから何かしら探して動いてみようと思う。
自分の人生こんなものじゃないと思える小説だった。
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エッセイかと手に取ったら小説だった。
大衆小説は苦手なので読むか否か迷ったけど折角なので読んで見た。
意外で夢のある展開に中盤くらいまではそれなりに読んでだけど後半から余りに凡庸な文章に辟易し、飛ばし読み。
映画化とかしたら面白いかも。
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初めての作家さんの一冊を手にした。
人気番組を担当していた53歳のアナウンサーが、突如退社して新たな人生をスタートさせる物語。
何故に新しい人生にチャレンジすることになったのか、その根拠にイマイチ説得力がなかった。
新たな人生に挑戦する元アナウンサーの家族や友人たちの応援の姿が物語の軸となって綴られる。
まあ、中年オヤジの夢追い物語だった。
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「中年の挑戦」: かつての夢と向き合う心温まる物語
Audibleで耳にした「中年の挑戦」は、かつて高校球児だった太田裕二の人生を描いた、感動的な中年青春ストーリーです。太田は「将来プロ野球選手になる!」という夢を持ちながら、甲子園出場の一歩手前でその夢を断念します。その後、地方局のアナウンサーとして新たな人生を歩み始めた太田ですが、夢を諦めてから三十五年後のある日、番組でのひと言がきっかけで世の中が動き、忘れかけていた夢が再び蘇ります。
この物語は、表面上は順調に見える人生を送りながらも、内心では何かに満たされない日々を過ごしている人々に共感を呼びます。夢を追い続けることの難しさ、あきらめがたい想い、そしてその気持ちに正直になる勇気について、深く考えさせられます。
「中年の挑戦」は、ただの青春小説ではありません。人生のどの段階にあっても、夢に向かって挑戦する価値があることを教えてくれます。太田裕二の旅路は、多くの人にとって、かつての夢と再び向き合うきっかけを提供してくれるでしょう。
この物語を通じて、大人の読者も自らの青春時代を思い出し、人生のどの時点でも新しい挑戦が可能であることを思い出させてくれる作品です。夢を追い続ける大切さと、それに挑む勇気を与えてくれる、心温まる一冊です。