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投稿者:よっしー - この投稿者のレビュー一覧を見る
気付けば引き込まれ、最後は泣きながら読んでいました。人って自分も大切にするけれど、やっぱり自分の大切な人が一番大切なんだなと思える本です。いい本に出会えました。
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投稿者:E司書 - この投稿者のレビュー一覧を見る
母親を亡くしこども飯を提供する大衆食堂の息子、心也はこども飯を食べにくる夕花と不良の石村を気にかけていた。夕花は学校で疎外され家庭でも問題を抱えていた。石村との関係や夕花との恋心を交えながら同級生との友情、別れが展開する。同時進行するカフェレストランミナミの事故による店舗修復と大衆食堂との関係は?最後に感動する繋がりは森沢ワールドの見せ場。感動のラストが待っている。
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すぐに再読したくなる良作でした。森沢作品にハズレ無し、と言いたくなるラストでした。エピローグでは完全にやられてしまいました。
他作品にも一部リンクしていてニヤッとさせられるシーンもいくつか。この物語の人物もいつか違う作品にもカメオ出演して欲しいなあ。
あと、いつもの、眉をハの字、ってフレーズも好き。
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少し前に「エミリの小さな包丁」を読んでいたので、龍浦の場面ではエミリのおじいちゃんにまた会えてとても嬉しかったです❁⃘*.゚
途中から心也&夕花とマスター&ゆり子のお話が同時進行で進みますが、まさかの展開に涙しました。「タカナシ工務店」のメンバーにはきっと何かあるよなぁと思ってはいたものの…全然最後まで仕掛けに気付きませんでした!
森沢明夫さんの作品はまだ3作目ですが、他の作品も是非読み進めていきたいと思います(*´꒳`*)
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森沢明夫にハズレはないと思いたいが、これはどうか。
感動はするっちゃするけど、かなりの変化球的展開。
納得できない部分の内容を書けばネタバレになってしまうし、とはいえこういう展開かなければ平凡な貧困小説になってしまうし。うーん。
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最終章涙腺崩壊。
心也と夕花のストーリー、マスターとゆり子のストーリーが当初同じ時間軸かと思っていたのだが、最後にすべてがつながった。
「エミリの小さな包丁」との関係性もあり、その作品をきっかけに作者のファンになったのでそれも嬉しかった。
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タイトルを見ての感想:すごく美味しいものを食べて泣きそうになること、ありますよね〜
あらすじを読んでの感想:子ども食堂の話か。普段満足に食べられない中で食堂の美味しい料理を食べられたら涙腺も緩むだろうな。
読後の感想:上記も外れてはいないが浅はかな予想だったなと恥じいるばかり…
辛い描写もあったものの、優しさの連鎖に心洗われた。
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別々の2つのこども食堂。
物語はこの2つがそれぞれ同時に進んでいく。
ツラい事、悲しい事、すべての事が最後に繋がった時に涙(T-T)
最近涙もろくて…歳をとるといかんね笑
森沢明夫さん要チェック_φ(・_・
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ラストでめちゃくちゃ鳥肌が立った。やっぱり森沢さんの書く心温まる話大好き!
風景の描写が綺麗すぎて話にものめり込めた!
森沢さんの他の本の登場人物とも繋がってて読んでてワクワクした!エミリに並ぶくらいすき!!
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おいしくて泣ける、、
小さい頃に味わったお昼ごはんや海辺で大切な人と食べたパンやおにぎり、大人になってからふとしたときに食べるなんでもない食事、そこに詰まった愛情を感じるとき、思わず泣ける。
そして味わった愛情は忘れることなくその人の心に染み渡っていくものなのかもしれない。「おいしい」がつくる人の縁、かっこいい大人でいたいなと思わせてくれるいい本です、、
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ほっこりする。
子ども食堂を営む2組の家族のお話。
心也くんのお母さんの想いが繋がっていく感じがあたたかかった。
タイトルはあまりピンとこないけど…。
でも、気持ちの良い小説でした。
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タイトル『おいしくて泣くとき』・・・うーん、ごはんを食べて、美味しいとは思っても、泣いたことってあったかなあ?
結局、思い浮かばない私は、食に関して悲痛な経験がない平和な人間です。
いろいろな事情があって満足に食べられない子どもたちのための「子ども食堂」。本書は世代をつなぐ温かな物語だと思います。
主人公は、中学校時代にありがちな厳しい家庭・友人関係、約束や奇跡は信じようとしない状況に身を置きながら、優しさだけは失わずに過ごし、その生き方が周囲へ幸せの波及効果をもたらしていきます。
森沢明夫さんの物語には、辛い・苦しい事象を抱えた人に視点を当て、ゆっくりと凝り固まった心をときほぐすように沁みてくるよさがあるように思います。それが重苦しく感じられない点がいいです。
心が荒んでいるな、疲れているなと思う時には、癒されるはずです。
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毎日おいしいご飯を食べられることが、当たり前ではないということを改めて実感できる本。
2つのストーリーが同時に進んでいて、どこで交わるかと思いながら、それぞれに話に引き込まれて一気読み。
最後の種明かしまで全く気づかず読んでいて、繋がりがわかった途端、そういう伏線があったのかと妙に納得。
みんなが幸せになれる最後に、じわじわ感動。
カッコいい大人になりたいなぁと思う。
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無料でこども飯を提供する食堂の息子の心也と、そこに通う夕花。
夏の日、養父の暴力から逃げる、一晩だけの逃避行。
初読みでは過去と現在のリンクを予測しながら読んだ為か、じわっとした感覚だけだったのが、読み終えてすぐにサラっと再読すると、何故だか自然に泣けてきた。
『癒し屋キリコの約束』の「昭和堂」にもくすぐられた。
エピローグ。幸太ー!おまえもかっ(笑)
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人の幸せは
自分で判断しながら生きているかどうか。
人の思いをつないでいくのも
人の温かさを重ねていくのも
自分の意志でいきていけるかどうか。