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2年生の夏休み、友人たちと一緒に桃代の実家、広島へ。そこで才能がありながら若くして亡くなった真田さんの話を聞くことに…。
ひと夏で、なんだか八虎も八雲も一皮むけたような気がします。世田介くん、グッジョブ。
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2023 11/22 読了
広島編完結の巻
人の死と向き合いそれを作品に昇華して、八虎や八雲なりに亡くなってしまった真田の死を悼み、それぞれの死と作品との、自分との感情に答えを出す話。
ここからネタバレです!
八虎、八雲、桃ちゃん、はっちゃん、それぞれが前に歩きだす、みんなの気持ちを救うキッカケを与えるのが世田介くんだったのは意外なようでそうでもない気がする。
世田介くんのその繊細さと浮世離れした感情でみんなを見て感じて、その繋がりを知れば知るほど彼からしたら本当に素直に思えたことを口にしただけだとしてもそれが救いだったのは、あの最悪な蟹江ギャラリーでの出来事の後だったからこそ本当に救いだったのだと思う。
そして、八虎の作家デビュー!
読んでて自分のことのように嬉しかったし、なんかきゃっ、って感じで恥ずかしかった。良い意味で。笑
何はともあれ、みんな、広島を経てまたひとつ大人になって作家としても成長した姿を見れたのは良かったです。
次巻も楽しみです!
読んでいただきありがとうございます!
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62~65筆目
夏休み編がやっと終結。
「当事者だからってその出来事が同じように見えているわけじゃない」
「なんで立ち直らなくちゃいけないの。その悲しみを一生背負って生きてもいいんじゃないの」
これ両方とも世田介くんの言ったことだけど、この人ちょいちょいええこと言うな。
1つめは悲しみから立ち直ってない八雲さんが事実を誤認していたことをふまえて八虎くんに言ったこと。
2つめは八雲さんに対して言ったことだけど、悲しみを引きずっている人に対してたいていは「早く立ち直れ」だの「立ち直ることが悪いことではない」というけれど、立ち直らないで生きていくことも肯定するのもアリかな、と思わされました。
巻末の学園祭の話はめっちゃ好き。懐かしい人も出てきたしまさかのつながりが。ユカちゃん登場がうれしい!てかマキちゃん、ユカちゃんのフォロワーかいっ。
私もですが(リアルで)。
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このシーンのために今までの広島編があったんだろうなとそう感じさせてくれるような特別な一コマが印象深い。死とどう関わるか、いろんな答えがあるのは美術もいっしょで、八雲くんたちはようやく折り合いをつけることができたようでスッキリした。
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広島編おわり〜!
よたくんの「立ち直る必要なんかない。悲しみをずっと背負っていけばいい」の一言よかったね
当事者だから分かることもあれば、当事者じゃないからこそ分かることもある。大事なのは失礼に値しないかを熟考したうえで行動することなんだろうな。自分にできることを行動に起こせたらいいよね。
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絵の価値って何なんだろうか…作家の人生が付加価値として絵が売れたり。絵を買う人の動機なんて結構それぞれなんだろうな。
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みんなの想いを部外者なりに咀嚼した結果の八虎の作品には、その子は"居た"し皆の中にはまだ"居る"んだなあ。
八虎の優しさもよたの優しさも、3人の強さも、
ぎゅっと詰まった15巻…涙なしでは読めませんでした…はあああ好きな漫画すぎる
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15巻で一旦追うのを辞めようと思う.前巻から話の内容(夏休み・まち子)に全くハマっておらず、作中で登場する作品に驚きがなかったことが理由.話のプロットが長く置かれていないように感じた、困難の大きさと頻度が少ない.話の内容と著者がブルーピリオドに突入したように感じる.
2021年12月から読み始めてたので、約2年間楽しめた.2022年は絵画にハマって、絵画教室に行くまでだった.絵の面白さを知れるいい機会になった.原画展は、魅せ方が今までで見たことがない斬新さで、グッズも良くて最高だった.
やはり、漫画は10巻が一旦の壁になってくると感じた.10巻を過ぎても面白い漫画は、本当にすごいと言える.主人公が未経験分野やいきなりの成長系は周囲の凄さの中で成り上がる過程が面白い.ある程度進むと、フェーズが変わって責任もやることも変わってくるため、見方が変わるのだろう.その点で、今の八虎は1人の学生でなく1人の画家だ
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完結した感がするんですけど……
ももちゃんの方も、殺されたことを受け入れられないから、という解釈もあるんだよな。
ちゃんと、過去のニュースとかで調べて確認してほしいな……。その空白が効果を生み出しているのかもしれないけれどん。
そういえば、森先輩ほんとレアキャラだなー、再登場しないのかな~?
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世田介くんの言葉に震えた。
「ねえ なんで立ち直らなくちゃいけないの
村井さんは その悲しみを一生背負って生きてもいいんじゃないの」
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真田まち子の死を受け入れる 手放す
人間は目に見えないものを共有できるからこそ 死というものをみんなで解釈して受け入れたり手放したりできる
その悲しみを一生背負って生きてもいいんじゃないの
入選し作家デビューした八虎
画家(プロ)になるってピカソと同じ壁に並ぶってこと
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芸術以前に人間ドラマだった。
死を受け入れられない。
そんなとき、「なんて立ち直らなくちゃいけないの?」の一言で救われる。そう、救われる。
それにしても作品の展示の風景は素晴らしいなぁ。
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【あらすじ】
高2で絵を描くことの楽しさに目覚め。猛烈な努力の末に東京藝大に合格した矢口八虎。藝大2年目の夏のある日、八虎は、「公募展」なるものを知り、年上の同級生・八雲と鉢呂が、その作品制作のために彼等の故郷・広島へ帰省するのに誘われる。賞金や展示など授業や課題とは一線を画す作品作りの世界を意識した八虎は、夏休みを広島で過ごすことになった。作品制作に励む一方、八雲や鉢呂、藝大の同級生・桃代たちと過ごすうちに、彼らの古い友人だった真田という藝大生の存在を知る。彼女こそは八雲や鉢呂や桃代にアートへ向かう強力な動機を植え付けた若き芸術家だった…!「新入生」の時期は終わり、大人へのステップが始まる。新しい出会い、新しい課題、美術との関わり方、八虎の人生も新しい局面へ。アートの歴史や可能性を詳細に活写、美大に進学した青年たちの情熱や奮闘を描く、今までになかった美術系青春漫画、早くも最新刊登場!!
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
感想は最終巻にまとめて記載予定です。
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いや結局殺されてなかったんかい!
サスペンスかと思いきや事故やん。
そんで桃ちゃんが平然としてる(ように見える)のって、女だからなのもあるのかしら…って勘ぐっちゃう。
こういう精神的な負荷って男の人の方が耐久性浅い感じ。モロ偏見ですけど。
そんで誰かの感想で、八雲が真田に惚れてる、ってあって
えっ?そんな描写あった?と驚いていたが、その通りかもしれん。
んー、いつも甘々な分かりやすいものしか触れていない弊害がここに出とる…
そんで芸術の世界は意外と狭いことがおもろかった。
あ、蟹江さん嫌なキャラだと思ってたけど、ちゃんと考えが通ってる人で、それはそれで大人だなーと思った。確かに、八雲子どもかも。