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前作に続き、手塚治虫に振り回されながら、今も彼を敬愛してやまない男たちの物語。「あなたたち!!仕事に命かけてください!!」と発破をかけられて恐れ慄くアシスタントたち、「僕にできるんだから、あんたにもできます!!」という言葉に発奮するはみ出し社員、缶詰にされている手塚を追って京都、宝塚、博多を転々とする編集者。かと思えば、原稿の順番で争う編集者たちを抑え、3枚の原稿を並べて別々の作品を描きだす手塚。改めて、こんな修羅場の中であの作品たちが生まれたのだなあと驚嘆するのみだ。
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人って何日も眠らなくても生きていけるんですね…。
すごく我が儘だけど、みんなから愛された、偉大な、手塚治虫のことがもっと知りたくなる漫画。
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このシリーズの第1巻をすでに読んでいたことをすっかり忘れていた。自分のレビューを見てびっくり。なんと2年も間があいたんだな。
さて第2巻は、アニメの話がメインになっている。虫プロをめぐるゴタゴタは当時けっこう話題になっていたような気がする。ご本人がなくなってしまえばすべては懐古談になってしまうから、なんとなくいい話のように見えるけれども、当時は今のブラック企業叩きもかくやと思われるほど非難されたものだった。
しかし、それもこれも、すべては手塚治虫の完全主義が生み出したものだった。どこまでも作品のクオリティを追求していけばどうしたってそうなってしまう。そこに「オトナの計算」が入らないのが手塚治虫だったのだろう。
ほんとうに、マンガが、アニメが好きな人だったのだなあと改めて思った。
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2巻目にして既にブラックジャックとの関わりが薄くなって、タイトルとしてどうなのかな?という気もするけど、何しろ「○○がないと描けないんです!」のエピソードが面白すぎるので小さな問題のように思えますw
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手塚さんのキチガイとも言えるわがままっぷりにドン引きしながら読んじゃいましたw
むちゃくちゃすぎる(笑)
でもそれが全員に恨まれていないあたり、デカすぎる才能とキャラのせいなんだろうなと思います。
10本も連載を抱えながら落とさず品質も落とさなかったのもすごいと思います。
以前から思っていたことですが手塚さんのバイタリティとネタの豊富さには脱帽です。
その分振り回されるほうも大変ですが(笑)
だから学生ながら松本零士さんらがいた「九州漫画同好会」が眠りながらもついていったのがすごい。
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ブラックジャック創作秘話と言うより、
漫画家「手塚治虫」さんってどんな人?こういう人!
と、
いった内容のマンガです。
2巻は、
手塚・赤いきつねを買ってきてください。
寺沢・買ってきます!
手塚・違います!
寺沢・!?
手塚・高田馬場の赤いきつねではなく、下北沢の赤いきつねを買ってきてください!
寺沢・タクシー!
と、
寺沢さんって武一さんですよコブラの!
この内容って、
いじめっ子がいじめられっ子に使ういじめですよね(笑)
でも、
「僕にできるんだからあなたにもできます!!」
と、
言う名言も残してる?!
読んでて思ったのが腱鞘炎にならなかったのかな?
と、
言う素朴な疑問。。。
だって、
ずっと書いてるんだもん!
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周りへの理不尽なわがまま、それが良い想い出になってしまうというのが天才の熱量なんだろうなぁ。とんでもない想い出を楽しく語っている雰囲気がひしひしと伝わってきて、手塚治虫の漫画を好きな人は絶対に読むべしとお勧め出来る漫画ですね。漫画家として成功したというだけでなく、幾度となく挫折も繰り返しているというのが、ホント凄い人です。
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手塚治虫先生を囲む漫画家が、漫画をあまり知らない私でさえも知っているような大御所ばかり。この漫画がドラマ化されるにあたり、この辺がどのように演出されるのか、誰が偉大な漫画家たちを演じるのかとても楽しみ。
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持っている熱量が、人とは全然違う人。
恨んでいる人も、あこがれている人も、なんであれ近くにいる人を無理矢理巻き込んでいくむちゃくちゃなパワーのある人。
それが、手塚 治虫。
もしかしたら、手塚 治虫というのは、人の名前ではなくて、その熱量そのものなのかも。
布団に入って、内緒で原稿描きとか……。
存在そのものが、もう伝説。
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藤子不二雄Ⓐ『まんが道』も大抵奇跡のような話だと思っていたが(あくまでも自伝的な作品)、このシリーズはより客観性、より信憑性がある奇跡。手塚治虫を介した石ノ森章太郎、松本零二さんらとの関わりなど。味のある画風に、味のあるストーリー。原作者と漫画家がそれぞれにいい仕事をした作品。
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大天才手塚治虫のキチガイスレスレッぷりの様子がたまらない。神様の称号が最も相応しい。あるいは、化物か。
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手塚の蒸発等、本巻で描かれるエピソードは、これまでもよく語られてきた内容だが、著者の迫力ある画風とある種のリアリズムが、各エピの面白みを倍加させる。
そもそも、手塚の無茶な仕事振りは、虫プロ末期に手塚の近くでその仕事振りを見た富野由悠季をして、自伝で「手塚の仕事の何分の一かでもやり遂げたい」と述懐することからも伺い得るが、中でも本巻は、石森や松本、藤子等のレジェンドが、彼らにとってのレジェンド手塚への憧憬を語るのが新奇ともいえそう。
なお、手塚アニメ「マリンスノーの伝説」にて海の透明感を出すため水彩絵具を使った件には仰天。そんなことがセルアニメでできたとは…。
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松本零士さんも手塚先生のアシスタントをやったことがあるということにもびっくりだけれど、あらためて手塚先生の漫画(アニメ)にそそぐ情熱と求心力みたいなものに感嘆。どうやら、隣でみていた娘も興味を持った様子。試験が終わったら借りたいそうで、再度予約が必要そうです。
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わたべ淳 手塚先生は自分の肉体に対して一番我儘を言っていたんじゃないですかね… 命かけます 不夜城と化したスタジオは 柔らかいお団子のようで 条件反射で原稿の取り立てだと思っているんだ ネーム=下書き 手塚さんは超絶なスタミナと自由自在の体内時計を持っていましたね 元はと言えば自分の出奔が原因なのに 不思議な縁えにし 松本零士 福岡県小倉 軟禁状態 朝日じゃなくて夕日だったんだ 藤子不二雄A 高井研一郎 まだ28歳だったんだぜ‼︎ 九州・博多に辿り着く