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楽しみにしていた続編。期待を裏切らなかった。どの話も面白かったけれど、成瀬の父親視点の話と最後の話が好き。成瀬にはこれからも信じた道をいってほしい。
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前作同様面白くて読みやすくておすすめです。
本屋で勝手にオススメの棚に並べたくなるぐらいおすすめです。
そんなことしなくてもおすすめされるぐらい、成瀬が最高です!
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もう、次の続編が読みたい。
本屋大賞を受賞した「成瀬は天下を取りにいく」の続編。成瀬が高校三年生から大学一年生までの話。前作同様、成瀬目線ではなく、成瀬に関わった人の目線で描かれている。
期待を裏切らない面白さ。あっという間に読み切ってしまう。今やりたいことを今やる成瀬に驚かされ、みんな魅了される。そして成瀬に関わった人たちは、成瀬の予測不能な行動にそれほど驚かなくなってくるのが面白い。私も成瀬ならやりかねないと思いながら読み進めてしまう。私も完全に成瀬ファンだ。
膳所から世界へ。
成瀬の行動範囲も広がり、巻き込む人たちもバラエティに富んでいく。成瀬ファンの小学生、野宿する受験生、クレーマーの主婦、びわ湖大津観光大使になるために生まれてきた女子大生など、もちろんゼゼカラの相方、島崎も登場する。
最後の章の「探さないでください」が特におもしろい。成瀬が「探さないでください あかり」と書き置きを残し姿を消してしまう。みんなで成瀬を探しにいくのだが、これが予想外の展開に。この話、設定が2025年になっているので、正夢ならぬ正小説になってしまうのではないかと期待してしまう。
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続刊も勢い止まらず良かった
成瀬みたいな友だち欲しい〜〜
成瀬のお父さんの成瀬が大きくなった成瀬をどこか思ってたんとちゃうと思っちゃってるの面白かった笑
レジ打ちのバイトで通す前に合計金額の予想言っちゃうの笑った
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大学生になっても成瀬は健在!!!
誰にも“求めず”我が道を淡々と進む成瀬に今回もやられました。
「探さないでください」で、既視感のある場面が登場し、成瀬がグッと現実的に!(…て、架空ですが)
私もこの小説に出会えて、成瀬と共に生きていきますー!
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前作「成瀬は天下を取りにいく」が面白かったので続編が出て嬉しかったです!
さらに本屋大賞まで受賞!!
その続編となる「成瀬は信じた道をいく」は前作に勝り面白かったです! 成瀬となる人となりを知って読みすすめたからなのでしょうかーー。
成瀬あかりを通して、各編の登場人物が改心していくところが好きですね〜〜
現実的な表記もあるのでホントに成瀬がいそうな錯覚もしてしまいます笑笑
前回の感想にも書きましたが、これを読むとやっぱり滋賀県民が羨ましくなりますぅ、でも今回は滋賀県に旅行しなきゃですね!
読んでよかった一冊です。
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心に残るフレーズがたくさんあった。
天下をとりに行く成瀬から、成瀬のファンになった人なら、この本は本当に面白かったはず!
笑ったり泣いたりしながら、みらいちゃんや篠原さんの様に成瀬を身近で見て成瀬ファンになる人が羨ましかった。
島崎の心配も。成瀬が規格外の人間で、いずれ自分から離れて大きく旅立ってしまうと思い心細くなる。だからこそ今はそばで見守りたいのだろう。
読んでいる間、島崎目線だったかもしれない。
そしてスピノザの診察室でも出てきた国立京都国際会館がこちらにも出てきてビックリした。Googleで行ってみたい場所としてフラグを立てた場所!
やはり行かなくては!
そしてミシガンにも乗らなくては!
【心に残ったフレーズ】
何になるかでは無い、何をするかだ。
トトロに会えたさつきちゃんとメイちゃんもこんな気持ちだったのかもしれない。
成瀬さんを好きな人もいれば嫌いな人もいる。成瀬さんならどっちの人も助けるに決まっている
成瀬さんや島崎さんの様な頼もしいお姉さんになって、誰かを励ましたい。
少しでも成瀬あかりを見習って、ブレない自分を構築したい!
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「成瀬は信じた道をいく」の続編です。
前作と同様 連作短編ですが、後半にかけて盛り上がり一気読みしてしまいました。悩みを抱えている登場人物たちが、とことんまっすぐな成瀬に影響をうけ変化していきます。晴れやかな気持ちになれる一冊でした。
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本を読むことから遠ざかっている人にも成瀬の行動の勢いに乗せられて読後の感動をしてもらいたい。人には情報よりも感動が必要なんだと思い出した。
ほどよくミステリー風になっていてヒントを置いてくれているので答え合わせ感で読み進めて、正解してると嬉しい。
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変わらぬ成瀬と再会。
前作では成瀬に度肝を抜かれたが、今回は成瀬を知っての成瀬ワールドだったので、成瀬と出会う新顔や家族の反応を楽しむ、、、と言った読み方になったかな?
しかし、変わり者っぷりはさすがで惚れる(笑)
変わり者?、、、んー、、、直球過ぎるかわいさ?
んーーー、なんだろぉ、、ピュア過ぎるのかなぁ成瀬。
200歳まで生きるんやから、伝説はいくつ作るのやら。
島崎みゆきも良き。安定で安心│ ˙ᵕ˙ )꜆♡
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物語の中に、何の前置きも説明もなく、大津のお店や名所、食べ物がごく普通に登場するところに、押し付けがましくない自然な滋賀愛を感じる。
今回の成瀬はスケールアップした活躍を見せるけど、「何になるかより、何をやるかのほうが大事だと思っている」、真っ直ぐにこう言える飾らない彼女の周囲に自然と人が集まってくる。
でもやはり成瀬の行動は読み手のはるか上を行き、最終話での伏線回収に、食べてた弁当を吹きそうになる。
「ずっと、成瀬を見ていられますように」
読み手も島崎と同じ気持ち。読み終えるのが惜しくて、ゆっくりゆっくり読んだよ。
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成瀬ワールド全開!
完全にファンになりました。
また、本の構成も成瀬ワールドの展開を後押ししている感じがして、読んでいてとても気持ちが良いです。
短編集であること、そもそも本自体が薄いこと、がグッドです。
「イメージと違うことはやっちゃいけないのか?」
「なぜ他人がわたしの将来に関心を持つのだろうか。」
嫌味なく純粋に問うてる成瀬。
確かにその通りと思わされる。
自分のメガネだけは曇ってないつもりでも気づかないうちに曇っていたことを最近ひしひしと感じます。
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今年初の図書館本です。(泣)
成瀬あかりの大学受験から、京大合格。
そしてアルバイトを始め、びわ湖大津観光大使になります。
連作短編集です。
成瀬の中性的な「わたしは~だ」のあのベルばらのオスカルのような喋りにまた逢えて、嬉しかったし、楽しかったです。
作者の宮島未奈さんはユーモアのさじ加減が上手いと思います。
話はとても面白かったです。
後半の三篇
「やめたいクレーマー」と
「コンビーフはうまい」、
「探さないでください」が特に面白いと思いました。
以下ネタバレですが、
「やめたいクレーマー」で成瀬がバイト先のフレンドコート大津打出浜店でクレーマーの呉間氏に成瀬が
「かごの中身を見ただけで、合計金額を算出する練習をしているんだ」と言い、
呉間氏が「ユニクロかよ」と答えるところは、私も最近ユニクロに行って驚いたばかりだったので、笑いころげました。
最後はやっぱり島﨑みゆきの登場で締められていて、こうでなくちゃと思いました。
最後に膳所駅という文字が出てきた時、自分の郷里に帰ってきたような懐かしさを覚えました。
それにしても、私も成瀬の行動力をわけてもらいたいです。
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本作の帯にも西川貴教さんがコメントを寄せており、その絶妙な表現に思わず笑ってしまいました。本当に滋賀への愛情が強いですね。
本作は主人公・成瀬あかりと関わりを持つ登場人物からの視点で書かれており、それぞれの立場に映る成瀬あかりの姿が大変興味深く感じました。加えて、やはり家族は無意識的に似通ってくるのだなぁと思いました。
地元を盛り上げるために尽力する成瀬の姿を今後も垣間見れると嬉しいです。
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SL 2024.1.28-2024.1.29
安定の成瀬あかり。
大学生になって、社会との関わりがぐんと増えて、成瀬の真価を理解できる人が増えたかな。
中学生の成瀬から知っている読者のわたしにしてみれば、今作で成瀬に出会った人たちに、ほら、成瀬って最高でしょ、と自慢したくなる。
大津に行ったら成瀬に会えそうな気がするくらい、地元愛に溢れてていいなー