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一つ一つのトピックが短いから読みやすいけど、もっと読みたい内容もあった。磯田先生の震災から学ぶ気概はすごい伝わった。文章が残っていて学べることは沢山ある。このような本にしてくれてありがたい。
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2019/3/10
引き続き磯田道史さんの日本史の本を読んでみました。天災〜の本の内容とかぶる内容もあったけれど、こっちの方が出版された年が早かった。とりあえず細かいことは気にせずに読んでみたけれども、やはり古文書通の磯田さんの解読と考察はすごく面白い。
歴史から学んでいくということはまさに磯田さんが実践していることなんだろうなと改めて実感させられました。
古文書というとものすごく古い紙に書かれたなんだかよく分からない字がたくさん書いてあって全然読めるわけがないと思いがちかもしれないが、昔の内容が書かれているものは全て古文書であり、それには時代が経過している、していないは関係ないのだと思った。もちろん古い資料ほど貴重で探し出すのが大変ではあるが…。
そんな歴史の面白さを教えてくれる、文字通り、タイトル通りの本である。
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■軽いタッチの歴史ものを読みたくて購入。
■題名の通り、著者の磯田道史氏が本当に日本史が好きなんだなあと感じさせる本。
■第4章震災の歴史に学ぶ、第5章戦国の声を聞くが特に面白かった。
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この本でまた一つ歴史の愉しみ方を教わった。中学高校時代は歴史が大嫌いだったのだが、磯田氏のおかげで一変した。
日本人は昔からメモ魔が多くていろんな記録が残っていることが奇跡のようだし、未だに新たな歴史上の発見があることも驚きだ。
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〝みちふみ少年〟は、自他ともに認める〝かわりもの〟だったようですが、興味の対象に尽きせぬ情熱を注がずにいられない探求心が、古文書の解読から歴史研究への道を歩み続かせることになりました。福沢諭吉の『学問のすゝめ』に触発され、学者は専門研究に留まることなく、ひろく実社会に学問成果を語らねばならないと悟ります。古文書から震災の歴史研究に取り組む真摯な姿勢には敬服の至りです。亡き司馬遼太郎氏への想い、新幹線の車窓から関ケ原合戦の追体験など、【磯田道史】氏の世界を存分に愉しめる教訓あふれる歴史読み物です。
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新聞や雑誌の記事をまとめたもののようで、一つのトピックは数ページと短いので、空き時間に気楽に読める。忍者の履歴書を探したり、殿様の朝の手洗いはお湯だったのか水だったのか気になったり、東日本大震災後は震災を記録した古文書を探したりと、トピックは多岐にわたる。家康と直江兼続の話や、関ヶ原見物作法も良かった。磯田さんの本は5冊目だけど、どの本も読みやすくて面白い。
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先達たちから学ぼうとする磯田氏の狂気じみた知的好奇心から成る一冊。
歴史学とは、私生活におけるささやかなことに疑問を浮かべ、過去を知ろうとする学者たちの存在の上に成り立つ学問だと主張してくる。
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啓蒙短編エッセイという感じで、短時間で面白く読めた。また、磯田先生が茨城大学を去られた経緯も分かって良かった。
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面白い。ついていけないくらいオタク度の高い内容もあるが、エッセイに近い感じで楽しめる。
新幹線に乗るとき、家康や三成の気持ちで窓の景色を楽しみ、関ヶ原で興奮する磯田先生、面白すぎる‼︎
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古文書マスターである著者が、各地で発掘した古文書を持って歴史の本当の姿を明らかにする過程は実に興味深い。漫画好きの私が興味を持ったのは、蘭方医だった手塚治虫氏のご先祖の活躍の話。また、新幹線に乗るたびに歴史の思いを馳せながら関ヶ原に至るまでの車窓を集中して観察する作法を述べている章も面白い。東京から乗るときは徳川家康目線で、そして新大阪から乗り込むときは石田三成になったつもりで見るのだという。
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岡山の歴史もふれて楽しく面白く読めました。最後の 「小早川はひきょう」では笑う。古文書は面白いです。
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表題通り歴史を心から愉しむ本です。
この本を読むと磯田さんが心から歴史が好きで、いくつになっても好奇心の塊なのがひしひしと伝わります…
ほんとに好きで好きで仕方ないことを見つけてそれを仕事にするのは幸せなことだと思わざるを得ない!
印象的なのは歴史学者になる前の、子どもの頃のエピソード。
出雲大社を自分で設計して作ってしまったり、それが台風でこわれたら、「歴史と一緒だ…!」と身震いしたり。
古文書を読みたくて、勉強を一時辞めて(!)解読に全振りしたり。
そんな磯田少年の好きなものを否定せずに付き合ってあげていた親御さんも素敵。
最後の関ヶ原に思いを馳せる新幹線の乗り方は(良い意味で)オタク過ぎて、新幹線に乗るだけでこんなに楽しみを見つけられるなんて、学びは人生を豊かにするなぁと思います。
ただただ新幹線に乗ってお酒飲んで寝ているだけの2時間半と、窓の外に目を向けてたくさんの発見をする2時間半は大違いですね。
気になることがあると古文書を読み漁って糸口を見つける過程を読むにつけ、検索で情報にすぐ見つかることが全てではないと心から感じます。
試行錯誤しながら情報が乗る古文書を探す推察力、書かれていることから事実を予測する読解力や想像力。
そもそもすぐに情報に辿り着かないことにまず価値があるのでしょうね。
磯田さんのワクワクが伝わる良本でした!!
震災後に書かれたこともあり、歴史上の地震や津波からわかることなどを研究するために使命感を持って転職するなど、自分が社会のためにできることを探求し続ける姿も素敵です。
好奇心こそ学問の母。
まさに!
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著者の歴史好きが凄く伝わる本。
著者をテレビで見た事があるからかもしれないが、あの感じで語られてる気がして楽しく読めた。
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3月に靖国神社を参拝して、日本史をもっと勉強したいと思い、その帰り道に書店で手に取った本。想像以上にマニアック過ぎて、若干引き気味にはなりましたが、所々興味深い内容があって、最後まで読み終えることが出来ました❗個人的には、戦国時代と明治維新時代の話しをもっと色々知りたいと思うようになりました。
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これも各種雑誌からの寄せ集め。『日本史の内幕』程コラム的では無い。歴史上の人物の色んな知識が増え、単純に面白かった。前出のより若干古い。