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2019/06/19:読了
オカルト番組は、まずは欧米のサイケデリックな、サブカルチャー文化として、マスコミにいるそういうのが好きな人達が、探って作った。それが、UFOや超能力(ユリ・ゲラーはじめ)などの第一次ブーム。
次に、宜保愛子。Mr.マリックなどもこの時代。サブカルから、徐々にメジャーに。
最後に、江原啓之、や(細木数子)。今につながるスピリチュアルな線。サブカルチャーから、人生相談に。
そういう知識を知ると、江原啓之さんなんか、ちょうど、マツコみないな位置取りをめざしていたのかもしれない。
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博士論文として書かれたものなので、引用や注、括弧付きの文章がかなり読みづらい。この著書のほとんどすべてが、日本のオカルト番組の歴史について書かれていて、著者のいう「オカルト番組の終焉」についてはちょっぴり。何だか尻つぼみ。最後まで読んでも、オカルト番組が消えたのかどうかはわからなくて、何が言いたいのかもよくわからなかった。
(心霊写真とか心霊スポット巡りとか、心霊捜査とかまだテレビで時々やってるよね)
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テレヴィジョンメディアに関する、オカルトが取り上げられた関係を、見たもの。
お客さんは スピリチュアルななんかが観たい~
それに答へてTVが怪しいのを出す~
雑誌メディアで番組のインチキが叩かれる~
それが却ってオカルト関係の人気につながる~
そんでその辺の企画が潰れる
と言ふのをやる。
文字メディアも引用してゐるが、ぢゃあ オカルト批判の他に1990年代、オウム真理教の一連の事件から、トンデモ物件をちゃかすと言ふスタンスの本が出てゐるのだが、その辺は大体無視されてゐる。さらに、それ以降のスピリチュアル番組の関係も書かれず。
いいけど、「TV番組のオカルト企画から宗教は排除されている」関係であるが、あー、スプーン曲げに関し、柳田國男大先生が集めた、匙、瓢、柄杓に関する夥しい、それらをイコンつうかフェティッシュとして拝んでた形跡と併せる説が出てゐるのだが、本書にソレはない。