週刊少年チャンピオン2023年53号 みんなのレビュー

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投稿者：♂猫Junn-Junn　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

2023/11/30発売の今号「週刊少年チャンピオン2023年53号」で印象に残ったのは、
先ずは、
自分にとっての週刊少年チャンピオンで一番のお目当てである
『ヤンキーJKクズハナちゃん』は、
今号は第180話「茂手高 校内ツアー!」で、前々話、前話、と続いている
「来年入学の受験生向け学校説明会」開催編の続きの展開で、
主人公早乙女穂高が、虎寺碧と一緒に、説明会に参加した男子中学生達に校内施設案内し、
その最中に、Team早乙女の女子達と遭遇し穂高が仲良く対話等している様を見て、
校内に男子が1人だとあんな冴えない男子でもモテるんだ?!と勘違いする冷やかし参加中学生達…
な光景が描かれた回…
展開的には、盛上がらない、ちょっと苛々するような回だけど…
ここまで、調子に乗り過ぎな中坊男子達に対して、穂高がこの後どう対応するのか、
(…まぁ、穂高が何かを言う前に、碧がブチ切れて何か行動するかも知れないけど…)
そして、
中坊男子達が何らかの形で「分からされる」展開になって読者の溜飲が下げられるのか、
という…その辺を期待しつつ、次回の話を待つしかないのかな、
と。

その他の作品で印象に残ったのは、
『魔入りました!入間くん』第327話「ぜいたくもの」は、
娘溺愛父親×無自覚天然系悪魔たらし主人公の問答が、問答内容自体が感動的であればある程、
その後のオチ的展開で爆笑出来るという…その物語構成はお約束なようでも、
やっぱり面白いな、
と。
『フェアウェイの声をきかせて』第18話「部長の責務」は、
鳥座女子高校ゴルフ部現部長星ノ宮つばめが今のゴルフスタイルを磨き上げるに至った1年生時の涙経験経緯と、
その磨き上げられた実力を証明する回で、その想いが伝わってきて、
少しうるうるっとなる場面もあり印象深かった回、
そしてソレを目撃し色々と気付かされた主人公が、今後どう変貌進化を遂げていくのか、
が次話以降の見所なのかな、
と。
『気絶勇者と暗殺姫』第50話「仲良しハイキング!?」は、
戦いを終えた暗殺姫3人が合流しのんびり歩いていたら、敵一味の別格級ボスと遭遇し…
な展開でまた面白くなりそうで続きが気になるけど…次号は休載みたいで、
最近少し休載多めかな、と思ったり。
あと、巻頭カラーで超大型新連載!!と銘打って73頁も誌面を割いていた『灰色の陰陽師』第一話「白と黒」は、
この前最終話だった『BLUE DOT』が巻頭カラー71頁で新連載開始だった時と、
ジャンルは違うけど、同じくらいには、面白かったんじゃないかな、という印象。
そして、
巻末のデジタル版限定特典コーナー(アンコール連載)6作品も安定の面白さで、
今号も内容充実の約580頁だったな、
と、安定のそこそこ満足度で、悪くはなかったです。