紙の本
楽しそう
2024/01/25 11:33
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投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
みなさん、書くのが楽しそう。
愛料や料理の縛りがなくて、自分が好きなお店のことだから、
伝えたい!って気持ちが出てきてるような気がする。
紙の本
豊かな気持ちになれる
2024/01/18 15:23
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投稿者:302 - この投稿者のレビュー一覧を見る
作家さんが豪華!
どの作品も面白く、どのお店も行ってみたくなった。
写真が無いので読みながら想像が膨らみ、最後に一枚だけカラーじゃない挿し絵があるのが良い。
朝井リョウさんの作品だけちょっと他と違って、それがまた面白かった。
紙の本
自分なりの名店
2024/03/14 19:32
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投稿者:ら君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分なりの名店を持つことは、彩り豊かで厚みのある人生になるのだなあと思った。自分なりだから、それぞれ基準が違っていて、そのことが面白かった。
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28名による名店エッセイ
お寿司のカウンターだったり、馴染みの店だったり、趣向だったり
どこかしら交わる部分があって、自分の中でも思い出を咀嚼できてとても楽しい
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匂いに関する記憶は当時の感情と共に思い出されるものが多いように、食べ物に関する随筆であれば筆者の記憶が辿れて面白いと期待しておりました。
この本の素晴らしい点は、作家さん各々の飲食店に関するさまざまな記憶が、それぞれの持ち味で描かれており、新しい読書のきっかけになったり笑ったりさせられるところだと思います。特に浅井リョウ先生をはじめとする職業作家陣の執筆はどれも面白い。
他方、残念な点は一部のタレントさんたちの執筆がオシャレアピールばかりで、そういった情緒に欠けるものもあり期待はずれだった点です。私の勝手な期待ではあるんですが。また多くのお店が東京というのも面白みに欠けます。
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表紙に惹かれて手に取った本。
目次を眺めると、有名な方のお名前がズラッと並んでいて、テンションが上がりました。
いずれも実在している(していた)お店なので、片っ端からGoogleマップの行ってみたいリストに追加しました。
当然ながら皆さまの文章が巧くて、どれも美味しそうで……気になります! この本に載っているお店を巡る旅に出たら、とても楽しそうですねえ
(以下、読みながら綴った感想)
2023/12/16 目次-p.17
目次
わぁ……! 有名な方ばかり。
ジェーン・スーさん、すき! いらっしゃるのですね。彼女のエッセイが好きです。
畠中恵さんは、しゃばけシリーズにハマっていたことがあります。
森見登美彦さん! 独特な、面白い文章を書く方ですよねえ。
目次を見て、本編を読んでいくのがなおさら楽しみになりました。わくわく!
p.10
“「むふふ」と笑ってしまう。”
「うふふ」ではなくて、「むふふ」と表記するところが三浦さんらしいです。
p.12
“私は酒飲みなので、外食時は特に、味にメリハリがあるものを好む。”
以前、友人と唐揚げを食べた時、わたしはしょっぱくてややしんどかったのですけれど、お酒が飲める友人は「味がしっかりしていて良い」と褒めていました。お酒が飲めるか否かで、味付けの好みが変わるのですね。
p.15
実在するお店なのですね。行ってみたいです〜。
2023/12/19 p.17-53
p.16
“自分が住む家はもちろん、友人の引越し先を嬉々として一緒に巡るタイプ。”
そんな人がそばにいてほしいです。どの家にしたら良いかまったくわからないので、アドバイスをいただきたいです。
p.20
“西加奈子(にし・かなこ)………1977年、イランのテヘラン生まれ。エジプトのカイロ、大阪で育つ。”
イラン生まれエジプト育ちって凄いプロフィールですね……! 初めて知りました。
p.23
“応援してくれていた人たちが事務所を辞めた途端に波が引くように去った”
順調な時だけ寄ってくる人は厭ですね。不調な時だけ寄ってくる輩も厭ですけれど。
どんな時もそばにいてくれる人たちを信用します。
p.28〜29
“人の感情を再現する役者の仕事柄か、私は店内での食事中の様子や、食後店外へ出たお客様の表情を拝見すると、そこが美味しいかどうか大体推し量ることができる。”
素晴らしい才能! そこまで人のことを観察しているのはさすがです。
p.31
“毎回注文し続けた。夫と私で3皿完食したことがあることも白状しておこう。”
ご夫婦それぞれの美味しい時の反応を描写してから、さらにここまで言われて(書かれて)しまったら、食べたくなってしまいます。遠いですけれど、いつか絶対行きたいです。
p.32
“美村里江(みむら・りえ)………”(中略)“著書に『ミムラの絵本日和』『ミムラの絵本散歩』”
嗚呼! 誰かと思ったら! ミムラさんなのですね。改名されていたとは知りませんでした。
ミムラねえさんが好きとのことで、��近感を抱いていました。上記のどちらか、積読になっているはず……。探します。
p.40
“女は地図が読めない、と申します。失敬な話です。”
ですます調の文章がないなぁと思っていたら、登場しました。
予想より丁寧かつ、軽快なリズムの文章。面白いです。“よござんしょ?(p.42)”と問われれば、つられて「よござんすね」と返したくなっちゃいます。
プロフィールによると、日本語教師だそうです。ことばに敏感な方だから、このリズムを生み出すことばを選べるのかもしれませんね。
p.47
“全ての元凶は極度の人見知り。”
あら。山田ルイ53世さん、人見知りなのですね。親近感。
p.47
一人称、“著者”のタイプなのですね。面白いです。
エッセイを読み終えて、こういったところも人見知りゆえなのかもしれないなぁと感じました。やや距離がある感じ。
2024/01/01 p.54-97
p.54
“それがあまりにも美味(おい)しくてガパオが大好きになった”
それくらい美味しいと感じるものと出会えるのは素晴らしいですね。
わたしは、ライチジュースがそれに当てはまります。マンマパスタのライチジュースが大好き。中国はライチをよく食べるらしくて、中国にも行ってみたいです。
p.74
“体格のせいか態度のせいか、大酒飲みと思われることが多い。だが、私は下戸だ。ほぼ一滴も飲めない。”
なんだか勝手なイメージで、お会いしたこともないのに、ジェーン・スーさんはお酒が飲める方だと思っていました。全然飲めないなら親近感。わたしもです。
p.76〜77
“彼が作るオリジナルノンアルコールドリンクがべらぼうに美味しいのだ。”
お酒にしろノンアルコールにしろ、“べらぼうに美味しい”と感じたことがありません。とても気になります。わたしの口にも合うでしょうか……?
bar meijiuさん。いつか行ってみたいです。
2024/01/02 p.100-108
2024/02/20 p.108-126
p.125
“二冊目の単行本、『ぬしさまへ』が出た後、この店の一階で、『しゃばけシリーズ』を、この後どういう風に書いていくか、話したことを覚えている。”
一時期「しゃばけ」シリーズはよく読んでいたので、感動……。この場所であの物語について語っていたのですねえ。
p.125
“小説を書き始める前、大して売れない漫画家をしていた頃も、同じだった。”
漫画家さんだったのですか! 絵も描ける方だったとは……。多才。
2024/03/30 p.126-187
p.127
“単行本から文庫になり、最近アニメにもなってくれた。”
アニメ化したのですか、『つくもがみ貸します』! 調べてみます。
……残念。現在、Netflixでは配信されていないようです。
p.133
“私がアトピー持ちであったこと、”
あら。一緒ですね。親近感。
p.136
“漫画家・東村アキコのアシスタントを経て、”
へぇ……! アシスタントさんだったのですね!
p.139
“私が私とデートする、大切な時間でもある。”
自分を大切にするところ、すてきです。
p.140
“江戸���寿司はあらかじめ味がついているので、醤油はつけない。”
(中略)
“江戸前寿司の特徴は、ネタのひとつひとつに丁寧な仕事がしてあることだ。酢や塩でしめたり、煮たり、タレに漬けたりして、生魚を加工し、日持ちを良くする。ゆえに、技術がものを言う。酢飯に刺身をのせただけのただの寿司とは、奥行きが違うのである。”
そうなのですねえ。生魚のお寿司と江戸前寿司の違いを知りませんでした。そもそも、江戸前寿司を食べたことがないかも……?
加工しないほうが、素材の良さを活かす必要があるように感じてしまうのですけれど……手を加えるからこそ板前さんの技術が伝わるってことなのでしょうか。切るだけと思ってらっしゃるのかもしれないですけれど、その切る技術を身につけることが先ず大変だと思いますけれどねえ……。
美味しい江戸前寿司を食べたら、わたしも大好きになるのかもしれません。
p.155
“『目の見えない白鳥さんのアートを見にいく』でYahoo!ニュース|本屋大賞ノンフィクション本大賞を受賞。”
嗚呼、あの本の方ですか!
p.161
“このトンネルを抜けたら最初に行く店は「Restaurant MU」だ。その時が一日も早く来ることを願いながら日々を生きている。”
そこまでお好きな場所なのに、楽しみにしていたのに、“*2022年に閉店(p.162)”の文字が切ないです……。結局、行けなかったのでしょうね……。
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感想
下を向いてしまう日。どうしても顔を上げられない。代わりに足が動く。あの店に。あのメニューを目指して。続く毎日と一緒に歩くために。
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28名の方が紹介するお店の全てが魅力的に感じました。人によってお店に関わる思い出をメインに伝えたり食事そのものの良さを書いたりと、紹介の仕方も様々なので面白かったです。
食事では宇垣美里さんの「鍋焼きうどん」がとても美味しそうに書かれていて、ぜひ味わってみたくなりました。
思い出では藤岡陽子さんの「ピネライス」にグッと胸を打たれました。懐かしさと切なさと幸せが詰まっているすてきな名店でした。
自分は名店を選ぶなら、きっとエピソードとともに語りたくなるだろうなと思いました。
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思ったより内容が薄かった。実在するお店縛りって意外と難しいのかな…それにしても、東京の店ばかりだな。
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作家28人が選んだ名店を紹介したエッセイ。
好きな作家さんがたくさん含まれていたので手に取った。なんとも豪華なメンバー!
それぞれが選んだお店に個性が出ていて面白かったけど、予想通りほとんど東京のお店だった。一人5ページ程なので読みやすい反面、物足りなさもあったかな。
これだけたくさんの美味しそうな料理を想像していると、だんだんお腹がすいてくるので要注意。
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三浦しをんを始め、様々な作者がそれぞれ気に入っているお店を紹介する本。その中に芸人のバービーや山田ルイ53世もそれぞれ書いているという不思議な組み合わせだったので思わずすぐ買った。
それぞれの思い出が明確に描かれていて自分だったらどのお店を紹介するかな、紹介できるくらい通っているお店もないかな、など考えながら読んだ。
各章は数ページでとても短く感じてしまったが、とてもほっこりする。すぐ読める心温まる本を読みたければぜひおすすめしたい。
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好きな作家さんが含まれていたので購入。自分の好きな作家さんがいる方にはぜひ読んで欲しい。
自身の名店は何処だろ❓と思わされる。
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作家さんたちが各々の好きな飲食店とそれにまつわるエピソードを書いた1冊。朝井リョウや三浦しをん、西加奈子など好きな作家さんのエッセイがたくさん入ってて楽しく読めました。クスッと笑えるものからじーんと切ないものまでありましたが、総じてどれも美味しそうでした。ただ行きたい!って思ったお店が閉店してることもあり残念でした。メーヤウの宗教感がおもしろかった。
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“ちょうどいい”本がないかなと入った駅のお土産屋さんに併設されている小さな本屋さんで買い、そのまま新幹線で読み終えた。リズムよく読める感じが逆にありがたく、思わず左手に本を開きながら右手はGoogleマップを検索していた。年始の隙間にぴったりな本、おいしい食べものって、あたたかくてしあわせな描写が多くていい。
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名の知られた方々の名店だったら、場所云々ではなくまあ、フツーでは行かれないようなお店の話ばかりなのかな…と思いきや多くがそのメニューも含めて庶民的な感じで、作家さんたちのさすがの表現力もあいまって、おいしそう!良さそうなお店!満喫の一冊。