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ビジネスシーンで使われる5W1Hがホラーに対して使われていることに笑った。これがまたうまい具合に当てはまる。「何が恐怖の根源か」という判断基準を設けたことが素晴らしい。短編ごとの解説が毎回楽しかった。
私自身は、ジャンルがどうこうというより、読み終えたときの余韻でゾワゾワするものが好み。本書で言うと、『みてるよ』がそれだった。
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澤村伊智さんと雨穴さんが目当てで読みました。
特に雨穴さんの「告発者」が好みでした。
自分は、読んでる間はホラーのジャンルなど意識していないので、このようなジャンル分けはあまり意味がないのですが、初めてホラーを読んでみようという方には良いですね。
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そんなにホラーは得意ではないが、ジャンル特化型に興味が湧いたのと、YAだったらめちゃめちゃ怖いことはないのでは…と思い切って。
確かに、怖すぎずまず安心。
あとは、ホラーの類型なんて考えたことがなかったけど、巻末にあるジャンル別のブックガイドがよかった。
紹介されている本のラインナップをみて、自分がどうやら心霊ホラーと怪談がダメだとわかったり。
逆にシチュエーションホラーはお好み。
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ホラー短編集。短編ごとに解説が入っていて、すぐ次に切り替わらず、ホラー特有の余韻が楽しめてよかった。「世にも奇妙な物語」のタモリさんと同じ現象。
一話一話ちょうどいい文量でジャンルもバラバラなので、好きなホラージャンルを探すのにぴったりの本。
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ホラーはなぜ怖い? 人気作家陣が書き下ろしたホラーを各ジャンルの魅力解説とともに味わう、ホラーカンパニー・株式会社闇がてがけたもっとホラーを「楽しむ」ための最恐アンソロジー。
ホラージャンルを『5W1H』に分けて 各短編に解説がついている
中に書いてあった『23分間の奇跡』と言う本を読んでみたくなったので読みたい本リストに入れた
『民法961条』の「十五歳に達した者は、遺言をすることができる。」というのは知らなかった
どの話も微妙にゾワゾワするのだけど 短編だから仕方ないけど ちょっと物足りなさを感じてしまう
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ホラーを、SF、心理、サスペンス等々にジャンル分けされた短編集。色んな作家さんが参加していて豪華。
怖いか怖くないかでいうと、まぁそこまで怖くはないかな、という感じではあるが、それぞれの章ごとに解説があって、その分析されている感じは嫌いではなかった。
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この本は何かストーリーを読むための本ではなく、贅沢な例文が載ってる参考書のようなものだと思う。
それ以上でもそれ以下でもなく、特に革新的に何かを気づかせてくれるわけではないが、
ホラー好きな人には、少しの物足りなさを感じながらも読んでみては?という本。
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「14歳の世渡り術」というシリーズの
一冊であるため中学生向けと思われるが、
澤村伊智をはじめとする
当世の一流どころが書いているのでちゃんと怖い。
特にトップバッターの澤村伊智が出色。
瀬名秀明も、今の時代を捉えていてさすが。
雨穴は、「変な家」よりはまぁマシか。
梨は、あいかわらず梨っぽさが際立つ。
それでも子供が中学校の図書館で、
こういう本に出会えるなら、
贅沢な恐怖体験と言えるだろう。
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私は人形ホラー、オカルトホラー、実話怪談が好き。子どもが巻き込まれる展開だとなお◎である。
グロは苦手だけどスプラッターは平気。
ホラーの種類もこんなにたくさんあるんだな。
「何が恐怖の根源か」という判断基準を設け、「5W1H」を基準に分類なんて初めて聞いた笑
うーん逆に分かりにくい(^_^;)
ちょいちょいフォントが気になる箇所が。
p.267 9行目の メ
澤村伊智「みてるよ」
芦花公園「終わった町」
お、面白かった!!不穏な空気が漂い、何が起きているのか分からない中を進むしかない感じ…怖いですね。「終わった町」の家の前に矢が刺さっていたらその家の娘を神に捧げるっていう設定、限界集落とかで今でも残る場所あるのかな。Netflixで観た「鵜頭川村事件」でも、家の前に矢が刺さっていたら、その家の娘が捧げ物として扱われるシーンがあった。女じゃなきゃダメなのかな。茜の過去にした行動(矢を幼馴染の男子の家に差し替えた)も、子どもが男の子だから、女装までして過ごしていたけどそこまでする?!!
言葉の通じない周りの大人たちも怖い!!
p.60
「なあ、皐ってどういう意味か知っとる」
「神に捧げる稲って意味や…私は皐や。皐が神様を騙そうなんて、あかんかったんよ。それで私は」
捧げ物になると、その町の住民を操ることも簡単なのかな。「そうできるようにしたから。茜ちゃんだけ、いつもどおりやで」 この言葉通り、茜以外はもうこの町にはいなくなった。まるで、廃校で時間になったら流れるチャイムのような繰り返しを過ごさなくてはならないんだろうな。
p.154 その顔が紅潮して見えたのは、窓から差してくる西陽のせいだけではなかった。
↑こういう表現好きだなあ。同人誌とかでも良く見かけるけど、記憶に残る表現。
「とざし念仏」の主人公はいくつなんだろか。小学生か中学生だと思うけど。。ストーリーより気になる…
「民法第961条」
タイトルが分からず、民法第…まで検索ワードに入力したら、一番上に961条が出てきた。多くの人が検索してるんだ…
手を引かれて連れていかれるような、進み方で読みやすかった。怖さに追いつけず、んん?!ってなる事もあった。でも、自分だけが目の前の状況に整理がつかず、勝手に進められていくのは怖いよなあ。
紬がクラスメイト3人が休んでいる理由を、" 怖い本を読んで変になったから暫く休んでいる" と言っていたけど、そうではなかった。
彼女たちはあの放課後の後、教室から姿を消した。死んだニュースは無いから、家には居るかも知れないけど、学校には来ない。彼女たちは何の目的のために遺言書の話を持ち出したのか。
答えのない怖さが残った。
相続者を決めて相続させることはいい事なのか?
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14歳でありませんが大変楽しめる内容でした。
特に芦花公園さん、雨穴さん、梨さんの話が好き。
今私が中学生2年生なら学級文庫にこの本をしれっとさしておくのになぁ……
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解説とか好きだからもう「はじめに」から面白かった!
ホラージャンルを5W1Hに分類しようなんて思わないでしょ。楽しい。
それで言うと全部の項目に好きなジャンルがあったから、自分って案外ホラー好きなんだな、と思った。
この本は全章怖くなかった。入門書扱いだからかな?ホラー苦手でも読めそう。
[特に良かったやつ↓]
終わった町 芦花公園
とざし念仏 五味弘文
一一分間 瀬名秀明
民法第961条 梨
最近モキュメンタリー(っていうジャンルだって初めて知った)系の小説多いよねって前話してたけど、好きなジャンルはどれだけ増えてくれても有難いな。
梨先生の、「折り目をつけてください」でワクワクしながらページ折りたくなっちゃった。本のページを折るなんて絶対しないけど、こういう趣向は結構好き。
出版された時期もあるんだろうけど、パンデミックに言及してたりメインのテーマにしてる小説が結構入ってた。
今はかなり緩和されてるけど、当時はやっぱりこの状況がずっと続くのかってメディアも煽ってたのを思い出した。
あと何年かしたら自粛してたいろいろも「あー当時は大変だったよねー」くらいになるかな。
因みにウイルス系はパニックホラー(what型)になるのかな?
あと芦花公園先生のホラー描写って悪夢を切り取ったみたいで相変わらず気持ち悪い!(好き)
意味わからない事をニヤニヤした奴にずっと言われ続けるっていう悪夢をよく見るんだけど、まんまそれ!!
お前は人間のフリした宇宙人か?話し方だけコピーしてひたすらランダムに再生してるのか?
そういうのあったな何だっけ…裏世界ピクニックだ!裏世界ピクニックアニメか漫画観て欲しい。面白いから。
シンプルに纏められなかった感想おしまい。
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とにかく文字が大きい。ただ、ホラー入門で子ども向けだと考えると納得できる。
内容としては、世の中にあるホラーをわかりやすくジャンル分けし読みやすくはあるが、ホラー好きからすると物足りないと感じる。
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ホラーのアンソロジーであり、解説書でもある本書。恐怖の根源を5W1Hに分類し、それぞれのジャンルに応じた8つの作品が収録されている。
ホラーの入門書として作られた本ではあるけど、なんとなくでホラーが好きな人が自分の好みを自覚することで、今後自分の好みにあったホラーを探しやすくしてくれる本でもあると思う。
ちなみに私は心霊ホラー、オカルトホラー、モキュメンタリーホラーあたりが好きなのかも。
最近よく読む澤村伊智氏、芦花公園氏はやっぱりドンピシャな面白さ。
平山夢明氏、梨氏もこれから読んでみたい。
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非常に読みやすく、ホラー小説というものが分かりやすく分類されていて、自分が一体どういった物が好きなのかが分かった
ホラー小説の教科書のようで14歳の、と書いてはありますが年齢関係なく読んでほしいなと感じた
様々なジャンルのホラーを、一気に摂取できる本
ちなみに自分が好むホラーはSF、オカルト、サスペンスなのかな、と思った
巻末のオススメでまだ読んでいない本があったので読んでみようと思う
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ホラー度は優しめで、確かに初心者の自分でも大丈夫な話だった。でもホラー好きには物足りなさそう(1話が短いし児童書だからなのかも)。ホラーをジャンル別にしてみるというのが画期的だなと思ったし、わかりやすかった。