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読了後の感想は、「最終的にディズニーになった……!」です。
正直1・2巻ではエルとオリオンの恋愛模様が気になりすぎて謎とかそんな事気にも留めていませんでしたが、明らかにされる衝撃事実と色んな陰謀(伏線回収)にもう最後の最後まで、「2人はどうなっちゃうのー?!!」という感じで楽しかったです。まぁ全く予想できない展開だったのか、と言われると嘘になりますが。
映画化楽しみにしてます。
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これまでの伏線を回収しながら、精神的にも大人になっていくエルが真っすぐに突き進む。
極上のエンターテイメント小説でした。
井上里さんの翻訳とあとがきも、とても良かったです。
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あっという間に3冊とも読み終えました。素晴らしい作品だった!ちょっと異常な魔法学校のワクワクなジュブナイルは、いつの間にか世界のあり方に変わっていった。壮大でめちゃくちゃ面白い。エルもオリオンも皆大好きだ。是非一読おすすめしたい
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失われたものが回復していく話はまさに大団円に相応しくて感動的だった。
3部作を通して、少し荒削りな印象。
とても面白いけど、ブラッシュアップの余地が散見される。
ガラドリエルは友達になった一握りの人たち以外に対していつまでたっても懐疑的で怒りに満ちていて、特にオリオンに対してはほぼ憎まれ口しか利いていない。
力のある予言者から「世界を滅ぼす黒魔術師になる」と言われていたのにまったく惑うことすらなく一本道で白魔道士になっている。
魔法に関して、あまりにも強すぎて何をやるにもまったく苦労がない。
などなど。
突風のように展開するストーリーを書くのが忙しくて、魔法世界というテーマの割に描写があっさりしているなという印象でした。
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SL 2024.3.22-2024.3.26
最終巻で全ての謎が回収されていく。
そしてこれからのエル、オリオン、アアディヤ、リューやリーゼル。
最高のダークファンタジーだった。
ただ、なんとも読者が少なそう。こんなに力のあるファンタジーこそ若い世代にもっと読んでほしい。
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最終巻は学校を飛び出し、外の世界へ、、。
2巻を読みおわったあと、どうなるの!?という気持ちが、さらにまさかの展開に。
正直なところ、最終巻は話が難しかった、、。未来につながる終わり方で良かった。リーゼルがとても活躍してて、2巻を振り返りたくなった(笑)必要悪は許されるのかというようなストーリーだった。
友情に感動する作品!
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なんといっていいのやら、三部作完結編。
すごい良かった、ほんと良かった、最後までどうなるかドキドキしてしまった。
エルがオリオンを救おうとあがくほど、無駄な努力でオリオンを救うには彼と対峙するしかないというギリギリまで追い詰められる様子を、自分のことかのように感情移入してしまった。
感情の高まりを抑えることができなかった。
オリオンのお母さんに引いてしまう。こんな親いていいのか、こんなことありえるのか、そしてそれを支持するニューヨーク自治領。本だからこそ真実は明らかにされるが、実際の世の中でも臭いものに蓋をする的な、見て見ぬふりをして旨みだけを享受するというのはありがちなのかもしれない。ファンタジーだが、実際の世の中の比喩的な話でもある気がした。
大阪万博のミャクミャクが、目玉さらいに見えてしまう。ミャクミャクを見るたびにビクッとしてしまう。
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1作目の最後の文章や2作目の学校脱出時、ある怪物の謎などが、見事に回収された。予想はしてなかったことだったのが、緻密でおもしろかった。
オリオンとガラトリエルの絡みは過去作より少ないが、謎が回収される度に理由を理解しました。
3作品とも非常に面白い内容でした。
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2度読んでまたこのお話の仕組みに震える。
結末も分かってるはずなのに震えさせてくれる。
エルの猛烈な悪態のつきっぷりは痛快すぎて逆にとても気持ちいい
ナオミ・ノヴィクさんてほんっとすごい作家さんだよ
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めちゃくちゃ面白かった!!
ここまでキレ散らかす主人公に出会ったことなくて、途中ちょっとついていけない所もあったけど、10代だからこそのエネルギーなんだと思った。
エルの予言や自治領の秘密、オリオンの謎、全てがこの巻で解き明かされていく様子は正に圧巻だった。
全てが丸く収まる訳じゃないし、世界の理不尽はずっと続いていくけど、エルはきっとそんな理不尽と戦い続けるんだろうな。
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もうガラドリエルが、愛おしくて。シリーズを読み進めるにつれて主人公に惹かれていくパターン。
ストーリー運びもあきない
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ナオミ・ノヴィクさん初読み。
1巻ずつ感想を書こうと思っていたのに、続きが気になり過ぎてとうとう一気に最後まで読んでしまった!3巻とも5cmはありそうな分厚さですが、読み始めたら止められない面白さです。
著者は二次創作を書く程のハリポタファンだと、訳者のあとがきにありました。そして魔法学校や魔法のある世界について考察した結果生まれたのがこの死のエデュケーションシリーズとのこと。
その深い考察がもたらした数々の伏線が、最後のこの巻で見事に綺麗に回収されていくところも、圧巻です。
宿命を背負って生まれ、出会ってしまったエルとオリオンの関係も、最後までどうなるのかハラハラし通しでした。
また、壮大なダークファンタジーなのに、不器用でちょっと捻くれているけれど、本当は真面目で優しいエルの「悪態」が物語を進めていくので、重くなり過ぎずにサクサク読めるのかもしれません。
何はともあれ本の厚みに気圧されず、手に取ってみることを強く強くおすすめします。
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辞書3部作あっという間に読めるからみんな読んで!!
面白すぎ
↓
いや〜〜3巻が1番読み応えあった(ずっしり辞書)
3巻読む前にもう一回1,2巻読み返してから挑むといいと思うんですが、魔法学園ファンタジーじゃなくてそこにある現実なんですよ。って言うのが3巻でよくわかった。
虚空に実在する非現実な世界がたくさんの想いで支えられてる…信じる力、欲求、欲望、希望。
オフィーリアの事はは???って感じなんですけど、いつでもどこでも誰にでもエルがキレ散らかしてくれるので、ある程度スッキリします笑
オリオンはさぁ〜2巻でどうなっちゃうかと思ったんですけどスコロマンスの体育館にいた時の姿泣いちゃったよゥ。しかもオフィーリアの仕打ちキツい。でも最後オリオンが生まれ変われて、エルがいつも通りキレててほんと良かった。
均衡を取るための生まれついた運命とか現実に存在する貧富の差とか世界におけるタブーとか生きるための純粋な欲望とかただのファンタジーじゃなく、今我々の周りで起こっている魔法界の話しを垣間見れた感じで天才の所業ですよこれは!
ハリポタの裏でもこんなドロドロ実はあったでしょうね、我々非魔法族は知らないンデスけども…(オタクどっぷり)
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シリーズ最終巻
うわぁ、伏線回収が素晴らしすぎる
予言のこと、オリオンのこと、自治領のこと、目玉さらいのこと、気になる全てが闇の礎を読むことでスッキリする
2巻の最後では、オリオーン!!!ってなった
その後はということで、エルちゃんがやや病み期に突入したりオリオンは生死不明(死んだと思われる)だったり結構内容は重たいかも
そんな中で自治領の悪い知らせも続く
何故自治領が崩壊していくのか、目玉さらいが現れるのか
読み進めることで真実が明らかになっていく
まずオリオンの事が結構驚き
ヒーローはそりゃ生きているよね?って感じで存命はしていたけれど…何やら様子が違うような…
と思ったら、オリオンの生まれについてがめっちゃ驚き
君めちゃくちゃ怖い存在なのねってなる
オリオンのママがどちらかと言えば怖い人でオリオン自身は被害者だけど、オリオン可哀想…
そっか…沢山苦労していたんだね……
最後はエルちゃんと楽しそうにしているのが印象的!良かった!
そして物語に出てくる目玉さらい、怖くないか!?
何あれ魔法自治領を作るために人間を犠牲にして生まれた存在なの!?
リューちゃんのボロボロ具合を見て心が痛くなった
まじかー、まじかーってなるやつ
だから目玉さらいを消滅させると、どこかの自治領も消滅する
どこかの自治領の礎が目玉さらいだから
この繋がりには本当に驚かされた
重厚すぎてなんか説明は難しい
説明が難しいからこそ読んで貰いたいと思える作品かな
でも個人的には1巻が好きよ、ドキドキ感が!