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あの独特な世界を絵に出来るのか。
そして、世界観を表現できるのか。
読み終わった後には、お見事!と喝采を送りたくなるだろう。
美しさも悲しみも損なわれること無く、
むしろ視覚を通してより直接的に伝わる痛みは胸を刺す。
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原作のない、普段の岡崎京子のほうが好き。
ロマンティックより、現代のひりひりした方が。。。
とはいえ、内容は面白かった。
原作は未読ですが耽美的で、フランス的。
死亡通知人という仕事。
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原作小説の漫画翻訳として、時間の節約に便利。また、ヴィアニスムによるスラップスティックを丁寧に漫画翻訳、画化しているので原作の文章を読んでうまく想像できなかったとき漫画イメージで補完するのに裏切りが少なく良いとおもいます。
カクテルピアノ→ターンテーブルカクテルの翻訳は…賛否あると思いますが漫画表現としてはありだし、上手いと思いますがもとのアイデアが素晴らしすぎるので、カクテルピアノが作動する場面だけを16ページくらいでニュー土木の人とかに描いて欲しいな。
岡崎京子の漫画としては、とても丁寧に線が描かれていてコマ割りも良く考えられていて、へルタースケルターあたりと比較すると岡崎京子の持ち味である雑とも取られるスピード感がグッと抑えられ原作の空気感を丁寧に描き映されてるのを感じられ、リスペクトフルな超ナイスカバーって感じです。
キューティー連載時はたしか黒インクだったと思うんですが青インクでの印刷などフランス装を思わせる装丁もグッジョブです(野島卓司さん)
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岡崎氏のマンガを何か読みたいと思ったら、図書館にこれしか残ってなかったので拝借。ボリス・ヴィアン。また原作読みたくなっちゃうぢゃないか。
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CUITE連載時代(高校生ぐらいの時)は、ボリス・ヴィアンも知らなかったし、1ヶ月に数ページで意味がよくわからなかったのが正直なところ。
大人になって、ボリス・ヴィアンのうたかたの日々も心臓抜きも読んで、まとめて読むと、世界観がすごい。
すごいフランス映画を観た後のような読後感。
やるせなさや悲しさがこみ上げてくる中、ねずみ君がいい味出してる。
でも...なんだけどね。
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ところどころ惹かれるし
この装丁もすばらしいのだが…
ボリスヴィアン(原作)への感情移入が出来なかったのかもしれないな。
いつか読み返したい。
でも私は岡崎京子の好きなところはいい加減で「疾走感」があるところ。
しっちゃかめっちゃかなスピード感。
これには当然ながら望めないよね。
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不思議な話。シックが本屋でパルトルのスウェーデン語版を見つけて鼻血とよだれを出すところで、ぞっとした。
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哀しい物語だった。
病気とかお金とかプライドとか、どうしようもない救いようもない感じ。
それが、芸術的・詩的に描かれていた。
哀しいけれど、美しく思えた。
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フランス文学の「うたかたの日々」を原作とした漫画化作品。岡崎先生独特の美しい儚さのようなものが、このお話にすごくマッチしていました(*^_^*)原作に非常に忠実に描かれており、小説を読んだ後でも、後から小説を読んでも、違和感を感じる人は少ないかと思います。原作には言葉だけだと想像しにくい比喩などが多く、それをイラスト化することでより分かりやすくなっていると思いました。
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胸を睡蓮に脅かされる、という病が美しい。
対処法の睡蓮を脅かす為に、部屋に花を飾り続けるというのも。
死亡予定の通知→それが届いたら何でも無料で好きな事ができる
というのはよく聞くけれども、
誰が最初なんだろう。
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「恐ろしいよ、何をしていいか全く分からない。でも、同時に恐ろしく幸福なんだ」
「どうしてだろう?前はこんなことはなかったのに」
この二つ、しびれたよね。
小説も読んでみたくなったよ。
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原作は読んだことないし、岡崎京子の漫画もはじめてなので感想は上手く言えない。
ただ読んでよかったし脳みそを心地よくマッサージしてもらった。
美しい世界観。
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ボリス・ヴィアンを知った大学の図書館。甘ったるい砂糖に身体を侵されていくように。甘い甘い底無し沼の世界。
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◆未成熟なロストジェネレーション。◆原作(ハヤカワepi文庫)を読んでからの岡崎京子。原作の世界観を壊さず、かつ岡崎京子の世界になっている。装丁も美しい麗しい一冊。◆上手に省略しているなぁ。原作を読んだときにときめいた詩的フレーズやキーセンテンスはそのまま。原作読解の確認・補強になった。◆原作既読だからこの世界観にスムーズに移行できたけれど、コミックだけだと入りづらかったかもしれない。
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・正直内容がよく解らなかった。非現実的な記述が続き、ようやく途中で「これはどうやら半分SFっぽいものらしい」と気がついたようなもので…
・岡崎作品は以前に「ヘルタースケルター」も読んだが、それも本作品と同様、理解が追いつく前に話が終わってしまった、という印象のある作品だった。
・岡崎作品が「ヘタ」なのではなく、むしろそのエキセントリックさや感性のスピード感が書き手の大きな個性であり魅力であるので、それを大事にした結果、「わかりやすさ」が犠牲になっているのかもしれない。
・最近の作品が、読者の理解が追いつきやすいように適度に説明を入れたり、コマ割に工夫したりしているので、それに慣れてしまっている部分もあるのかなと感じた。