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紙の本
文芸誌編集長が実は宗像教授だったなんてことを思ってしまいながら読んでみました
2006/07/18 23:52
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る
星野之宣で古代史の大胆な解釈と言えば宗像教授シリーズで、今も発表舞台を替えて続いているので、この忌部神奈は二番煎じだろうと思っていた。なので、発刊されていることは知っていたけれど読んでいなかった。
特に何か理由があったわけではないけれど、『宗像教授異考録第2集』を読んでしまったら、やっぱり忌部神奈も読んでおくべきかという気になって手にしてしまった。この際二番煎じでも何でも、星野古代史解釈をすべて知っておく方がいいのではないか、と言ったところか。
これは副題に「女の神話シリーズ」とあるように、女性が主人公だし、女性にかかわる日本古代神話の話だし、現代女性の姿も登場するという、女性に拘ったシリーズだった。その割りに主人公はやや男勝りのような気もするけれど。
全6話だけれども、1、2話が前後編になっているので、実質は5話。一番面白いのはその前後編の「神南火」だろう。
キャラクターのせいか宗像教授ほどの押しもなく、女性の「哀しみ」が前面に出ている感じなのか、少し物足りなくもあった。これならば、宗像教授が扱っても良かったかもしれない。
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