私も使っていないか振り返る
2023/01/27 15:42
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投稿者:華凜 - この投稿者のレビュー一覧を見る
具体的なシーンをもとに、女性を閉じ込めてしまう言葉を使っていないかを振り返ることができます。各シーンで解説と抜け出すための考え方、深めるための本を紹介されているので、深く知ることができます。
私も使ってしまう場面があると思ったので、紹介されている本も読んで意識して言葉を選ぼうと思いました。
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前作は好きだったけど今作はちょっと浅く感じたな……モヤッとポイントにズレも感じた……期待していただけに残念……
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サクッと読んだ。
今まで気にしてなかったことでも、そうかそうとれるのかぁとあとから嫌な気持ちになった。
そして大抵そういうことを言ってくるのは職場の上司たち。やっぱ距離置きたい。
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「女性」という理由だけで理不尽な押し付けをされることは日常で多々あると思います。この本はそんな押しつけに傷つけられない、自分がそんな押しつけをしないための本です。読むと「はっ」と気づかされることがたくさんあります。(浦河町)
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どちらかというと昭和世代のおじさんおばさんたちに読ませるべき本。
タイトルを見て10代から「言わないように」心がけないといけない、という意味かと思ったら、「言われたときの反論」というような趣旨の本だった。
今どきの子なら、真面目に読み込まなくても当たり前のことに感じることばかりと思う。
中身は良いがタイトルを修正し「特に40代壮年〜老人が知っておくべき〜」と提案する。星2点。
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差別をしない、は攻撃をしないことではなくほっとく事なんだと思う。
あなたの苦しみはあなたの苦しみ、私の苦しみは私の苦しみ。苦しんでいることを笑わない。
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女性たちにふりかかる様々な言葉を収録。言った側からすれば悪意もなくありふれた言葉かもしれないが受け止め方次第ではどれもハラスメントとなり得る。ページをめくる手を止めて考える時間が多い本だった。解説欄には詳しく知るための本も紹介しており入門書としてよくできている。
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「男だったら殴ってるよ」
「男には...女には..」
男だから、女だから、
主婦だから、独身だから、子供がいないから、
女じゃない、女らしさがない、
区別と差別、マジョリティとマイノリティ、
バイアスとアンコンシャスバイアス、
相手を貶めようと意図的に放たれる言葉もあれば、無意識のバイアスから放たれる言葉もある。
読みながら、娘には相手の本質を見抜く目を育ててほしい、と感じないではいられない。
今時、こんな言葉言われたら即距離置いちゃうなぁ..、と思う言葉の集合体が本になっている。
あれ?なんかおかしいんじゃない?
と日常の中で思っても、そんな言葉はすぐに空に浮かんで消えていく。忙しさに流されていく。
違和感にもっと敏感でいたいけれど、なんで?どうして?に答えられない。けれど、この本を読んだら言葉を通じて社会の解像度が上がるかもしれない。
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こういうずるい言葉がある、そしてそれはこういう理由でずるい、というだけでなく、
そのような言葉に対して、どのような反応をしたらよいか、まで入っていてとても面白かったです。
しかも、理想論はXXだけれど、それだと現実的でないからXXではどうでしょう、といった形で実践できそうなところも良かった。
人にバイアスを持って接さないように、自分の言動で人を型にはめたりしないように気をつけている私ですが、そんな私でも「これこういう理由で良くないんだ」とハッとさせられるものもありました。
男性である筆者さんがこのような本を書くことについて「当事者じゃないのに」という批判も覚悟の上のことだったのかな、と思います。
またこのような問題を指摘する側には常に、「そういう自分はどうなの」という批判もつきものかと思います。
その上でこの本を出版された筆者に、ありがとう、と伝えたいです。
私が覚えておきたいな、と思うのは
▼女性ならではの視点
「女性ならではの視点」を期待されるとき、女性は知らず知らずのうちに個人ではなく「女性の代表」として発言したりアイデアを提供したりすることがもめられること。だから、そういう場合は「プロジェクトに女性が少ないことに危機感を持って招集したが、女性を代表する必要はないので個人の意見を積極的に行って欲しい」などのフォローができるとよいということ。
▼女を捨てているね
メイクをしない女性に対するこのような発言に対しての筆者の回答案は
①「そのくらいのことで女を捨てられるならむしろ楽だったんだけどね」としんみり語って「女性はメイクをすべし」というルールのしんどさそのものを会話の主題とする
②「本当にそれで女じゃなくなるものなの?」と正面から聞き返すのもあり…
特に②に関して、このような自分と違う意見が出てきたら、正面から聞き返して、言葉の裏に潜む相手の考え方を炙り出してまずはそれを相手に認識してもらう、というのもありだなと思いました
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もっと深まる参考文献がたくさん載っているのが、とても良い。
家事労働に対する理解が不適切な日本人男性がすごく多いと感じている。
具体的な会話の様子が載っていて、わかりやすい。
女性が、男性がということではなく、
自分以外の何かを軽視することは、相手を傷つける言葉だと思った。
日本の社会は、変わってきている事を感じる。
私も古い人間かもしれないので、気をつけて発言しようと思った。
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いつも聴いているpodcastの番組に著者の森山至貴さんがゲスト出演していて、本書の紹介をしていました。
そこでのやりとりを聴いて、最近のジェンダーや●●ハラスメントに関する社会的問題を考えるにあたっての基礎的な知識を改めて確認できそうだったので、早速読んでみたというわけです。
紹介された“問題のある言葉や考え方”の中にはもちろん既知のものもありましたが、“なるほど”と新たな気づきになるヒントやアドバイスも数多く得られました。
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https://ameblo.jp/mayuharu21/entry-12799197835.html
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ネットで見つけて、即書店で購入しました。
裏表紙のフレーズを、言われたことのある女性は多いんじゃないかと思う。
このフレーズを見た時に、なんとも言えない嫌悪感を感じた。
「ずるい言葉」なんて甘い感じではない。10代から知っておきたいという言葉通り、若い人に読んでもらいたいし、女性以外にも読んでもらいたい。
私自身、その年で独身はやばいねと直近で言われたばかりだったので、この本を手に取ろうと思ったのかもしれない。同い年の男性には言わないのになぜ女性だけこんなことを言われるのか、女性は若い方が良い(そこに価値がある)のようなニュアンスを感じたり、一人でも生きていけそうとか、なんなんだろうなと感じるもやもやとしたものにフォーカスされている。
そういう経験を受けた人は、きっと気になってこの本を手にとる、あるいは気に留めるだろうが、言った側や、経験のない人(男性と限定するのは差別的なのでしないが)は、この本を見てもなんとも思わないし、まったく響かないのだろうと思う。
本書には“自衛”の項目が書かれているが、この本を経験者しか手に取らない(と仮定すれば)となれば、「ずるい言葉」を言われたときの対処は自衛になってしまうのではないだろうか、と思った。
いろいろ書いたが、
本書の帯にもある「女の子の淹れたお茶はおいしい」は一見褒め言葉のようであるが、ただの激キモ発言だからそんなこというキモ野郎は滅びてほしいし、企業努力のおかげで誰が淹れてもお茶の味は同じだ。
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落伍組機会均等法第一世代には隔世の感とまだこれかいと。どちらにしても自分の好きなことが文化に規定されるのは良くも悪くもどうしようもないのだろうけれど。言葉は思考・志向を規定するからねえ。
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なにか発言するときに、「女性、男性」と括らないことで問題は、ほぼ回避できると学べた。
また本で紹介されているような発言は、社会から聞かされてきて、無意識に備わった考え方も多いように思った。
だからあまり深く意味を考えず使ってしまう人も多いと思うと、まずは気づくことが大切かと思った。
昭和、もしくはそれ以前を生きた人全員に一度は読んでほしい一冊。