紙の本
若と弥助
2024/03/25 13:24
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投稿者:BHUTAN - この投稿者のレビュー一覧を見る
202403
芝居茶屋かささぎは料理にも知恵を絞り、季節料理も美味しそう。
喜八と弥助も舞台役者に負けない男ぶりだ。
そなに茶屋に偽化粧水を売る役者崩れが来る。
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篠先生のこのシリーズは、とにかく食欲をそそる作品です。時節がまさに食欲の秋だけに食材も美味しそうなものばかり。里芋を揚げたものなんかは作ってみたくなるような表現です。
喜八さんと鬼勘との関係が少し緩和したのかと思っていたら前巻が未読でした。
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シリーズ5作目。季節は秋。
若い女性客に化粧水を売りつける若い男性が現れます。
特に悪いことしてるわけじゃないけど、何か引っかかる…
友達を紹介してくれたら10文引くとなんかマルチ商法みたいだなと思って読んでました。また、お得意様になりそうな客とデートって、若い女性から金を巻き上げるホストみたいだなと思いました。
ただ、久作や新之丞の他人を妬む気持ちや腐ってしまう気持ちはよくわかります。
私も上手くいかないと上手くいってる人が妬ましいし、自分だけ損しているような気持ちになります。周りと比べちゃいます。
今回はお料理が一層美味しそうでした。
芋名月御膳、栗名月御膳どっちがいいかな…。
見た目はやっぱり栗だと思うし栗餡ぜったい旨いと思うんですが、里芋のほくほくも好きなので芋名月にします!
この本の世界に行きたい…喜八と弥助に会いたい。私もキャーっていいたい。
というか、やはり危惧していた感じになりましたね。執事喫茶みたいになってきた。
おあささん実在してたら間違いなくヲタク。
5作目なので、喜八も慣れたもので
鬼勘「協力してくれ」
喜八「それって、俺たちを利用するやつですか」
って会話にふふってなりました。
最後に謎の美魔女(死語)が出てきましたが、なんなんでしょうね。
ちょっと怖い。黒幕かな。