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投稿者:はな - この投稿者のレビュー一覧を見る
後宮という閉鎖された世界で一生を送らねばならず、さらに年老いても、上司のわがままのために過酷な仕事を続けざるをえないとすれば。
気持ちが沈む…
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今回も良かった。
宦官である延明の辛い境遇を、さらに目の当たりにした気がする。
そして華々しい後宮も、外に出れなければ鳥籠と同じ。
妻にも母にもなれなず、いつまで縛りつけられるのかと嘆く、銀鈴と金鈴の気持ちは痛いほど理解できる。
悪魔のささやきに惹かれてしまったのもわかる。
その悪魔はいったい誰なんだろう?
また面白いところで終わりにする。上手いなぁ。
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今回も素晴らしく良かった!
冤罪は晴れたけれど宦官となってしまった身体は元には戻らない。
桃花を想う故に延明の切なさと葛藤が苦しい今巻。
桃花の瞋恚に燃える胸の内も新たな展開を迎えて、ますます面白くなってます。
続刊が待ち遠しい!
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巻数を重ねるとマンネリ気味になって続きを読まなくなることも多い仲、このシリーズは毎巻最後まで楽しませてくれる。
そしていつにも増して気になる終わり方だったので、早くも次巻の発売が待ち遠しい!
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事件自体は現代でもありえることなんですが、展開が怖いことになっているのが(;^_^A
これから大きな争いがはじまりそうですな。
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あとちょっとで終わっちゃう!どうなるの!?というところからの怒涛の展開に度肝を抜かれました。桃花さんも延明さまもずっと仲良くご飯食べててほしいし続きが読みたくて仕方ありません。
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後宮という狭き鳥籠に囚われた女たちの光と闇を描くと共に、宦官という特殊な「性」を持つ男の悲哀をもつぶさに描かれている傑作。
今回も面白かった。
主役カップルの延明と桃花の絶妙のコンビネーションは、見ていて気持ちが良い。カップルともいえない不器用な二人だが、女官と宦官の関係にありがちなものではないところがまた良いと思う。延明の方は桃花が好きなのだが、果たして、彼女がその想いに気付くのは、いつなのか。
次々と出てくる「謎」も興味深く、とにかく読み応えがり、嫌みのない作品で好感が持てる。
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待ちに待っていた6巻。
今回も期待を裏切りませんでした。
後宮で起きる不審死。他殺なのか事故なのか。
事件に絡んで見えてくる桃花の父の影。
延明の一族に起きた冤罪、桃花の父、祖父の死に関することまで、何やら動きがありそうな気配。また7巻を首を長ーくして待たなくてはいけないようです。
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5巻からちょっと趣向が変わった感じ.仮装中華ものだが「検屍」に関わる内容と主人公の出自が表に出てきた.また先を読みたくなってしまった.
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前回で一区切りしていたので、今回からまた少し設定が変わりました。配置とか。
凍死体がゴロゴロしている環境って、本当に劣悪過ぎるだろう、と思ったり、貴人が老衰で亡くなっても医官が罰せられるという世界。不正が横行してしまうのも仕方ないですね。
延明が知ってしまった桃花の出自や、そのための苦悩、そして新たに発生した不穏な空気など、次の展開がとても気になります。
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桃花の父の件で微妙にすれ違っている延明様と桃花のもどかしいこと。
桃花も父のことを嫌っているので、延明様が彼女の父が仇だと打ち明けても逆に意気投合しそうなのだが。
近道は互いにちゃんと打ち明け合うことのような気がしてきた。
ただそう簡単には済ませてもらえなさそう。
何しろ新たなる敵が出てきてしまった。
よりによって検屍術を操る側から。
今回の事件は、表面をなぞれば簡単な話なんだけれども、どうにもこう奥歯に物が挟まっているような、喉に小骨が刺さっているような小さな違和感があってすっきりしないという。
そしてその違和感が無視できなくなってきたところに爆発……まさかの仕掛けで驚かされた驚かされた。
これだから、このシリーズは面白いのです。
ステージは確実に一段階上へ。
正義の検屍術を操る延明様と桃花サイド、そして悪の検屍術を操る敵サイド。
より高度な頭脳戦になりそうで、不謹慎かもしれないがワクワクしてきました。
一段階上と言えば、桃花の延明様に対する態度も上がったような。
彼を待つようになり、来なければ拗ねるようになってきてるし。
このステージアップも見逃せないポイントでした。
ニヤニヤ。