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後宮の検屍女官
後宮を揺るがした死王の事件からひと月半。解決に一役買った美貌の宦官・延明(えんめい)は、後宮内の要職である掖廷令(えきていれい)に任ぜられる。だがその矢先、掖廷獄で大火災が発生。さらに延焼した玉堂の中から首を吊ったとみられる妃嬪と、刃物をつき立てられた宦官の遺体が見つかった。宦官に恋慕した妃嬪による無理心中と思われたが――?延明は、検屍となると唯一覚醒するぐうたら女官・桃花(とうか)と再び事件に向かう。発売直後から大反響&重版続々!話題沸騰の中華後宮×検屍ミステリ、待望の第2弾!!
後宮の検屍女官
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電子書籍後宮の検屍女官2
2021/11/26 09:34
良い意味で
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:y - この投稿者のレビュー一覧を見る
ちょっと他にはない後宮もの。
後宮の妃嬪以外の悲哀や葛藤を絡めての推理小説は新鮮でした。
一応章ごとに事件は完結するが関連はしていくので、次の展開が読みたくなる。
電子書籍後宮の検屍女官
2021/10/14 19:37
面白かった
3人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:y - この投稿者のレビュー一覧を見る
ページ数もそんなになくさらっと読む感じかな?と思っていたら、かなり読みごたえがありました。
細かすぎない人物描写が良かったです。
これは続巻ありと思っていいんですよね?
紙の本後宮の検屍女官 2
2024/04/13 17:38
愛のため、は重たすぎ
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:きのこごはん - この投稿者のレビュー一覧を見る
無理心中疑惑や焼死体、すでに遺体なき推理は
ミステリー感ありで読んでて楽しかった。
延明が遠回しに桃花を1人にしたり、呼び出したりする場面が来るとワクワクして読む手が止まらなかった!
肩を震わせながらくつくつと笑う延明、という
珍しい姿が読めて延明好きには貴重な姿を拝めてよかった。
紙の本後宮の検屍女官 6
2024/01/26 14:05
絶望と殺意
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
桃花の父親が仇。
それを知った延明の複雑な心持ち。
自分に何かを隠している延明にモヤモヤする桃花。
そんなふたりの気持ちなどお構い無しに事件は起こる。
あったはずの未來を奪われた犯人たちの絶望が殺意に変わった流れは読んでいて胸が痛くなった。
そしてその後押しをした何者か。
何か大きな事が起ころうとしている。
不穏な気配に満ちた六巻だった。
電子書籍後宮の検屍女官
2022/05/11 10:54
おもしろかった!
5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
冤罪で宦官に落とされた青年と、検屍官だった祖父に師事していたのに見目の良さで養子にとられて後宮に上げられたやる気のない女官が後宮で起きた事件を検屍によって解決する話。
起きた事件を一つ一つ解決していって最後に全てが繋がるのもとてもよくできていて良かったし、ヒーローが後宮もので見かけるなんちゃって宦官じゃなくて本当に性をとられて屈辱を味わい、冤罪が晴れてもなお侮辱にさらされて悩んでいる重い設定だったのが個人的にはかなり評価が高い。
刑が執行済みでは、冤罪が晴れても男には戻れないからね……。
女官の方も、最初は何度もあくびをしたり居眠りをするぐうたらぶりがひどすぎてさすがにちょっとどうなの?と思ったけど、祖父の死後父に売られて無理やり後宮に入れられて検屍官になる夢を奪われたからやる気なく寝ることで現実逃避をしていた、という背景が明らかになったからね。
唯一の友人を救うために初めて自ら動いたところも良かった。
それまでの人生を不当に奪われた二人が出会うことで互いに少し良い方へ変化したのは後味も良くて好きだ。
次巻以降どう展開させるのかも気になる。
紙の本後宮の検屍女官 5
2023/05/23 18:57
最後のページは…
4人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初は小休止的な巻だと思った。
激動の展開だった四巻後、物騒ではあるが箸休めのような位置だと。
行き倒れの末のの死などは珍しくない後宮。
冬の過酷な後宮で見つかったいくつもの遺体の謎を桃花と延明が解き明かす。
後宮とは華やかさの裏で人間のどうしようもなさが凝縮された場所だと念押しするようなエピソードの連続だった。
皇太子の旅に同行した延明の決意、若い側室の元に移動した紅子、織室から獅子宮に移動になった桃花と才里。怯える蒼皇子。
実りの少ない民衆の生活、匈奴の侵入、梅氏事件の影響…
そして最後ページで明かされたのは。
この皮肉な繋がりに延明は何を思う?
桃花は?
次巻を待つ!
電子書籍後宮の検屍女官
2023/10/25 16:46
読み応えあり
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
近年多い中華風の宮廷を舞台のミステリーと高を括って読み始めたのだが、冤罪で宦官になった青年と、検屍となると人が変わったように有能だが普段はやる気のない女官の組み合わせでいくつもの事件を経て、一連の事件の元となった事件を解決するまでを面白く一気に読んだ。
冤罪は晴らされたものの宦官となった体や心の傷はいえるはずもなく、汚辱にさらされる青年の苦悩が根底にあり後宮内のドロドロな人間模様も含めてヒューマンドラマとしての面白味がある。
紙の本後宮の検屍女官 4
2023/02/13 00:56
全体を通してとてもよく考えられている
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
皇后が寵姫を巫蠱術で殺害したといわれ、延明らが冤罪で囚われる。
皇后や太子らも抑えられた中で、桃花は延明の冤罪を証明するために彼の部下らと協力し、寵姫の検屍をさせてもらえるように動く。
いつものようにぼんやりしててはいけないと積極的に解決努力をする桃花だが、予想外の展開がいくつもでてくる4巻目。
完結なのかな?
桃花が医官に告げた「責任とは、自己がおのれの心に背負うものでもある」の台詞がとても良かったなぁ。
この新キャラ医官がすごく美味しいキャラだったわ。
最後まで飽きさせず、全巻通して伏線回収も見事で楽しく読了。
紙の本後宮の検屍女官 4
2022/11/27 17:09
桃花の選択
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
窮地の延明を救うために奔走する人たち。
その中には桃花の姿も。
延明が必死に積み重ねてきたものが延明を救った…
まさに「情けは人のためならず」。
そして桃花の選択。
自由の身になれたのに、桃花は残る事を選んだ。
そして延明と無冤の道を探ると。
この選択は重い。
問題はそこまでして○氏が完全に権力を握るためにどうしてあそこまでの真似をしたのか。
何故両親が…を殺す必要があったのか。
そこの説明が足りてないのが残念だった。
紙の本後宮の検屍女官 1
2022/11/11 18:35
華やかさの影で
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
中華風後宮ストーリー。
やる気のない女官と見目の良い宦官が後宮で起こる怪事件の謎を解く。
一見華やかな世界にいる二人は夢も希望もなかった。
でもこの出会いによってお互いの人生が大きく動き出した。
それが幸せに繋がると良いが。
紙の本後宮の検屍女官 3
2022/07/25 01:35
続きが気になりすぎる!
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
乳母や公主の死とその検屍を通し、一巻から続く死王の事件との関連や黒幕の存在が色濃くなっていく3巻目。
衝撃のラストすぎて続きが気になって仕方ないですけども!?
巫蠱の呪術ってことは、三区で穴掘りをさせた件と皇后が付け火の黒幕っていう噂を流した件を合わせて陥れようとしてる感じなのかな。
三区の穴のどれかに巫蠱の術でもあったのだろうか。
全て後宮から出てからと思って後宮ではやる気なく過ごしていた桃花が、今回の話で後宮の検屍女官と言われて心動かされた結果、次巻の無冤術に繋がる流れだろうか。楽しみだなぁ。
電子書籍後宮の検屍女官3
2022/06/16 17:44
次巻が気になる!
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:y - この投稿者のレビュー一覧を見る
いつもながら、丁寧な文章で謎解きも検死もわかりやすかったのですが、今回、2話目がちょっとキツかった。子どもって、感情がストレートで純粋な分、残酷。
で、しんどかった分、星1つ減らしました。
最後のページで次の展開が気になって仕方ないです。
紙の本後宮の検屍女官 1
2021/07/17 10:55
うれしい誤算!?
3人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マツモトキヨシ - この投稿者のレビュー一覧を見る
最近大流行の中国時代小説。
そのほとんどがいわゆるライトノベルズ仕様で
中身が軽すぎて心配になるほどなんだが
本作は表紙&ページ数の少なさを
意外なほど裏切って面白く読めた。
続編に期待。
電子書籍後宮の検屍女官6
2024/03/19 03:35
二人の関係がエモい~!
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
一族の仇が桃花の父であったと判明した延明。
会って気持ちが変わってしまったらと考え、厳冬による凍死が相次ぎ忙殺されたことで桃花と会うことを避けていた。
しかし大長公主が衰弱死か凍死か中毒死か不明な状態で亡くなったことで事態は動き出す。
桃花の父が考えた検屍術を誤魔化し完全犯罪とする偽装。
父の子としての術を受け継ぎ、後宮で敵対勢力中常侍に手を貸して暗躍している人物がいるらしいことが発覚する六巻目。
この作品いっつも静かに不穏で、読み終えて事件が解決しても落ち着かなくてすわりが悪いのに読んでしまうんだよねぇ。
二人の関係がただの友とも男女の仲ともいえず、仇ともいえず。
なんとも言葉にできない関係性がもどかしくていい。
すでに男ではない宦官っていうヒーローが設定として重すぎてね!
桃花がいつもぼけぼけと睡眠と食欲にだけ執着してふわっとしているのでバランスとっているのかもしれない。
そしてさらに桃花の父との因縁が投げ込まれて、全然先が読めない。
次巻も楽しみだわ。
紙の本後宮の検屍女官 6
2024/02/15 19:38
ちょちょちょちょ・・・・!!
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マツモトキヨシ - この投稿者のレビュー一覧を見る
凄い展開でラストになってしまった!!
敵は宮中にいる??目的は??
二人の苦しみの根源である桃花の父親が
とんでもない化け物を育てていた???
あああああ、早く続きをお願いします。
息苦しくて辛いです。