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普段なにげなく生きている毎日でもめぐりあわせってものが存在していて、ある意味その1分1秒に人生を左右されながら生きてるんだなと思いました。
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なんというか、結局は色んなことがちょっとずつ関わって今になってるって言う当たり前の話だった。
この人達はたまたま原因から結果まで分かっただけで、普通は原因か結果しか分からないし、それが原因の方なのか結果の方なのかも分からない。
「いま、あたしたちがここにいるんだから、しょうがないよ」
「自分たちにできることをするしかないよ」
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偶然の重なり合いが思わぬ形で少しずつたくさんの人に影響する…
見事な伏線回収、いつも素晴らしい!ホラー要素強めの方が好み(*^ー^*)
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もっと物騒な話かと思ったが人は思いもかけないところで他人の人生に深く関わっていくという改めて考えると深い話。
自分の視点と他人の視点、思っていたこと想像していたこととは真逆の事実。
私たちはそれに気づかず生きていることがほとんどではないか。だから切ないし苦しいしそしておもしろい
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人生は色々な運と縁と偶然から出来てるな〜と改めて思った。読み進めていくうちに、色んなところで繋がりがあって、段々と伏線を回収していくところが良かった。
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めぐりあわせ
あれがあったら、これがなかったら
考えてしまう
でも過去違う選択をしていたら今の自分はきっといない
今生きてるんだから生きるしかない
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雷神を読んで、この作者の別作品も気になったので手に取りました。
雷神同様に、本書も読んでいてその情景を読者が想像しやすい作品です。とくに登場人物の息遣いが伝わってくる……というか、過剰な心理描写もないのでとても読みやすい一冊でした。
中身については風吹けば桶屋が儲かるというかバタフライエフェクトというか……。
ここに自分が存在する理由って、いろんな事象が重なっている結果なのだなと思わせられます。
そして終盤の伏線回収といいますか、答え合わせは美しいですね。ああなるほどな……と感じるばかりです。
良い作者見つけました、自分を褒めたい笑
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残ページが少なくなってくるほどに読む手が止まらなくなってきた。段々回収されていくのが気持ちよかった。
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書店のミステリ特集で話題本として取り上げられていたので、読んだ一冊。
オムニバス形式になっている。
以下は本当に、勝手な感想です。
最初は面白かったのに、どんどん失速していき、今晩は読む気を無くしてしまい、それでも最初の伏線拾いのために飛ばし読みをした。
最初のエピソードが、きらきらしていて、謎も深くて、これだけの話でもよかったのではと思う。
読み進めて、その、エピソードが深まったり逆転されるわけでもないので、補足の意味合いはありつつも、なんだかあとは結構蛇足感が強い。
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風神の手が、悲劇を生み、命を生んだ。
風が吹けば桶屋が儲かるというけど、まさにその話。
どの出来事がどう作用するのか、誰にもわからない。
嘘はいけないことだけど、その嘘が知らないところで誰かの幸せに繋がっているかもしれない、不思議な縁の話だった。
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写真館を舞台に、人が絡み合って、過去も絡み合って、最後はこんなご縁だったの、びっくりストーリー。因果応報とは違うが、正当な生き方をしないと。あれ、小説なのに、こんな事感じてる(笑) ちょいとドキドキしながら楽しく読めました。
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奇跡、偶然とはどういうことか
短編集と言うよりは連作小説の形式
すごく綺麗な作品であり読みやすく感動できる
青春小説のようでもあり推理小説のようでもある色々な要素が混ざりあって一体化してる
真相を知ってしまうとちょっと哀しい雰囲気にもなってしまうがそれも含めて良いエッセンスとなっている
ジャケット裏のあの日、風が吹かなければ、私は生まれてこなかった
この意味は最後まで読めばわかるだろう
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人が殺されるだけがミステリーではない。
様々な伏線が回収されていく爽快感。
ミステリーだけど嫌な気持ちが一切生まれない良きミステリー。
道尾秀介ならではの語彙力にも圧巻する。
西取川が流れる町を舞台に、様々な嘘が絡み合い、謎が生まれては謎が解ける。
短編集となってるが、登場人物が複雑に絡み合い、何度も出てくる人物や少しわからない出来事も最後には綺麗に回収されていく。
もはや美しいといいようがない。
恥ずかしながら読みながら笑ってしまってる自分がいた。
人と人ってほんの僅かなすれ違いや出会いで決まっていくんだろうな。
誰かがこうしなければ、こうならなかった。
そして私は存在しなかった。
常日頃感じてることをこの本が体現してくれた。
もし過去の過ちがあれば、この考えをすれば後悔だけではなく、少しは前向きになれるんじゃないかな。