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例えが分かりやすい。
宇宙のはじまりは、原子が20%で残りが暗黒物質で、重量と揺らぎで、現在の様な状況になっておる。
50億年後には、太陽の膨張で地球が飲み込まれるか、アンドロメダ銀河と衝突かで、地球は無くなる。
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光の速度の覚え方。
「憎くなく二人寄ればいつもハッピー」=299792458m/s(秒速約3億メートル)。
宇宙の存在に関する難しそうな理論もとてもわかりやすく説明されている。
これを動画にするとNHKの「コズミックフロント」のような感じになるんだろうなあ。
「ユニバース」に対して「マルチバース」といった理論まであるというのは初耳である。
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KEKの公開講座でずっと以前、村山先生の講義聴いたことなかったかなぁ?
読んでいるあいだずっと、夏休みの読書という気分を味わっていました。中高生にもわかりやすい文章です。なぜ宇宙が在るのか、なぜわれわれがいるのか、それこそがいちばんの不思議。その謎はまだ解けていない。
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筆者は実にわかりやすく難しい概念を語ってくれるからありがたい。宇宙の謎初心者は、本書一冊だけでだいぶウンチクが語れるようになるんじゃないかな。
あとなんか筆者が人間原理を嫌っているのがそこはかとなく伝わってきておもしろい。
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二億四千万个的瞳。一億五千万的距离(地球和太阳)是一天文単位。衛星軌道要八公里/秒,地球脱出要十一,太陽系脱出要十八。地球的外周要四万公里。光速是三十万公里/秒。地球七周半。宇宙背景放射线探索机。光是粒和波。暗黒能源。
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宇宙論入門。この宇宙の謎を分かりやすく解説する。ただ、岩波新書の佐藤勝彦著の「宇宙論入門」の方がぐいぐい引き付けられて読みやすかったなあ。
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銀河系の直径10万光年で星2000億個。宇宙にはそんな銀河が1000億個存在。地球年齢46億年、宇宙年齢137億年。宇宙の直径274億光年でなお膨張中。しかもマルチバースの可能性。 そんなマクロの世界が素粒子などミクロの研究と一体だという事も大変興味深かった。 エネルギー、質量もポイント。 難しい話を僕レベルで説明して頂き、ありがとうございました。
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これまで、あまり読んだことが無い分野。後半まで本当に分かりやすく、興味を持って読めた。最後は少し難しくなったように感じたが。冒頭の「この本で宇宙論に入門したみなさんが、好奇心を刺激されて『もっと知りたい』と思えるように書いていくつもりです」が、まさにその通り。
先日の「読書する人だけが」のおすすめ本の一つ。
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齋藤先生の「文系のため理系読書」で紹介されていた本
恐らく大半の人がそうであるように、子供の頃、宇宙の図鑑を飽きるほど何度も何度も見て楽しんだ
幼いながらも土星や木星の美しさや神秘さに夢中になったものだ
いつの間にか、日常に忙殺され、月を眺め「あら、綺麗な満月」
こんな程度しか宇宙を感じなくなってきていた
…しかし再び時が来たようである(笑)
ウォーミングアップ的な内容から始まり、子供の頃以来の宇宙勉強のため、助かる…
なぜ夏は暑く、冬は寒いのか?
天動説から地動説へ
ニュートンの「惑星が太陽のまわりを回るのも、リンゴが落ちるのも全く同じという物理法則」が、万有引力の法則である
等々…こんな感じで始まる
【個人的備忘録】
■なぜ太陽は燃え続けていられるか
・太陽は主に水素とヘリウムてできたガスが重力によって集められ形づくっている
・太陽の中心部は約1500万度の高温のため、原子の姿を保てないほど激しく動き回っている→(簡単に言うと)軽い原子である水素同士がこの激しい動きにより、バラバラになり、融合され、次に重い原子のヘリウムになる
これが核融合
(夏の暑い日に温度の高さを皮膚で感じるのは、分子が温度が高いほど活発に動き回り、私たちに皮膚にバチバチ激しく当たるため)
・核融合のエネルギーにより、太陽自身が重力で潰れるのを防いでいる
・エネルギーがなくなると動きが止まり自らの重さで潰れる(強力な重力に引っ張られて星全体が中心部に向かって落ちる)
というわけで太陽にも寿命がある(50億年くらい先ではあるが…)
この結論に至るまでにも、ケルヴィン(絶対温度の単位「K」はケルヴィンにちなんでのこと)からはじまり、アインシュタインの特殊相対性理論により、算出が正しい方向に是正された
またこの世に存在する元素のほとんどが、星の内部で核融合が起こって、私たちの体を作っている炭素やカルシウム、また酸素や窒素が生まれた
私たちはまさにに星のかけらなのである
■暗黒物質(ダークマター)
・銀河系の質量が目に見える物質の質量だけでは足りない
天体を作っている物質も地球の物質と同じ(そして、その物質はすべて原子でできているはずと信じられていたが…)
・暗黒物質は原子とは異なる物質であり、光を出さず、他の物質とも反応しない、衝突しても幽霊のように通り抜けてしまう物質
・原子はこの世の物質の20%にも満たない(この本執筆時のため、現在の観測とは異なります もっと少ないはず)
・天体の材料であるバラバラの原子が暗黒物質の重力により宇宙空間でまとまる役目を果たしているがまだ正体不明
・暗黒エネルギー(ダークエネルギー)とは、宇宙は膨張しており、そして膨張しているにも関わらず、エネルギーが増えている!
この謎のエネルギーのこと
他にも興味深い内容がいくつもあった
そして最後にこんな神秘的なことも…
〜宇宙は人間が存在できるようにつくられている
どの法則も星や人間が生まれるのにちょうどよくできている
人間が生まれなかった宇宙は誰にも観測されないので、存在そのものが認識されない
人間を生んだこの宇宙だけが、存在を認識されているのだとすれば、そこで働く法則が人間のためにできているのは当然
宇宙の起源が私たちの起源であり、宇宙の運命が私たちの運命
宇宙に対する理解を深めるのは、人間が自分自身を理解する道である〜
齋藤先生のオススメだけに、とても読みやすく理解しやすい本であった
物理や化学が自分じゃないみたいに頭に入ってくる!
面白くてびっくりしてしまった!
今まで物理や化学の本を何度読んでも眠くなってしまっていた自分が、宇宙を介して物理や化学を少しずつ理解し最後まで楽しく読めた(そのことも感動)
完全に入門レベルのやさしい内容なのだが、わかりやすく掘り下げることができる
子供の頃から宇宙に魅せられ夢中になるのは、その神秘さだけでなく我々が持つDNAの力によるものなんだと実感
宇宙の遥か遠い存在を身近に感じ、さらなる宇宙の謎と神秘を感じ、宇宙と人間の関係性の奥深さを感じ、こんなことを考える自分に喜びを感じられた
「科学の理論にとって、自然界の原理や法則は、よりシンプルな方が説得力がある」
こういうの良い!
著者の有名な『宇宙は何でできているのか 』もぜひ読みたい!
大変な良書に出会え、齋藤先生に心から感謝する次第である
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たまに読みたくなる科学本。この本は門外漢にもわかりやすいとの評判を聞いて読んでみた。
天動説から地動説へ、空へ望遠鏡を向けたガリレオの功績、ニュートンが万有引力の法則を発見、アインシュタインの相対性理論、ブラックホール、暗黒物質(英語ではダークマター、なんだかグッとくる名前)。
…ついていけたのはここまでかな。ハッブルさんにより宇宙が膨張していることが観測され、そういうことなら宇宙の始まりはビッグバンだったのではという話になり、そこからさき素粒子だか量子力学だかの話になってくるとキツかった。
でもおもしろかった。高校の頃「倫理」って科目があって、思想史のようなものを習った。もっと昔『ソフィーの世界』って哲学の本が流行って(1995年出版)うちにもあって、10代の頃にパラパラと読んだ。私の中の整理としてはその系列に位置付けられる読書でした。文系・理系という枠組みを飛び越えたい気持ち。
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宇宙のことを知りたいなーと思い、宇宙論の入門書を何冊か読みました。
結果、この本が1番わかりやすかったです。
わかりやすい理由としては、
・専門用語を極力使わず、わかりやすい言葉で書かれている
・文章が簡潔に書かれていて、スラスラ読める
理系の本は、全然頭に入ってこないことが多かったのですが、この本はスラスラと頭に入ってきます。
著者の国語力が素晴らしいです。
宇宙が人間を作りだし、その人間が宇宙を解明していく。
知的生命体がいなければ、その宇宙は認識すらもされない。
ということが、書かれています。
宇宙と聞くと、遥か遠くにあるように思っていましたが、宇宙と自分は密接な関係であり、自分も宇宙の一部だということを感じました。
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村山斉は今のところ外れがない。読みやすい文章で最新の宇宙情報を届けてくれる。諜報(インテリジェンス)の世界では情報に対価を支払うのは当然であり、等価交換の原則が成り立つ。その意味からも私は書籍に優る情報はないと考えている。
https://sessendo.blogspot.com/2021/03/blog-post_9.html
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めっちゃめちゃ面白かった。読みやすいしここから他のいろんなことへの興味が湧いてくるのでとってもおすすめ
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分かりやすく面白く、鳥肌が立つほどのロマンを感じた。
難しいことを噛み砕いて何度も説明してくれる優しさが嬉しいと同時に、筆者の頭の良さが分かる。
世界は何故こんなに上手くできているのか、ということに興味があり、世界の整然とした秩序はもはや神でしか解決できない....と思い哲学をウロウロしていたが、先日スピノザを読んで「そろそろ宇宙の本でも読んでみるか...」と思い辿り着いたのがこの本。(おすすめしてもらいました)
夜空に望遠鏡を向けることは宇宙の過去を見ることができるということ、ボイジャーがもうすぐ太陽系の外をでること、超新星爆発でばらまかれた元素がわたしたちの体になっていることなどなど、終始ワクワクしながら読みました。