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Netflixの配信前に予習しようと思い、読みました。
いきなり文化大革命の場面が出てきたので、あれ、これSFじゃないの?と驚きました。
一冊丸ごと、序章といった感じ。続きを読んでいきたいと思います。
ドラマ配信とともに、これからが楽しみです。
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2024/03/11 書籍
2/3ほどまで読み進んだが最後まで読み切らず。
ベストセラー本でも自分には合わなかったんだろうと納得させる。
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正直科学とか宇宙の話とか読んでいてもよく分からない。それなのに置いてけぼりにされている感じはなく、物語にどんどん引き込まれていく。凄く不思議。続きが気になる!
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【未読】読みたい理由
スラスラ読める派と読了諦めた派の感想があって面白い
中華小説未体験の為読了できなかったとしても一度目を通してみたい
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話題の中国発のSF小説。前半はSF要素は感じられないが、後半急にSF感が全開になる。
科学・工学の専門用語が頻出するので、しっかり理解しながら読もうとするととても難しいが、SFにそんなもの求めてる方が間違っているかもしれない。
小説としてはとても面白いが、ワクワク感がそこまで無いのでSF小説としてみたら☆4
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SF好きな友人がハマっていたので、読んでみました。
互いに重力相互作用する三質点系の運動がどのようなものかを問う三体問題を題材として、宇宙まで視野を広げて話が進むスケールの大きさに驚いた。
エンタングルした量子はどれだけ距離が離れても同じ動作をするとか、技術的にまだ解明されていない話題もふんだんに取り入れてワクワクさせてくれるところが素晴らしい!
続きを読むのが楽しみです。
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SFファンが垂涎する要素をこれでもかというくらい盛り込んだSFエンターテインメント小説。
中国の文化大革命に端を発するディストピア的世界から始まり、この史実を基にSF的な"IF"を徹底的に積み上げていく。
ナノテクあり、ファーストコンタクトあり、VRあり。
暴走するカルト団体あり、サスペンスあり、そして科学に対してなんの知識もなくただ気概だけはひたすらかっこいい中年刑事あり。
つまらないわけがない。
あえてカテゴライズすると、ハードSFの部類に入るんだと思う。
ただし、イーガンのような、ともすると「あれ、これ、論文だっけ?」みたいな、読むのにだいぶ心構えを必要とするような難解さはない。
科学に明るくない人が、「?」と思うような記述がたとえあっても、その数行後には「あー、多分こういうことかな」ってわかるようにしている。
あるいはわからなくても雰囲気だけつかめておけば大丈夫なようにしている。ここはもう作者の筆力の妙に尽きる。
「細かいことはわからなくても、楽しめ!」という思いがびんびん伝わってきて、本当に楽しい。
SFを楽しむ上では必須の舞台の理解についても、読者がそこに至るまでのプロットが本当に見事で、SFに慣れない人が感じやすい「背景を理解しようとしているうちに疲れて飽きた」っていうことが一切起こらない。
詳細は語らないが、物語のキーになる「三体世界」の理解も、VRのゲームという奇抜なアイディアを通して本当にわかりやすく語り尽くしている。
ときおり現れる、ゲーム画面のテキストが醸すなんとも言えない雰囲気も、物語に没入する上で大きな役割を果たしている。
このあたりの言い回しなど、あらかじめ計算して書いていたのだとしたら、本当にすごい。
そんなわけで、600ページ以上もある本作、一切のストレスなく読み終えることができる。
読み進めるごとに物語はどんどん壮大になっていくし、物語の前半で出ている謎や疑問も終盤ですべて回収されるが、この一冊で終わりなのではなくこのあと「三体Ⅱ」「三体Ⅲ」と続いていく。
ただもう、楽しみでしかない。何ページあるかとか、そういうこと一切気にせず「とにかく話の続きを聞かせろ地球はどうなる三体はどうなる」と寝る前の子供のような興奮だけが残る。
万人にお勧めしたいSF。SF苦手な人も是非手に取ってみて欲しい。
その「うわっ」って思った600ページは、あっという間に溶けるから。
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Netflixでドラマが始まったので、過去にどこかで綴った書評を転記。
↓
さすがにもう読んだやろ?って言われるくらい読んだ方が良いし、読んでほしい本。
月並みな表現であんまり好きじゃないけど、「知らないと人生半分は損する」という言葉はこの本のためにあるような気がする。
一方で、この世界観を真っさらな未知の状態で新鮮に読める未読者のことを、非常に羨ましく思う。
凄い。とにかく凄い。
もはやメディアで散々取り上げられ、
■中国国内で三部作累計2100万部刊行
■著者の劉慈欣はアジア人&翻訳書で初のヒューゴー賞受賞(SF小説の最高峰)
■オバマやザッカーバーグが大絶賛
と前評判ではかなり持ち上げられていたが、そんなハードルは天高く軽々と飛び越えるほどの圧倒的なスケールと妄想力とストーリーテリング。
脳みその今まで使ったことのないヘリをグリグリと引っ掻き回されるような、「ナンダコレ」がひたすら続きながらも止まらない没入感。
15年前の学生時分に徹夜で耽ったホーガン著『星を継ぐもの』ばりにのめり込んで読みました。
内容は王道ストレートにド変態変化球を混ぜまくったSF小説。
文化大革命、VRゲーム、ナノテクノロジー、沈黙の春、天体物理学、三体問題、粒子加速器、ファーストコンタクトと色々とギミックを織り交ぜながら予測不能な展開の数々。
ニュートンとジョンフォンノイマンと始皇帝が議論を交わし、何百回と栄えては滅びる文明世界とか字面だけでワクワクする。
あらゆる知識が縦横無尽に散りばめられ、知的欲求をこれでもかと満たしてくれる。
著者の博覧強記ぶりには脱帽です。(科学的に完全に正しいかとかそんなんは置いといて)
その全貌はエヴァンゲリオン「人類補完計画」の比にならないくらい思想的でショッキング。
中国ではこの本の大流行を機に、SF教育での子どもの想像力育成や、SF都市の開発による観光&テクノロジー活性化なんかの動きもあって、それほどに『三体』の影響力は大きいみたい。
日本も「文系理系」横断教育の一環として、国語でSF小説を題材に科学教育してもイイんじゃなかろうか。
星新一とか小松左京好きになる少年少女いっぱいおるやろし。
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通勤時間だけで読んだので2週間程かかりました...
専門用語も多く、置いていかれてしまう場面はありました。ですが、ストーリーが分からなくなることはなく、最後まで楽しめました!
分量は多いですが、現代パートに入ると一気に面白くなります。読み終わりましたが、一巻はまだまだ物語の序盤なんだなって感じです。
ドラマは少ししか見ていないですが、結構違いそうですね。
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面白いSFの要素が全部詰まってる。
早く次が読みたい。
今年の読書軸は三体に決まり。
基礎科学を否定して地球人の心をへし折る作戦、単純だけど中々えげつないなと思った。
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SF、科学系、海外、中国、苦手分野ではあった。しかし、世界的大ベストセラーという触れ込みに惹かれて、普段読まない分野に挑戦してみた。やはり難しかった。
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2019年の発売当初から読むタイミングを逃していた作品で、文庫版がちょうど発売されたこともあり、読んでみた。
文庫版の600ページ中、正直400ページくらいまでは「正直、ここまで話題になるほどおもしろいか?」と感じていた。
だけど、そこからあら不思議。急激に世界に引き込まれ、気がつくと読み終えていたわけで……。
続きの発売も間もなくなので楽しみすぎですね!
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三体問題や量子論をベースにした SF で,サイエンスから着想された世界観がユニークで面白かった.一方,サイエンスのみではなく,人間の感情,行動面もきちんと物語として成立していて Good (細かいことを書くとネタばらしになってしまうので,あまり詳しい感想を書けない)
「星を継ぐもの」を読んで,続編を読みたかったのだが図書館にはなかった (残念).そこで手に取ったのが「三体」でした.次の「黒暗森林」に進みます.
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機は熟した!と思い、三体に手を出した。
物理が関連する物語だと聞いていたので、絶対難解…と思って読もうとすら思っていなかったのだけど、ドラマになるし、店頭で文庫本を見かけるしで、なんだか周りからじわじわと読みたい気持ちにさせられるような感じで読みたくなった笑。
読んでみたら思ってたのと全然ちがくて、めちゃくちゃエンタメミステリーSFで、すんごく面白かった!三体問題という実際にある何かを扱ってはいるようだけど、それもちゃんと分かるように物語にして書いてくれているので、難解なんてことはなくて、むしろその物理ポイントがワクワクに変わっているのだから、本当に頭のいい人はこんなふうに難しいことを面白くできるのだなぁ!と思った。
続きが文庫で出るのが、もうすぐ!楽しみ!
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宇宙哲学とでも言ったらいいのか、スケールは壮大、理論は広大、思考は深淵。いやわからん。分からんけれどほんのりは分かる、ような気がする。あまりにも流行っているのでエンタメ要素が強いのかと想像していた。どっこい物凄く硬派。
文革の恐ろしい処刑から始まる。『さらば、わが愛』を思い出した。思想統制は科学にも及ぶのだということに気付かされる。文革をその国の有識者から語られるのは、外側の視線の言葉よりも強い。
絶対的法則が実は勘違いだったら?
と言うのはフっと空想してみたことがあったが、それがこんな壮大な物語になるとは。
狙撃手と農場主理論とは初めて聞いた理論。説明される理論は無駄なく物語に収斂されてゆく。
鏡合わせの世界のような、無限の入れ子様に広がるマクロとミクロ。相似しているのにお互いには知覚出来ないはずの世界が交信すると何が起こるのか。
身体みたいだと思う。私は赤血球を知覚しないが、それは私の中に在る。私の外に私を知覚しない私がいる。のかもしれない。うん、分からん。
三体人の実験失敗はなんだかベヘリットだった。
六百ページ近く物語を進めてきて突きつけられるのは「オマエラムシケラ」
痺れる。
そしてそんな虫けらを発奮させたのはバッタの群れ!個人的に胸熱である。
宇宙は基本的に幾何学でできていて、その中でグニャグニャした存在でいることの不思議さ。
三体人はどんな格好しているのだろうな。
全く予想がつかない第2部が楽しみです!