紙の本
隠れた名作
2015/08/13 09:16
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:青_Blue - この投稿者のレビュー一覧を見る
マンガには
けっして絵や脚本が凄い作品ではないけれど
読んいてで、とにかく面白い作品というものもあります。
本作は漫画「ラーメン発見伝」のスピンアウト作品ですが
このシリーズは特にそれが当てはまる作品だと思います。
前作ではラーメンの味作りや、主人公の成長物語だけでなく
業界の内幕やお店の経営戦略にまで焦点をあてた
珍しい料理漫画でしたが今作も期待を裏切らない内容でした。
個人的には前作の主人公の藤本がいつ出てくるのかが
興味のひとつでしたが、そのへんの伏線の貼り方も含めて
作品全体がきれいな形でまとまっています。
本作だけでも楽しめますが、できれば前作から通して読むと
最後の流れはより感動できるかもしれません。
電子書籍
らーめん
2021/04/10 01:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:034 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ラーメンのコンサルタントで働く女の子ストーリーです!めちゃくちゃ笑えておもしろいです!ラーメンが食べたくなるストーリーです!
電子書籍
芹沢さん
2019/01/11 03:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:アリサ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ラーメン発見伝を読んだあとにはまりました。
どちらも好きですが、私はこちらの方が好きです。
芹沢さんがより感情を出す場面が多いからでしょうか。
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ラーメン!ラーメンが食べたい!!
料理を素材や味で表現するのではなく、フムフム、ワクワクといった表現で表す、一風変わった主人公。
これからが楽しみです。
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だいたい「ラーメン発見伝」をあれだけ描いていて、ちっとも女の子が可愛くならなかったこの作者が女の子主人公で描くというのがやはり無謀だった。
主人公がちっとも可愛くない。顔が可愛く描けていないのはもちろんだが、そもそも行動が憎たらしい。
話そのものよりもまずは登場人物達の魅力が欲しい。
ラーメンの話もなんだか「発見伝」よりもネタが少なく、スープで伸ばしたような塩梅だし。
とりあえず、2巻を早く出して欲しい。
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らーめん発見伝の外伝みたいなもの
キャラクターや設定に 無謀さはあるものの これはラーメン好きが
マンガを読んで ラーメン食べてこようかという 意識をたかめるために
使うのには いいんじゃないだろうか。他の人の評価は低いかもしれませんが
私は好きですよこれ
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ラーメン発見伝が終わって、どういう違いを見せてくれるのかと思ったが、
いや~見事だね~。
「フムフムとワクワク」ってタイトルだけど、
本当に読んでてワクワクするんだよなー。
発見伝のキャラも登場しつつ違った面白さも出てるし。
ただ、母さんが登場して云々ってのは、もっと後でも良かったなー。
昔のラーメン屋を再建させるようなノリのやつを
もう2~3回やってからでもよかったなー。
よくある料理漫画なノリになってしまうのかもしれないが、
あれがやっぱワクワクするんだもん。
しかしこれは発見伝以上に楽しみだ!
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ありきたりのキャラに絵もまずくはないがかなりぎこちない。されど話の面白さで読ませる。ラーメンコンサルタントという設定が良くて、業界の内幕ものとして読み応えがある。
女性が一人でも入れるラーメン屋という上品な味を売りにするニューウェーブ系ができたが、その後、「爆食ワイルド系ラーメン」「濃厚とんこつ業界系つけ麺」にとって変わられすっかり廃れてるというのが今のところのラーメン業界の状況らしい。ラーメンも日進月歩、ブームというのがあるんですね。
それをどうやって流行らせるか。具をかえたり、4階にあるラーメン屋は居酒屋に変えたり。それでは趣旨が違うと思ったら、実際にそういう動きがあるんだそうだ。4階でも居酒屋なら客が来るというのはそうなのかもしれない。
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『ラーメン発見伝』からの主要登場人物は「らあめん清流房」オーナーの芹沢達也である。芹沢はフード・コンサルティング会社「清流企画」を設立し、ラーメン店へのコンサルティングを行う。これは色々なラーメン店で話を進めやすい設定である。設定としては便利であるが、現実味はどうだろうか。他人のコンサルティングをする能力と時間があるならば自己のラーメン店の拡張を目指すのではないか。芹沢は実験的ラーメン発表の場として「麺屋せりざわ」まで運営している。経営リスクを負いたくないということでコンサルティングになるならば虚業になってしまう。
芹沢は悪役顔であるが、新しい考えの持ち主である。新米社員に雑巾がけをやってもらうという発想を否定する。新米もベテランも社員に求めることは稼げる仕事である。雑巾がけのうまい奴など必要ないとする。
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前作と比較してより店全体のコンサルティングという方向性からラーメンを見ていく。もはやビジネス本。見ていてとても面白い。あとハゲは辛辣で最高。