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ローマ帝国の誕生から衰退に至るまでの歴史を解説。
特にローマが都市国家から帝国トなるまでの過程で他国との関係性や植民地支配の実態。
ローマ帝国内の権力闘争。
特に元老院の存在は、何処ぞの国の一部の世襲議員による政治に似ているし、人間は2000年以上の歴史が経過しても同じことを繰り返す生き物であることを実感しました。
それでもローマは一日にして成らずですし、ここまで真面目に読むことはなかったので面白かったです。
そう言えば、テルマエ・ロマエもこの時代のお話でしたね。
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属州国を統治する難しさを理解した。
ましてやこの時代、支配する側もされる側も始めてのことなのである。帝国と呼ばれるようになるまで約300年の月日がかかった。
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古代ローマ帝国草創の前半期を概観。古代ローマ成立から帝国制へ至るまでのプロセスと変容を分析・考察する一冊です。
<こんな方にオススメ>
(1)古代ローマが好き
(2)古代ローマの共和制から帝政への変遷に興味がある
(3)古代ローマ草創期の都市国家ローマについて知りたい
<概要>
古代ローマのいわば前半期(都市国家ローマの成立から帝政の始まりまで)を取り扱った通史(おもに対外的な政治・軍事面)といった印象です。
全体的な構成としては序章と終章を除けば全九章となっています。大きく言いますと5つに分かれるかと思われます。まず第1章では都市国家ローマの成立を述べています。次に第2章~第4章では古代ローマの帝国化(帝政とは別)過程が説明されています。第5章・第6章では古代ローマの帝国化の確立が解説されています。第7章・第8章では帝国化による結果としての共和制・都市国家ローマの変容と内部的矛盾について分析されています。第9章ではその変容と矛盾の帰着としての皇帝の出現と帝政の開始が語られています。さらに序章では本書が都市国家ローマと海外属州の支配関係を軸に分析していることが説明されており、そして終章では属州民たちの都市国家ローマとの関係性についてまとめられています。
そのほかの詳細はブログ「note」内に記事を掲載しております。よかったら併せてご覧ください。
https://note.com/rekishi_info/n/n19368501eb4e
(2024/06/04 上町嵩広)