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読みながらフフっと笑えて幸せな気持ちになりました。うちの子はこうだったなとか、犬のおなら臭いのわかる〜とか、夢の中で走ってることあったなとか。スマホの待ち受けにいるご機嫌な犬の思い出をなぞりながら読んでいました。
「愛犬というのは愛が犬のかたちをしているという意味です。」の一文に、お前もそうだったわねと今はいない愛のかたちに思いを馳せています。
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つづ井さんと愛犬との日々を描くエッセイ漫画。冒頭の「愛犬というのは愛が犬のかたちをしているという意味です」という確信に満ちた言葉が美しい。
ラストは寂しいながら、爽やかな余韻にもまた包まれる本だった。
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読みながら、ずっと前に虹の橋に行ってしまった、実家の犬の形をした弟を思い出してしまいました。
でも私はつづ井さんほどには君と向き合って深く愛して関わってはあげられてなかったね、きっと。
けど私にくっついてたふさふさの背中とか、おばかだったこと賢かったこと優しかったこと、私は私の犬の思い出を連鎖して思い出します。
最期のかたくつめたくなった毛皮を撫でて、ぼろぼろに泣いた時のことも。