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龍山学園が倒産し、その処理を担当することになった異色の弁護士・桜木建二(さくらぎ・けんじ)は、出来の悪い生徒たちの集まるこの学園を、多くの東大進学者を送り込む超進学校に作り変えようと考えます。
そこで彼は、自ら教壇に立って、残り1年で偏差値30台の水野直美(みずの・なおみ)と矢島勇介(やじま・ゆうすけ)の2人の生徒を東大理科Ⅰ類に合格させるための授業を展開していきます。
言わずと知れた大ヒット受験マンガです。受験生にとって受験攻略本は、ビジネスパーソンにとっての自己啓発本と同じように気分を高揚させるカンフル剤のような効果があり、かくいう私自身も受験生の頃に和田秀樹の著作を何冊も読んでいました。もっとも、それらの本の中で「やる必要はない」と書かれていた、伊藤和夫の『英文解釈教室』(研究社)や小西甚一の『古文研究法』(洛陽社、ちくま学芸文庫)などに手を伸ばして、ちょっとした参考書マニアのようになっていましたが。周囲には、「和田式」より野口悠紀雄の『「超」勉強法』(講談社文庫)の方が良いと言う人もいて、おおむね「和田式」信者に比べるとスマートでアカデミックなクラスメイトが多かったような印象があります。
本作は、そうした受験攻略テクニックを読みやすいマンガに仕立てたわけですから、ヒットしないはずがなく、作者は良いところに目を付けたなと、そのマーケティング感覚には感心させられました。
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私の人生を変えた一冊です。
進学校にいなかった自分が「もっといい大学を目指してもいいんだ」と思えるようになった本です。
結果として、過去数十年間その高校の人がいけなかった大学に入学できましたし、学生生活で様々な経験を積むことができました。
進路に悩んでいる中高生に読んで欲しい一冊です。
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経営難から廃校になりそうな偏差値の低い高校の処分に来た、もと暴走族の教師が、生徒を東大に入れることで廃校を救う。
漫画のストーリーとして、良くできている。
細かいところで「そんなに都合よく進むか?」と突っ込みどころ満載だが、「ま、いいか」と読んで行ってしまう。
何せ「どんなに偏差値低くても、1年で東大に入れる」という、ビリギャルのようなベストセラー本と同じテーマが魅力的なので。
ただ、現実世界は「東大でたからOK」という世の中ではなくなってきている気がする。この漫画を読んで、東大目指そうと思えない自分(もちろんとっくに目指せないのだが)に現実世界に対する疲れを感じ、少しさみしくなった。
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教師が与える問題を完璧に解けるようにすれば、東大は受かる
抽象的な悩みを悩むより、目の前の具体的な問題、つまり受験を突破すること
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ドラマ化もされた受験漫画です。
東大に入るにはこれだけの努力が必要なのだなということがわかりました。また大きな壁に挑戦する際のメンタルを高めることもできました。
受験を控えた学生だけでなく、それ以降に読んでも参考になる作品だと思います。
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無料公開期間を利用して読了。
世の中のルールは頭の良い人が作っている、それを理解出来なければ損をする。
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新しくドラマが始まったこともあり、前回の原作21巻まで全巻大人買い
受験制度は今に合わないところがあったり、少し上手く行きすぎの感はあるが、面白かった
勉強をした方がいいと思ってはいるけど、腰が上がらない我が子の心に何か届くものがあるといいな
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一度は読んでおきたいです。全てに役立つ漫画の最初のもの
ぜひ読んでみてください。損はあまりないです。
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子育てのヒントになるかと思い読んで全巻読んでみた。
東大を目指す目指さないに関わらず、社会に出て生きていくためのノウハウが学べる。
ストーリーが都合良すぎるのは確かだけど、正しい努力をすれば報われるサクセスストーリーというのは読んでいて希望が持てるし読後感も清々しい。思わず二人を応援しながら読み進めた。
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勉強ができない(≠頭が悪い)ことでどれだけ不利益を被るのか、学校ははっきり伝えられていない。
思い返せば、その通りだったと合点する点が多い。
「お前らこのままだと一生だまされ続けるぞ!」
というのは的を射たとてもいいお気に入りのセリフだ
理想論に惑わされて知らずに負け続けるのと、知った上でここで言う「負け」を選択するのというのは大きく異なる。
教育は、夢想を押し付けるのではなく、社会を生き抜く教育をするべきだと感じた。
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大学受験をテーマにした漫画。作中にはいろんな受験テクニックが出てくる。このマンガの一番よいところは、受験勉強という地味なジャンルをマンガというエンターテインメントで見せてくれるので、読んでいるだけで自然と勉強という行為に慣れることができる点だ。同じ作者の『エンゼルバンク』は就職や転職について、『マネーの拳』は起業や経営について、『インベンターZ』はお金や投資について、それぞれ楽しみながら学べる内容になっているのでどれもおすすめだ。 (pha著『知の整理術』で紹介)