もう一度その時代その人達を掘り起こす
2022/02/16 18:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
今は昔の物語である。ソ連が崩壊し中国の経済が共産主義とは言えなくなった今、なぜこの時代の若者が共産主義に憧れ、暴力革命を起こそうとしたのかまるでわからなくなってしまっている。この作品は、もう一度その時代その人達を掘り起こしてみようとする労作である。とは言うものの読んでいて楽しい作品ではない。
投稿元:
レビューを見る
1巻はほとんどおもろくない。
ただ学生運動やら革命運動やらがなんだか幼い世迷い事として冷ややかに描かれている視点は面白い。
これからの事件を予感させる前フリはそれなりにあります。
投稿元:
レビューを見る
若松孝二『実録・連合赤軍』を観た後に。
続きを読まないことには評価のしようがない。しかし、ここまでの率直な感想は「全然おもしろくない」。
投稿元:
レビューを見る
登場人物名以外は、ほぼ事実に沿って描かれているし、特にはみだすような描写も見られない。クールに物語は進んでいく。よって、山本直樹のオリジナル作品として手にすると、おそらく期待を裏切られてしまうんじゃないかな。
投稿元:
レビューを見る
70年代の学生紛争の頃を描いた作品
多分最後は浅間山荘とかなんだろうけど
これは全部出てからまとめて読んだほうがもしかしたらいい作品なのかもしれないなぁ
投稿元:
レビューを見る
エロスを超越したエロスの大御所山本直樹先生の最新作は、某長野県浅○山荘事件で有名な連合○軍の話。その当時を知らない自分は、学生闘争とは何かを少しでも知りたい。
投稿元:
レビューを見る
ってことで『中核vs革マル』による新左翼ブームから発展して、ついつい買っちゃったマンガです。山本直樹は昔からちゃんと読みたかったマンガ家なんですが、単行本買ったのは初めてです。連載で読んでた『フラグメンツ』とか『ありがとう』とか相当好きだったんですが、買うまでは至らなかった。最近の作品は新興宗教とかにエロが絡んでいって・・・みたいな話が多くて、そういや『ビリーバーズ』なんてもろ宗教とか狂信団体の話で、そっから考えたらこの『レッド』を今書いているのもよく分かる気がします。
で、この作品は連合赤軍があさま山荘に立てこもって自爆するまでの話、っぽいんですが、登場人物が全部仮名なんですよねー。主人公というか今のところ一番メインで出てきてる女子が、まあ間違いなく永田洋子(連合赤軍の女帝と言われてた人です)をモデルにした人物で大体事件とか時代背景とかも史実に沿ってるんだけど、いっそ実名で書いちゃえば良かったのにさと思わなくもありません。あくまでもフィクションとして作りたかったのかな。
とにかくそんなんです。淡々と叙事詩として書いている感じで、山本直樹特有のあっさりした絵とマッチして悲壮感漂いまくりですが前提知識が無いと読んでも一寸分かり辛いかもということで★3つでございます。チューボーですよなら満点。
投稿元:
レビューを見る
同じく全共闘の運動も
「勝利をめざしてた」のですね。
そりゃ勝つためならなんでも
するだろうし、味方に引き込むために
嘘でもなんでもつくだろうし、
少々周りに迷惑かけても仕方ない、って
なるだろうな・・・。
「勝負から降りたら負けだから」
ダイナマ○トとか猟銃とか物騒なものも
出てくるなぁ・・・。
そういう時代だったのでしょうけど。
投稿元:
レビューを見る
じっくり読みたい。
3巻以降の展開でエログロ狂気へと向かうのか。
じっくり読んでから再評価。
投稿元:
レビューを見る
自壊へと向けて少しずつ追い詰められていく連合赤軍の群像。
特定の登場人物に、常に死亡順を意味する数字が伴われている。
登場人物が多いうえに、史実とは異なる名前なので覚えにくく、ちょっとこんがらがる。
いかめしい顔してゲリラ活動を画策する姿と、軽口を叩くあどけない学生らしさとのギャップがなんか悲しい。
内部粛清の嵐を、エログロナンセンスを得意とする山本直樹がどうやって描写するのかおっかな楽しみ。
投稿元:
レビューを見る
物心付いたときからどうしても気になって仕方のない事件。
この件に関しては黙っていられないのです。
なんでだろ。
山本節はこれからかな?
まだ一巻だしね。
投稿元:
レビューを見る
レンタル。
連合赤軍の人たちってどこへ行っちゃったんだろう?
けして、ここに出てくる20人ほどの話じゃなくて。何千人という
デモとかがあったんでしょう?
今は昔、とラッパズボンを笑うように、活動を思い出して苦笑したり
してるんだろうか?
「20世紀少年」で描かれている日本を懐かしむ人たちは、このレッドを
読んでどう思うんだろう?同じようにあの頃は良かったと、微笑んで
思い出せるんだろうか。
この作品に描かれる暴走、過熱して行く青年たちはけして特別な怪物では
なく、普通の人間だった。
だからこそ、その地に足のつかない闘争と理想はものすごく気持ち悪くて、
不気味。
かつて、そんな人たちがたくさんいたんだよね。日本にも。
そして本当は今もいるんだと思うのね。
投稿元:
レビューを見る
読むきっかけ・期待:山本直樹らしいセンセーショナルな題材。しかしエロなし!というのが衝撃的で。
感想:この段階ではまだあまり動いてないです。評価は最後まで読んでからにします。
この段階で既に、赤城さんと宮浦さんの対比が気になる。
投稿元:
レビューを見る
連合赤軍の話。山本直樹作品では珍しく、エロなし。
すごいけど、正直なにもわかってない。とにかく何回か読んで、あさま山荘についても知らないといけないようだ。
投稿元:
レビューを見る
2巻で挫折。
元ネタがわからないので…
↑わかれば多分死ぬ程面白いとおもう。
語り口的な試みとしては凄い、と思う。
漫研向け。