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漫画家志望でオタクで半引き籠もりの二十九歳ニート青年が出会った、死んだことに気付かない人間を説得する死神の男。孫娘の前で崩壊する女性や花嫁の傍らでちゃんと死ぬ花婿。とぼけた死神がペラペラと語るドライさや軽薄にならない軽快さ、テンポの良さに引き込まれた。メタ的なエピローグはない方が良かったなあ…。
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献本で読んだ本です。
こんないい作品に巡り合わなかった自分が不幸と思えるほどです。
まず、タイトルが良いです。「ここで」があることで物語が始まる予感がします。カバー挿画が印象に残ります。この二つで献本申し込みました。是非本屋で手に取ってください。
軽ーいノリの死神と暗い引きこもりの漫画を描かない事象漫画家のやりとりがテンポよく進むので、あっという間に読み終えてしまいます。
でも生きることについては考えさせられる本だと思いました。奥が深い。
続きがあるようなので、読むつもり。
一番大切なことを、いつも後も後回しにし続ける人にはぜひ読んでほしい本です。
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ラストが意外や意外!
内容も、たった2日間の話なのにすごく濃厚だった。
続きも買ったので、楽しみに読みます!
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主人公がまさに今の自分で、読みながら尻を叩かれているようだった。
明日から、明日やろう、
そう思っていて、死ぬ時が明日かもしれない。
ふと焦りを感じた。
死生観が自分の考えているものと似ていて、
読んでいてボロボロ泣けてしまった。
怖い、悲しい、ではないんだけど。
死神の妙に明るい口調がテーマを重くし過ぎず中和してくれて読みやすかった。
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キャラ設定が分かりやすくていいですね。脳噛ネウロをちょっと想起。量が多いけどガブガブ読める文章でした。大きな仕掛けもありそれがシリーズ次作ではどう展開されてるのか楽しみ。
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面白かった。
死神が変に同情的でもなく、いい具合にドライで、そのドライさが作品をピリッとさせてたとおもう。主人公の最後は想像できたけど、続きも読みたい!のに図書館にない。。。
2019.3.8
40
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文章も軽快でとても読みやすい。途中でオチが読めたけど、さらにもうひとつあったので「やられた」と思った。
死神が人間に対して吐く言葉が刺さります。人生楽しまなきゃな、と改めて思いました。
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初読みの作家さん、そしてまた一気読み!結構面白かったです☆
死神はものすごい美形で、アシスタントになる主人公はいじめられっ子のオタニートというベタな設定ながらも、最後にホホォ…となります。
好き嫌いが分かれるかもしれませんがわたしはわりと好きです。
死神の言いたい放題発言は結構的を射てるなぁと。深夜枠でドラマ化されそうです。お決まりの脳内再生は、イケメン死神は吉沢亮さん、ブサオタニートは芸人の今野浩さんでした。
続編も読んでみたいかも☆
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もしやと思って読んでたけど、後半までそんな雰囲気なかったので違ったと思ってた。
新郎の話は読んでて悲しかった。
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人間として生きる意味と覚悟を改めて認識させるところあり、ハートウォーミングなところもあり、で凄くおもしろかった。
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読みやすい文章で、小説が苦手な人でも面白く読めると思う。
仕事にせよ恋愛にせよ、何か一つでも「本気出すのはまた今度…」と思っていることがある人には刺さる言葉が多々あり!ラストは読み手によっていろんな解釈ができると思うけれど、私は全部が創作上の話でしたよというオチではなく、実際に主人公の身に起こった出来事で(記憶は消されているかもしれないけれど)、気まぐれな死神にボーナスでもらった人生を漫画家になって必死に生き抜いたのだったら良いなと思った。
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とても読みやすい文章で、分かりやすく面白いです。
導入の仕方は、主人公になる梶くんの語り口調で、感情移入しやすく、主人公が「典型的なオタク像」そののの人物だと把握しやすいけれど、ちょっとくどい。
短編が3つほど重なり、大きな物語を構成するような形になって、その起承転結さはとてもスムーズ。
【死】や【人との関わり】に関して、
『死神』というファンタジーな登場人物を置くことによって、自分が考えている以上に多角的に考えることができます。
典型的なオタクで、死に関して、人との関わりについて、そっぽを向いていた梶くんが、
死神と行動することにより「人間らしさ」「人間らしい思考」「人間らしい行動」を取るようになるところに、物語として、読者に訴えたい部分を感じることもできます。
ここからネタバレ含みます。
どんなに鈍感な人でも、最後の物語が始まった時に、梶くんの状態に気付きます。
もし梶くんが起きたその朝の状態が、伏線なのだとしたら、伏線が分かりやすすぎますね。
写真を撮った時に、2人ともピンボケする、という部分があまりに予定調和で「え!そんな!」とはなりません。
そして実際に梶くんの命が途切れるシーンでは、死神が少し梶くんに対して優しさを見せます。
途中途中の短編になる物語の中で、少しずつ死神が優しさを見せていたならば『実は優しい死神で…』という物語もありだけど、
とことん死神は死神として行動していたのだから、最後の梶くんに見せる優しさは、余分だったように思います。
送信したかしてないか、は読者に想像させた方がスマートだったな。
そして、最後の『実はマンガ落ち』が蛇足に感じました。
描いてる漫画が本当は梶くんの過去の話で…と展開されるならまだ良しだけど、そうでもないし、
そのくせ、それまでの出来事はマンガの中だったのに、死神の風貌に似ている人物を登場させるし…
漫画家梶さん、の描いた漫画が、シリーズの何か重要なところになるなら、最後も蛇足ではないのだろうけど、さて、今後のシリーズにどう続くのかな?
という私の感想でしたが、文章がまずいわけでもなく、読みにくいわけでもなく、題材は面白いので、シリーズを読むのが楽しみです。
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イケメン死神の余見透が活躍するシリーズ第1弾。
死神というと、死の直前に迎えに来るというパターンが一般的だが、本作では死んだことに気づかない人に「死」を認めさせるという従来の死神観からは隔絶されている。
死を認識できない死体が生きていた時の惰性で勝手に動いたりと設定は突拍子もなく、さらに死神自体も毒舌キャラなので、全体としては何となく軽い感じが否めないが、時々考えさえられる場面に出くわす。そのテーマが意外と重く、刺さってきて思わずそうだよなと改めて考えてしまう。
軽く読めるけれど、意外と奥の深い作品という気もする。
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表紙に惹かれて手にとりました。
死神の軽さにテンポよく読めた。個人的には最後がちょっと拍子抜けでした
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いずれくる死の前に、生を全うする生き方をする。
内容はラノベっぽくソフトで時折笑える描写もあるけど、伝ったのはそれで。
すんなりと物語に入っていける読みやすさがありました。
近頃重い作品が多かったから、たまにはこういうのもよかった。
終わりくらいに2人のイラストが挿入されているけど。
確かにこれは死神顔だわ(笑)